2017.05.12 総評 追記
あまりに期待外れ過ぎてレビューしないつもりでしたが、使用場所によっては意外に使える事に気付きレビューする事にしました。
そもそも最初にネットサーフィン(死語)中に本品を見かけ、紹介ビデオで洗車が楽しそうだったので購入してみたのですが....
実際に使ってみると「ジェット水流」とは名ばかりで、霧吹きの水量(”勢い”では無くあくまで”量”)が多い版といった程度で、車に吹きかけてもとても泡を吹き飛ばすなんて勢いはありません。
せいぜいボディを湿らす事には使えますが、すぐに勢いが無くなってくるのでその度にポンピングしてやらなくてはならず、とても車全体を洗うどころか湿らす事にも使えたもんではありませんでした。
これでは泡洗浄でもとても全体は無理なので、局所的にタイヤ洗浄を行うべく少量(洗剤と水を合わせて300ml位)を入れて試してみる事にしました。
するとボッボッボッと少し泡が出ては空気も一緒に出てしまい、全然タイヤに泡をかけられません。どうやら水量が少ないせいで本体を傾けた時に中のチューブが水の中に浸からずすぐに空気が抜けてしまっているようです。
水をもっと入れてやれば連続して出てくるでしょうが、タイヤだけ洗うのにどんだけ洗剤と水を無駄にしなくてはならないのかと思ったら、使う気になれませんでした。
という経緯で、全く目的を果たせず悶々としていたのですが、ちょうどお風呂が汚れてきていたのでお風呂掃除に使ってみるとこれがいい感じで使えそうなのでした。
詳細は後ほど書きますので、まずは外観から見ていていただきます。
【外 観】
内容物は本体、説明書の他、ノズルなどのパーツが別袋に入っています。
左が水用、右が泡用ノズルになります。
先に赤いプラグを本体に取付けてから、ノズルを取り付けます。
ノズルの先端を締めたり、緩めたりする事で噴射が広がったり細めたり出来るのですが、一番細めても大した勢いで噴射する事が出来ません。
泡用ノズルの方はノズルの先を緩める事で泡の噴射角を変えられます。泡は水平に広がって噴出されるので、縦方向や横方向など洗う場所によって角度を変えると良いでしょう。
上面にあるバルブは「リリースバルブ」で、使用後にまだ水などが残っていてそのままにしておく場合には、かならず「リリースバルブ」を上方に引っ張り圧力を抜いて(空気を入れる)やります。
面白いのが、ポンプの上端の黄色い部分がキャップになっており、中にスペアパーツが入っています。
よく見るとグリップ上部の黄色い部分も外れそうなので引っ張ってみると
こちらには何も入っていませんでした(^^;
泡はきめ細かで面白いんですけどねぇ....
使い方は見れば分かると思いますが、タンクに水を入れスプレーヘッドを取り付けたら
ピストンを上下させ加圧します。
ある程度硬くなったら、レバー上部の噴射ボタンを押すと噴射します。
加圧時は内部にかなりの圧力がかかっているので落としたり等の強い刺激を与えないように気を付けなくてはなりません。
そして最初の話に戻り、水では大した勢いが無くどうしようもなかったのですが、お風呂を洗うべく風呂用洗剤を10倍程度に希釈し噴射してみるときめ細やかな泡が噴射され、浴槽内に噴射するとしばらく泡が留まります。
普段使用しているスプレー泡式洗剤では、すぐに泡が垂れてしまい急いでスポンジなどで擦ってやらなくてはなかったのが、同じ洗剤(液)を使っているのにウソのようです(*_*)
上はまず左側に吹きかけた後、右側にいつもの泡スプレーをしてから撮影したのですが、雲泥の差です。
洗剤液の使用量も今回は 10倍程度に希釈しているので、洗剤液使用量も抑えられます。
泡をお風呂全体に吹きかけるのに何回かピストン動作をさせなくてはならないのは車を洗っている時と一緒ですが、お風呂の場合は浴槽と洗い場など場所毎に洗っては流す事を繰り返すのであまり気になりません。
なにより泡を流すのにシャワーがあるので、効率よく洗えます。
そしてタンク内の液体が少なくなると泡の出が悪くなってしまったので、今回は残った洗剤はタンクからスポンジに含ませつつ出して使い切りました。
後から思ったのですが、お風呂をよく洗う家庭なら常にしっかり泡が出る分の洗浄剤をタンク内に貯めておく事でいつでも泡の出が良く無駄なく使えますね。
製品の紹介動画や外箱を見ると如何にも水流の勢いが強く車の洗浄に泡洗浄と併せ良さそうな感じですが、考えてみれば泡洗浄後に水を流すとなるとタンク内を洗浄した後に水を入れねばならず、とても本品一台で車を洗うなんて出来ませんね(--;;;
うちでは基本的に風呂洗いに使い、今後網戸や玄関床タイルなどいろいろ泡洗浄を試してみたいと思います。
評価としてはポンピングの面倒臭さや過剰な宣伝文句で下げましたが、とにかく泡洗浄の泡の出が楽しく普段清掃嫌いな私や息子もつい掃除したくなります(^^;
2017.05.12 追記
前回使用したクリーナーは「ウルトラオレンジクリーナー」というモノで
奥さんが買ってきた時は 1,000円位したらしい。
いくら 10倍程度に希釈して使用していても、元が高ければお得度が低い。
という事で、もっと安いのを買ってきた。
前回浴槽と洗い場の一部を掃除しましたが、今までしっかり洗い場を洗っていなかった為床の黒ずみや壁にもカビっぽい汚れが目立っていたため、お風呂内全体をキレイにする事にしました。
前回は 10倍希釈しましたが、今回は容器に上記洗剤を全て入れ水 1.150mlを合わせタンク最大容量の 1,500mlにしました。
ところが今回は前回ほど泡立たず前回の特別感があまり感じられませんでした....
まぁ本来希釈せずにそのまま使うモノなので、ScrubbingBubblesでも薄めず使えばアワアワになったのだと思うけどちょっとなぁ...洗剤によって結構違うんでしょうね。
そして一回ポンピングで溜めた分を吹きつけられる面は 1㎡くらいでした。
前回お風呂洗い時は場所場所毎に洗うので気にならないと書きましたが、今回の様にお風呂内全体をアワアワにしたいなんて時は辛いですね。
汚れ落ちについては書いていませんでしたが、キメ細かな泡になったからといって元のスプレーで清掃していた時よりキレイに落ちる事はありませんでした。
ただキメ細かな泡になり清掃したい面に留まり続けている時間が長いので、気分よく掃除できます(^^
そして「ウルトラオレンジクリーナー」は値段も高めでプロ推奨と書かれていますが、言うほど汚れ落ちは良いわけではなく、一般的な風呂用洗剤とあまり変わりません。
これの前までは「アビリティークリーン」という洗剤を使っていて汚れ落ちが大変良かったのですが、近所でどこにも置いているところが無くなり仕方なく洗剤を変えたのでした(奥さんが)。
そんな事も知らなかった私が今回ネットで探すと「アビリティークリーン」は普通に売られています。値段も「ウルトラオレンジクリーナー」と同じくらいです。
実は今回壁などの軽い黒ずみは消えたものの床の黒ずみが消えずモヤモヤしており、「アビリティークリーン」でリベンジしてみたいと思います。
価格は ScrubbingBubblesよりも高くなってしまいますが、床の黒ずみが消えるのならば精神衛生的にも物理衛生的にも無問題です。
何かフォームジェットのレビューからズレてきている気もしますが、燃えてきました(^^;
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購入金額
3,038円
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購入日
2017年04月07日
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購入場所
webby mono
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