以前は、暑いときに飲む清涼感が好きで、結構炭酸飲料を飲んでいたのだが、最近はめっきり飲まなくなった。
有糖のものは、元々エナメル質の質が良くない歯にも、代謝が落ちた体にも良いことなさそうだし、最近の研究では、シュガーレスでもその甘みで体が騙されて、インスリンの分泌が促され、肥満が進行するという話もある。
そんなわけで「清涼飲料水」としての炭酸飲料は、今では年に1回飲むかどうかくらいなのだが、「炭酸」には別の使い方もある。
それはソーダ割り。
ウイスキーを割っても良いし、梅酒
などを割ってもさわやかでおいしい。
ただ、ウイスキーは元の酒が濃いため、そして梅酒など果実酒は甘いため、500mLのペットボトルのソーダであっても、ひとりでは1日で使い切らない。
自分的には、だいたい2日かかる感じ。
でも、通常のスクリューキャップだと、半分ほど残したペットボトルから、結構炭酸が抜けてしまって、2日目は「多少ピリッとする水」程度になってしまう。
これを改善してくれるかもしれないものを、酒販売専門店で見つけたので試してみることにした。
「ソーダフレッシュ」というもので、ペットボトルのキャップに換えて使う。上部にはスポイトの上部のように「ゴム玉(正確にはゴム素材ではなくエストラマー素材)」がついており、これを何度か押すことでボトル内に圧力をかけることが出来る。
炭酸飲料は製造時加圧して炭酸を溶かし込んであり、キャップを開けるときプシュッというのはボトル内の高い圧力が抜けて大気圧になるため。
これを再び製造時のように高圧状態に戻して、飲料からのそれ以上の炭酸の抜けを防ぐのが、この「ソーダフレッシュ」。
キャップの代わりにねじ込んで、玉を何度か押して加圧。開けるときには矢印部分を押す。
使いかけの炭酸飲料が入ったペットボトルのキャップに換えて、この「ソーダフレッシュ」をねじ込み、何度かゴム玉を押す。抵抗が強くなったあたりで止めて保存。使うときはストッパーを押すと、ゴム玉部分がパチンと開いて、キャップを取らずにそのまま注ぐことも可能。
使ってみると、500mLのペットボトルの半分くらいまでだったら、1日は炭酸感が確実に保つ。
まる一日後。まだまだ炭酸効いてる(半分以上残っていたので加圧が効いていた)
一方、底に50mL程度しか残っていないと、結構抜ける。
要はボトル内の空間に炭酸が抜けていくのを加圧で抑え込むわけだが、加圧機構がゴム玉をプシュプシュして人力加圧するだけなので、空間が大きいと圧力がかかりきらない感じ。
なので、ペットボトル対応容量は1.5Lまでとはなっているけれど、底に100mL程しか残っていない1.5Lボトルを炭酸抜けないようにするのは、結構難しそう(疲れそう)。
また、「今飲料に残っている炭酸」をそれ以上抜けづらくするだけなので、たとえば1.5Lのペットボトルで何度も注いで、その頻回の液の移動で元々炭酸が抜け気味になったような状態の飲料に「炭酸を追加する」ものではない。つまり、「炭酸水メーカー」のように「抜けた炭酸の復活」には使えるわけではない。
これは500mLの炭酸水(炭酸飲料)を、2日に分けて使うくらいの感じがちょうどいいのかも。
あと、頭に結構大きな「ゴム玉」がつくので、冷蔵庫の構造次第ではドアポケットに入らなくなるので、そこも注意が必要←入れる場所に困る可能性あり。
ただ収納場所さえ確保できれば、翌日までソーダ感を保つのに、結構「使える」ツールだと思います。
【仕様】
材質:ポリアセタール(キャップ)、エストラマー(ポンプ)
耐熱温度:60度
製品サイズ:W4.5 x H7.2 x D5cm
製品重量:30.5g
適応:炭酸飲料用ペットボトル(500mL~1.5L)
色:ブルー
ポンプの大きさやパッキン部分の造りから言うと、500mL専用かな
小さいゴム玉でプシュプシュしなければならないので、1.5Lボトルだと加圧しきるのは困難かな。
あと、ペットボトルの「背」が、5cm以上高くなるので、冷蔵庫の構造次第では保管が大変になる場合もあり。
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購入金額
748円
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購入日
2021年頃
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購入場所
YaMaYa
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