(製品画像は記事の終わりに連貼りされています)
こちらの製品は、アマゾンでは2022年10月17日に発売されたばかりのEarFun社最新作です。
EarFunのホームページでは先行発売してました。
メーカーホームページ記載の本製品特徴をまとめると
・7㎜複合膜ダイナミックドライバー搭載
・Bluetooth5.2による安定かつ省電力な接続(通信距離15m)
・片耳での使用も可能
・通話時のノイズキャンセリング機能で、周囲ノイズを80%低減しつつ、人の声は85%強化する
・フル充電で7時間の使用が可能(10分間の充電で最大2時間再生可能)
・充電ケースも利用すれば最大30時間の再生が可能。
・ワイヤレス充電対応
・低遅延モード(ゲームモード)搭載で動画視聴時やゲームプレイ時の音声ずれを低減
・専用アプリによるイコライザーでの音声カスタマイズやボタン操作のカスタマイズも可能
・IPx7の防水機能
といったところになります。
けっこうな盛沢山。
ちなみにIPx7の防水とは「水面下・15㎝~1m、30分間」という条件で、「規程の圧力、時間で水中に沒しても水が浸入しない」という能力ですので、水中使用を想定していない製品としては、ほぼ完全防水な感じです。
箱の中に入っている付属品等は
・本体と充電ケース
・取扱説明書
・充電用USB-Cケーブル
・掃除用綿棒
・イヤーピース2種
・保証内容説明
・専用アプリ案内
以上です。
なかでもイヤーピースは2種類の形状が付いています。
形状やサイズの違いで、ヘッドフォン本体に装着されているものも含めると全部で7種類ものイヤーピースが付属しています。
これなら自分の耳にあったものが見つけやすそうです。
インナーイヤータイプのヘッドフォンは、耳への密着度合いで音質が劇的に変わりますので、多岐にわたる選択肢があるのはありがたいですね。装着可能であれば別のヘッドフォンのイヤーピースを試してもいいと思います。
補償内容は、「30日間無条件返金保証」と「18か月間無償交換保証」というEarFun標準仕様。
ケースの丸みはそれほど強くないので、うっかり落とす心配もなさそうです。
専用アプリの性能も、初期に比べて向上しています。
イコライザー機能に関しては、以前は5段階くらいにしか設定できなかったように記憶しているのですが、こちらはプラス10からマイナス10まで、全部で20段階に設定できるようになっています。
それに各ボタン操作のカスタマイズができるようになっているのも便利です。
タッチ式の操作も反応良好で快適です。
では音質のお話を。
ヘッドフォンレビューの記事では毎回書いてはおりますが、各ヘッドフォンの音質比較のため当ブログでは毎回同じ再生環境で音質比較を行っております。
レビュー対象ヘッドフォンをスマホに接続し、ロック、へヴィ・メタル、ポップス、クラシック、ジャズ、ボサノバ、歌謡曲、落語などを試聴して聴き比べております。
その上で判断した本機の音質は「元音源の低音と高音にメリハリを付けており、そのままだと高音にほんのりシャリ感が出ている」音でした。
なので、シャリ系が苦手な人はアウトかというと、専用アプリで音質を調整するとシャリ音も抑制できるので、必ずしもそういう訳ではありません。
「とにかくシャリはダメ」という方には向いていないでしょうが…。
逆にもっとシャリ音を効かせたい人やドンシャリ系が好きな人も、アプリで調節すればお好みの音像に近づけられるのではないかと思います。
ただし、あくまでもアプリと本機の性能限界までということではありますので、本格的にドンシャリ好きな人はそれ専門機の方がよさそうです。
とはいえ、普通に音楽と通話を楽しむのであれば問題のない一般向けだと思います。
イコライザーでいじれるようになると、音像の個性でヘッドフォンを判断する意味合いが少し薄れますね。
その他、左右および高低の音の分離感も申し分なしですし、空間内の音の広がりも十分再現できていると思います。
EarFun製品では他に愛用しているものもありますが、アプリで細かくイコライザー調節できますので、音楽再生時のアクティブノイズキャンセリングは必要ない方であれば、防水性能も高い本品は十分検討対象に値するでしょう。
-
購入金額
5,990円
-
購入日
2022年10月頃
-
購入場所
EarFun公式サイト
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。