ラック型サーバ用の19インチラックです。
購入するまでどんなものか分からず、自分に扱えるか不安だったのですが、当たり前だけど普通にサーバラックでした。
僕はネットワーク業務の経験が無いのでラックサーバを今まで触ったことが無かったのですが、クリエイティブ案件の一環で、とある大型データセンターに入ったことは何度かあります。
そこにズラーっと並ぶラックサーバがカッコイイんですよ。圧巻の景観ですね。
小さいとはいえ、そんな憧れのラックサーバを所有するというのは感極まるものがあります。
DELL から販売され、DELL のロゴが貼られていますが、販売されているだけで、中身というか正体は「APC NETSHELTER SX 24U」と同じだと思います。
24Uサイズにしたので、身長よりも低く、迫力には欠けるのですが中に入れるサーバの台数を考えるとこれくらいでも使いきれるか不安なサイズです。
クリエイティブのアイデア次第ではサービスを連発してサーバを増大! みたいな未来になるんでしょうけど。
強固なハンドルと鍵が付いています。
中は意外に広く、大型犬の犬小屋のようなイメージ。
謎の小袋。パーツがいっぱい入っていました。
最初から付いてるものなのか、運送業者(組み立て含む)がつけていったのか、よく分からず。
背面扉の下には、コードを通すための口が大きく取られています。
扉はメッシュになっています。通気性が良いだけでなく、LEDインジケータの光もよく見えるのでアラートも見やすいです。
サイドも開くことができます。メンテナンスに便利なんですが、ここが開閉可能なことを忘れがちなので、大抵前後からもぐりこんで作業しますね。
丈夫にもケーブル穴があります。
上にモニタとか置いて使用できるってことですかね。
取り付けレールはラックサーバ本体の方に付属していたものを使用。
こんだけ伸びるのに、サーバ本体の重みに耐えられる仕様設計すごい。
この技術で、男の子の夢の伸縮剣とか作れるんじゃないのか。
もしくは強度と可動域が必要な2足歩行の脚部にも活かせるくらいなんじゃないのか。
サーバ本体を設置したところ。
背面がけっこう空くので、ルータとかハブとかのネットワーク機器を設置できます。
ケーブルが増えてくるとごちゃごちゃしてくるので、大事に綺麗に使っていきたいですね。
外面より内面
ただの黒い箱型の容れ物で、当然物理的機能も収納性能しかないので、デザイン面で優位性があるところはありません。普通に直方体。
必要な機能は耐震性とセキュリティになると思うのですが、物理鍵によるロックのみでデザイン設計としては特徴の無い、シンプルなラックです。この製品である必要性は無く、他社競合品と同じといえます。
しかし品質は良く、成人男性でも汗をかく重量のサーバを運搬できるキャスターは、ひっかりもなく快適だし、オプションのスタビライザーを設置することで移動しにくくすることもできます。
パネル内部にはケーブルホルダーと見られる空洞や留め具なども見受けられ、現場の使用環境に適した設計がされたんだなという印象を受けます。
メンテが楽でシンプル
あらゆる方向からアクセスできるメンテナンスハッチが各方向にありつつ、セキュリティも考えられており、使い勝手が良いです。
ケーブルが増えてくると接触せずに内部まで手を届かせるのが困難になるのですが、フレーム以外は簡単にオープンできるのでやりやすいです。
レールによってサーバ本体を引き出せるため、パーツ拡張時や交換にも便利で、タワー型のサーバを持つのではなくラック型に移行した方が良いと、改めて考えさせられました。
利便性の高い設計と剛性
WEB で調べると市場では 40万円くらいの価格がほとんどだったので手が出せなかったですが、メーカーに問い合わせると 10万円くらいで逆にびっくりしました。
相場を知らない買い物は怖いですね。
品物自体には「普通の棚」ではなくメンテナンスしやすい仕組みがちゃんとあり、機能性があるので10万円というメーカー価格は相応しいと思います。
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購入金額
133,727円
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購入日
2022年08月12日
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購入場所
DELL
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