みなさんこんにちわ。 今回は『斜めドラム式洗濯乾燥機』です・・・もしかしてこの言い方は古い?かどうかの判断は皆様にお任せで。
以前使っていた洗濯機が17年(東芝AW-70DA)でいつ壊れてもおかしくありませんでしたので貯金を崩して購入しました。
購入するに当たり、家族から出された条件は
『①、日本製である』
『②、洗濯容量10kg以上』
の上記2点に加えて、俺の中で
『ヒートポンプ乾燥を採用していること』
をチョイスし、検討した結果
「パナソニック NA-VX700BL(左開き型)」としました。
今(2021年5月上旬)だと注文から納品まで1ヶ月近く待たなければいけませんが、俺が購入した2月下旬だと2~3週間待ちと比較的短かったです。
購入時の注意点
購入時の注意点は『設置できるか』が最大の注意点です。
我が家ではこれまで東芝AW-70DA(17年前の7kgモデル)を使っていました。このモデルは家電量販店でよく見かける「縦型の洗濯機」に分類されるものです。
サイズは”幅600mm × 奥行569mm × 高さ960mm”で茨城県のド田舎の一軒家なら間違いなく入るサイズとなっています。
しかし、今回のパナソニックNA-VX700BLのサイズは”幅600mm × 奥行722mm × 高さ1021mm”と奥行きだけ一気に大きくなっています。
パナソニック製斜めドラム洗濯機の購入を検討するなら『搬入口の幅』、設置場所の『奥行』と『高さ』は設置業者さんに来てもらい、絶対に確認してもらいましょう。
なお、我が家は「水栓の高さ」と「奥行」が合わないことが判明したので水道工事業者に防水パンの移設と水栓の交換と排水トラップの交換を依頼しました(全部で6万円ほどかかった・・・)。
動画で紹介されているパナソニック社員のコメントの中に『600mm幅が一つのキーポイントになっている(洗濯機を設置するドアの間口や防水パンが600mm幅)』とありますが、個人的には「幅が700mm越えても良いので奥行が600mm以内に収まるヒートポンプ乾燥モデル」も欲しいです。
余談ですが、東芝・シャープのヒートポンプ乾燥の採用モデルはパナソニックの物よりも更に数センチほど奥行が大きいので事前確認は必須です。
NA-VX700BLのスペック、及びヒートポンプ式乾燥を採用するライバル機種との違い(追記:2021年5月7日)
VX700BとVX300Bの主な違い
①、タオル専用コース、化繊60分コースの搭載
②、洗濯→乾燥時の消費電力量がVX700Bの方が30Wh小さい
③、風呂水用ポンプを搭載
④、ホワイト液晶操作パネルの搭載
我が家にとって、VX700Bも多機能すぎて使い切れていませんw
スマホ連携とかタッチパネルとか余計なモンは要らない。
でもこのご時世なので”ナノイーX”は絶対に欲しい!!ならVX700Bではなく『NA-SVX80B(パナソニック専門の街の電気屋さん専用モデル)』か『NA-VX85E8(エディオンとその系列会社専用モデル)』になると思います。
ぶっちゃけ・・・初めてのドラム式洗濯機ならVX300Bでも充分だと思います。
ヒートポンプ式乾燥を採用するライバル機種との違い
ヒートポンプ式乾燥を採用するモデルに限定すると
VX300B
VX800B(特殊モデルのSVX80B、VX85E8も含む)
東芝TW-127X9、TW117X9
シャープES-WS13
以上7機種がライバルとなると思われます。
ぶっちゃけ、ヒートポンプ式乾燥を採用するモデルは
「洗剤・柔軟剤の自動投入」
「スマホ連携」
「温水洗浄」
以上の3つの機能以外は備えていると思っていただいても構いません。
なので
『洗剤・柔軟剤の自動投入がないと話にならない!絶対にこの機能は必要!!』って人は
「パナソニック NA-VX800B」
「東芝 TW-127X9」
「シャープ ES-WS13」
という選択肢になると思います。
逆に
『余計な物は要らない。洗濯、洗濯~乾燥はちょっとでも早く終わる方が良い!』って人ならパナソニックなのかなと思います。
俺としては「あなたの家庭でその機能、本当に必要?」かどうかじっくり考えて欲しいです。
大きささえなんとかなれば満足できます!
17年間、頑張ってくれてありがとう、全自動洗濯機(東芝AW-70DA)
いらっしゃい、ドラム式洗濯乾燥機(パナソニックNA-VX700BL)
画像を見ていただくと分かるとおり、ドラム洗濯機は防水パンからだいぶはみ出します。
17年も経つと
「メンテナンスの方法の変化」「新しい機能がこれでもかと増えた」
ので未だに使いこなせていません。
メンテナンス、新しい機能の中で、役にたちそうなものを紹介したいと思います。
メンテナンス方法の変化
まず、メンテナンスする場所がもの凄く増えました。
①、窓パッキンの掃除
洗濯機、新しくなったんだし早速使ってみよう!!ということで昔の洗濯機で洗った物を洗ってみました。するとドア内部のパッキンが糸くずまみれになりました。
購入後1~2週間はこうなると思っておくべきです。
この糸くずの量に家族で『え~・・・・・・こんなに糸くずが出るのか。』となりました。
このまま放置するとかわいた糸くずのせいで脱衣所がホコリだらけになるのでとりあえず軽く拭いて下さい。 それにパッキンがカビる可能性もありますし。
見ての通り、従来型洗濯機よりも凄まじい量の糸くずが取ることができます。
なお、乾燥を使うともっと糸くずが増えます。
②、「乾燥フィルター(大)」「乾燥フィルター(小)」「排気口」「乾燥ダクト内」の掃除
乾燥を使う気が一切無い!!って人は月1回乾燥フィルター(大・小)を水洗いして適度に乾燥させておけばカビなくて良いのかなと。
逆に、乾燥機能をガッツリ使う人は乾燥させた後に
必ず
「乾燥フィルター(大・小)の糸くずを取ること」
「排気口と乾燥ダクトにホコリが貯まっていないか確認すること」
の2点を確認することは必須です。
これ、掃除せずにほっといたら乾かなくなるに決まってます・・・。
乾燥フィルターの掃除が面倒くさくなったら掃除機で軽く吸ってしまう方が楽かもしれません。
乾燥時の排気口も画像のように糸くずorホコリらしき物が貯まるので掃除機でサクッと吸い取ってあげるといいと思います。
*乾燥時の排気口の場所は以下の画像の赤丸で囲んだ場所ですので店で確認してみて下さい。
乾燥フィルターを掃除しないで使い続けると、フィルターだけでなく熱交換器・乾燥ダクトにもホコリが詰まってしまって、乾燥にかかる時間がかかります。そのため、必ず掃除しましょう。
詳しくはYoutubeを参照。
我が家では俺が毎週土曜日or日曜日にフィルターの水洗いは必ず行うようにしています。
あとは必要に応じて排気口のホコリ・糸くずらしき物を吸い取るようもしています。
③、排水フィルターの掃除
1週に1度or2週間に1度でいいのでゴミが引っかかっていないか確認することです。
ここも掃除をサボるとカビや悪臭の原因になるようなので注意が必要みたいです。
排水フィルターは右側足下(赤丸部分)です。
赤丸部分を開けるとこのように排水フィルターが出て来ます。
排水フィルターを取り出すと、こんな感じでゴミをキャッチしてくれている時もあります。その時は掃除して下さい。 毎週掃除しておけば間違いないのかなと思います。
*なお、俺は毎日ゴミをキャッチしていないか確認しています。
④、下水管からの匂いの逆流
日立製ドラム式洗濯機は「下水管からの匂いの逆流」の苦情が多いみたいです。
我が家のVX700Bも同様の問題がありました。
コレに関しては
『水道工事業者の施工不良(=排水トラップの水量不足)』
でした。
排水トラップの洗濯機も新しいのに下水の匂いがするなんてオカシイと思ったので排水トラップを見てみると「水量がやたらと少なかった」です。
なので自分で
排水トラップ掃除+排水トラップ内の水量を限界ギリギリまで増やしてみた
ところ、変な匂いが消えたので匂いに悩んでいる・匂いが気になって修理/点検を依頼したけど何も変わらない・・・そんな方は1度試してみることをお薦めします。
以前の洗濯機に無かった新しい機能(追記:2021年5月7日)
機能は色々あるのですが我が家が使うのは
「タオル専用コース」
「(すすぎ前)自動槽洗浄」
の2つの機能ですので紹介したいと思います。
①、タオル専用コース
バスタオル用にこのモードを使ってみました。
使い方は画像の通り。
『電源ON → 洗濯~乾燥ボタンを押す → コースボタンを何度も押してタオルに合わせる → スタート → 画面に表示された量の洗剤・柔軟剤を入れる(一時停止してゆっくり入れる方が良いです) 』
洗濯後に外で乾かすよりも、タオルモードで洗濯から乾燥まで済ます方がゴワゴワしてる感じがしませんので1度は使ってみて下さい。結構お気に入りのモードです。
②、(すすぎ前)自動槽洗浄
Youtubeのドラム式洗濯機の動画を見ていると「外槽前カバーの裏側」に糸くずが大量に貯まっている動画が割と多かったのでこのモードは常に使っています。
使い方は
『電源ONを押す → 洗濯 or 洗濯~乾燥ボタンを押す → お手入れボタンを連打し、自動槽洗浄が点灯したか確認 → スタート → ドアロックが点灯したら一時停止 → 電源OFFを押す』
このモードを使うと(使わない時と比較して)排水フィルターにホコリや糸くずがキャッチされますので割と役に立つモードなのかなと思います。
自動槽洗浄を使わない時は何もキャッチされない事が多いですが、使っているときはキャッチされます。・・・今は1つか2つですけど「塵も積もれば山となる!」のでだいぶ変わるのかなと思います。
洗濯時間を少しでもよく見せたいから「(すすぎ前)自動槽洗浄」を(デフォルトが)オフ設定にしてあるんでしょうけど・・・。
個人的には「(すすぎ前)自動槽洗浄」をデフォルトでオン設定にしておいて欲しかったです。良い機能だと思ったんですけどね・・・残念です。
一部ズボンの乾燥が苦手です(追記:2021年5月7日)
注意点は「乾燥機能(*ズボンに限る)」です。
シャツ類の乾燥は良いのですが、ズボンの乾燥が苦手なのかもしれません。
ハッキリ言うならば・・・ズボンの乾燥はダメです、落第です。
見ての通り結構シワだらけです。乾燥させた物をそのまま履いていくのは無理なレベルです。
*ジェット乾燥は使っていない、デフォルト設定のままで乾燥させたのが以下画像。
Gパンとかはどうなるか分かりません。
なお、これは大人3人分の洗濯物を「洗濯~乾燥モード」で洗濯&乾燥させたズボンです。
パナソニックの技術開発の皆様、だいぶ頑張って下さい。デフォ設定とは言え、コレはダメだと思います。
(追記:2021年6月12日)1年以上洗っていないこたつ布団&カバーを洗ってみた
1年以上洗っていないこたつ布団&カバーを何モードで洗えば良いのか分からないので水をガッツリ使う・・・ような気がする「パワフル滝」モード(洗剤:ジェルボール2個)で洗いました。
パワフル滝モードで洗濯にかかる時間は1時間です・・・画像は52分になっていますが気にしないで下さい。説明書を読んでみるとこたつ布団は「毛布」モードで洗濯する方が良かったのかもしれません。でも、済んでしまったものは仕方ないので次からは毛布モードで洗濯しようと思います。
次に、こたつ布団(及び毛布類)とこたつカバーの洗い方です。
①、説明書通りにたたんで入れる
②、洗濯キャップを入れる
③、洗う
以上です。 やることは簡単なんですが、洗濯キャップを入れる・外すのにちょっとコツ
がありますので説明書の熟読(15ページの赤と青で囲んだ部分)をお薦めします。
15ページを見ての通り、たたみ方が面倒です。
従来型の洗濯機だとそのままぶち込めば良いだけなんですが、斜めドラム型だと『丁寧にたたんで、洗濯キャップを入れて~』と結構手間がかかります。しかも洗濯キャップが入れにくいというオマケまで付いてきます。
洗い終わるとこんな感じになります。
洗濯キャップをしないとドアの溝に絡まりそうな雰囲気がしています。
洗濯キャップを取り出さないと中身が取り出せないので、家電量販店または街の電気屋さんで『洗濯キャップのはめ方・取り出し方』を事前に教えてもらった方が良いかもしれません。 春や秋になれば、聞いておいて良かった~となるやもしれませんよ。
こたつ布団とカバーを洗った結果がこのような感じです。
こたつ布団とカバーを同時に洗濯するのは・・・ちょっとダメかも。
カバーは綺麗になってるんですが、布団は塵がだいぶついたままになっています。
一応、参考にして下さい。
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購入金額
200,000円
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購入日
2021年02月頃
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購入場所
ケーズデンキ
jive9821さん
2021/05/04
850Wというのは良いですね。この辺りはヒートポンプのメリットでしょうか。
他社製だと1000Wを軽く超えてしまうものが多いので…。
Takahiroさん
2021/05/04
パナでも洗剤自動投入・温水洗浄がついてるVX800B/VX900B、SVX80B/VX85E8あたりは(温水洗浄使うと)約1200Wですからね・・・。本当に何を最も重視したいか難しい