ローランドの音源で使用できる拡張ボードです。通常番号のSRXと違い90番台(99~96)は期間限定のキャンペーンで配布された非売品で、使用できる機種が限られています。公式にはFantom-XシリーズとJUNO-Rにのみ対応となっていますが、SonicCellでも使用可能です(SonicCellに添付されるキャンペーンが行われていた形跡があります)。但し、SonicCell本体では動作しますが、SonicCell Editor/Librarianでは認識されません。
今回は箱説付きで入手しました。説明書にはバンクセレクトのLSBが24と書かれていますがこれは誤りで、正しくは97です(正誤表が付いていました)。MSBはほかのSRXと同じく93です。パッチのプリセットは12種類用意されています。ドラムキットはありません。
パッチのプリセットが12種類あるのに対して、波形データは14種類しかありません。そして、1つのパッチで4~8ボイス使用しています。エフェクトの違いでパッチが分かれているためですが、これがマルチティンバー(SonicCellのパフォーマンスモード)だと正しく動作しないため、同じ音色が並ぶという結果になります。シングル(SonicCellではパッチモード)で使用することで初めて本領を発揮します。マルチティンバーで全く本領を発揮しない音源としては、ほかにヤマハのEX5Rがありました。
基本パッチは1~3のみで、4~12はエフェクトの違いです。
- かすれた感じの音。
- 歪成分の多い角ばった感じの音。
- アタック感のあるクリーントーン。
- バリバリにディストーションをかけまくった2番の音。和音を鳴らすと音が割れる。
- かすれた感じ(1番の音)のディストーション。和音を鳴らすと音が割れる。
- ディストーションをかけまくった音。4番より明るい?
- ベロシティで音量が変わる以外は2番とほぼ同じ。
- 7番をデチューンしたような音。
- 7番より強弱が付きやすい音。
- 4番と比べて明るい音。やっぱり音割れしやすい。
- 9番より柔らかい音。
- 3番にエコー(ディレイ)を付けた音。
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購入金額
10,800円
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購入日
2020年07月26日
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購入場所
ヤフオク
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