DALFRED ダルフレッド。シンプルなバーカウンター用のスツールです。

以前はガス昇降機能付きの同価格帯の物を使用していたのですが、放置しておくとだんだんと座面の位置が上がるようになってきておりカッコ悪いので、面倒な調整のいらないガス昇降機能付きの無いスツールを探していました。

こういう格安のカウンターチェアを使っていたのですが、ガス昇降機構が劣化するのか、座ってないとシートの位置がだんだんと上がってくるのです。
あと、座面が座りやすいようにしるためか立体的な形状をしているのですが、いざ使ってみると物を一時的に置けなかったりで意外に使い勝手が悪かったです。

今回購入した、この IKEA の DALFRED「ダルフレッド」スツールは座面をくるくると回転させることにより、ネジ模様の入ったパイプが昇降するという単純な仕掛けで座面の高さ変更が可能です。オフィスチェアのようにガスの方が楽という人もいると思うのですが、強度と費用対効果を考えるとガス必要ないんですよね。そんなに頻繁に高さを変える人いないし。なので、がっしりとシンプルに壊れにくい、なんなら人が上に乗って踏み台としても使用できそうな椅子が欲しかったのです。

IKEA 店舗まで車で行って買って帰りましたが、箱も大きくなく重くもなく、良い感じに持って帰れました。買ったのは２脚なので、箱は２つです。

バーチ無垢材にブラックのアクリル塗装したものに、スチールの支柱という構成。

木材の部分は質感が感じられ、アーバンな中にも柔らかく温かみのあるような素材です。手や身体によく触れる部分でもあるので、冷たく無機質な感じがしないのは人間の暮らす空間を邪魔しないですね。

相変わらず IKEA のネジ部品はどれがどれだか分かりづらいです。せめて記号を袋に書いて欲しい。
そしてデザインでいくらでも解決方法があるだろうとは思う。

IKEA の家具は重心だけ気を付けていけば組み上げた後にガタつくというのが無いので良いですね。

この丸いパイプを取り付けることで安定するのも良い構造。座っても大丈夫という安心感があります。

オフィスチェアだと安定させるために脚部を広く展開するため場所をとるのですが、この手の形のスツールは狭い場所に置けるという利点があります。

このパイプはフットレストにもなり、姿勢よく座ることができます。

このスツールの脚部底面は木材丸出しだったので、フローリング床を傷つけないようにフェルトシーツを貼りました。絶対みんなやってると思うけど、デフォルトにして設計時のデザインに含めないのって意地でもあるんですかね？

ちなみに、ネジ穴が１つ開いてなくてびっくりしました。工場の働き手がランチに出かけたくて焦って忘れたとかですかね。品質保証係はちゃんと仕事をしろと思う。まぁ木材なんでネジを突っ込めば簡単に穴が開くから良いけど。

家具をブラックにしている人はもちろん、直線的で幾何学的な形の組み合わせなので男性の部屋にも似合います。椅子としてではなく、スタンドとして使ってもカッコイイ。

シートは水平で、お尻が窮屈でもないようなちょうど良いサイズ感。座ってもギシギシ音が鳴る部分が無いのも魅力。この手の椅子はお尻が痛くならないのかと思う人も多いですが、木材なので公園のベンチに座ってるような感じです。気になる人はクッション置いても良いかもですが、クッションが滑って安定しないと思うので別の椅子を買う方が良いですね。

部屋に邪魔にならないような存在感で、ちょっとした時に腰を下ろすというライフスタイルにはベストマッチな椅子です。