仕事は内勤がほとんどなので、冬でも必ずしもネクタイ締めて行かなければならない職場ではないのは楽。しかし、さすがにポロシャツやTシャツなどで勤務できるわけではないので、華美でないYシャツのノータイ勤務が基本。
ただ、Yシャツといってもドレスシャツに近いようなデザイン性の高いものではなく、急な顧客対応時にはネクタイ締めれば外に行けるタイプのYシャツなので、首にカラー部分が密着するシェイプのため、襟の内側(カラーバンドと言うらしい)が汚れがち。
そしてカラーバンド部分の汚れはかなり落ちづらい。
これは襟専用の洗剤があったり、漂白剤をつけるなどの襟に特化した洗い方があったりするので、世の人が注目している部分でもあるみたい。
自分も専用洗剤までは買っていないが、洗濯前に洗剤を使い古した歯ブラシにつけてゴシゴシしてしばらく置いてから、洗濯機に放り込んでいる。
ただ、なかなかスッキリとは綺麗にならんのよ。
そんな悩みを抱えていたとき、家電店で見かけて、「家電大賞」に吊られて?購入したのがこちら...
“If you only knew the power of the dark side.”と言っているかどうかは知らない
フォースの暗黒面の使い手、Darth Vader卿。そのフォースのダークサイドで襟を黒く染め上げて皮脂汚れなど些細なものにしてしまう...ワケではなくて。
スポット汚れに特化した「機能特化型洗濯機」、COTON(コトン)。
しみ抜き系の叩き洗いや部分洗いと言った「全自動洗濯機に放り込む」だけでは不十分な部分を補う機能特化型洗濯機。
結構落ちる、との下馬評もあったので、Yシャツの襟をソコソコ時間かけてゴシゴシしたのち、洗い上がりでがっかりする生活から脱却できるなら...と購入してみた。
仕組みとしては、「自動叩き洗い装置」。洗剤はこの装置に仕込むのではなく、内部には水を入れ、あらかじめ洗剤を付けた洗濯物を、振動するヘッド部でボトルから染み出した水とともに「叩き洗い」する仕組み。染みを取るときは、擦り厳禁で汚れを叩き出す、というのが基本だが、電動なので、人間がやるより遥かに素早くかつ力の入れ具合も良い感じで「トントン」してくれる(速さから言うと「トントントントントントントントン」という感じだが)。
これ、ソースや血液のシミなどを取るにはかなりイイと思う。衣服の叩き具合やその速さは、(特に汚れた直後の)しみ抜きには適していると思う。
ただね。
元々の目的であるカラーバンド部分の汚れ落ちは、「歯ブラシ以上」が明確にわかるほどの違いはなかった。
その割に、毎回ヘッドとボトルを本体から引き出して⇒分解して⇒水入れて⇒組み立てて⇒使って⇒また外して⇒(残り水があるなら捨てて)乾燥させて...という準備と後片付け工程が結構あるので、1~2枚のYシャツを洗うためにそれをするのはめんどいというか。それらの準備片付けをやるなら、汚れ浮かせ作業自体は多少時間がかかっても歯ブラシゴシゴシの方が早いワケ。1回に10枚近く処理するならゴシゴシ>トントンの効率化の方が効いてくるのだと思うけど。
このCOTON、この暗黒卿柄以外のものも結構種類が出て展開されたようなのだけれど、2021年5月時点現在全て廃番。限定用途としては少々高すぎたかな、と。今は流通在庫がそこここで買えるが、元値からはかなり下がっている。その価格なら、「しみ抜き用」としては購入しても良いかな。
ただ、いずれにしても非常にニッチな製品です。
【仕様】
電源方式:乾電池式(単4形乾電池×3本)
外形寸法:幅46mm×奥行46mm×高さ176mm
質量:約200g(キャップ・電池除く)
付属品:たたきマット
うーん、わざわざ金出して買うほどでは....
プレゼントならウレシイかもしれないが。
購入価の価値はなかった。現在はこれを含めてCOTON全機種が廃番になっているようだが、やっぱりね、と言う感じ。
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購入金額
8,359円
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購入日
2017年09月30日
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購入場所
ケーズデンキ
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