Teramasterは中華人民共和国の広東省 深圳市に本社を置く、ストレージ専門会社で競合他社は、Synology・Qnapといった台湾企業になります。
現在外付けRAIDケースはUSB3.1gen2のラトックシステム、NASはSynologyのDS218playを主に使用していますが、最新のPCはThunderboltt3に対応していますのでいろいろ物色して比較的安価だった同機種を購入しました。
聞きなれないメーカーでしたが
Thunderbolt3接続ですので、どのくらいパフォーマンスが出るのか試しに2.5インチSSDをRAID0で組んでみました。
使用したのはCrusial MX500 1TBです(CT1000MX500SSD1)。少し時代遅れのSSDですが、安定性は良いのではないかと思い採用しました。次項でベンチマークを載せます。
SSD(HDD)の据え付けは簡単ですが、上のアタッチメントをしっかり押し込まないと認識しません(押し込めばパッチと音がします)曲者は上の写真のケース後面・右側の一番下の切り替えスイッチです。なんと同梱していた説明書きが間違っていたという思いもよらぬ事態で、SSDが認識しません。
返品しようかと思いましたが、とりあえずサポートにメール。最初日本語でしたが、意味が通じないので英語でのやり取りを数回実施。
マニュアル(正しい♪)を入手し、無事SSD認識。その後ジャンパースイッチでRAID0設定。
Thunderbolt3ポートは上が入力 下がデイジーチェーン出力で現在CFexpressカードリーダーを接続しています。
尚ケーブルはCable Matters(パッシブケーブル0.5m)*ケーブルによっては速度が制限。
この価格で実用性十分なケースです。
Thunderbolt3はApple Macに採用されてUSB3.1gen2をしのぐ理論転送速度40Gbpsです。
私が探していた時点ではwindowsに対応しており、HDD(SSD)x2のRAIDケースはなかなかありませんでした。NVMe M.2 SSDタイプはありますが、何せ高価ですが左程速度は速くなく、熱対策も心配でした。
アマチュアが使う機器ですので、ケースも安価で2.5インチSSDが使える事が前提でした。
まずはINTEL RAID(マザーオンボードRAID)を測定したのが以下のレビュー。
X99DeluxeⅡです。
【ベンチマーク】
SSDx2 RAID0では
READ:1065、WRITE:919MB/S(シーケンシャル) READ: 307, WRITE:351MB/S(ランダム)が参考値ですので80%程度のアクセス速度と考えられます。大きなデータはそこそこ高速で読み書きしていますので、SSDx2台では限界ですね。
ランダムがREAD,WRITEともに優秀です。
内蔵4台タイプも検討しましたが、まあ今後の課題です。
ちなみにデイジーチェーンは現在1デバイスで、PROGRADEのCFexpress カードリーダーをつなげていますので、そちらのベンチマークはそのレビューにさせていただきます。
最後にWD BLACK 1TBx4 HDDでRAID5を組んでいますので、マザーボードRAID(INTEL)が理論値に対してどうなのかをWD BLACKのレビューでも書きます。
-
購入金額
29,999円
-
購入日
2020年07月22日
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。