何しろ基幹のネットワークスイッチですので、これが止まってしまうとかなりの不都合があります。

異音の時点では我慢して使っていたのですが、ファンが止まってしまった時点でさすがに使い続けるのは危険ということで、一部のケーブルを諦めて以前使っていた16ポートの別製品を急遽引っ張り出して使っていました。

そのため、このファンが届いた時点ですぐに修理に取りかかったわけです。かなり急いでいましたので作業中の写真を用意できませんでした。

こちらは別のネットワークスイッチの基板写真ですが、冷却ファンの形状や電源コネクターの形状は全く同じなのでこちらをご確認ください。

今回用意したファンに装着されている電源コネクターはこちらよりも一回り小さいのですが、ピンの太さには互換性があったため、本体基板側のピンを少し内側に曲げることでそのまま装着可能でした。

交換すると、無事ファンは動作してくれたのですが、思わぬ問題がありました。それは新しいファンの騒音が予想以上に大きかったということです。

回転数が元よりも上がったことに加え、ファンそのものの静音性能もあまり高くなかったようなのです。結果的に元のファンが異音を立て始めた頃と大差ない騒音レベルとなってしまい、動作こそ安定したものの家族からはかなり不評となってしまいました。

結果的に、数日はこの状態で使い続けたものの、私自身も騒音がかなり気になりましたので、結局は新たな対策を施すことになります。それにつきましては、また次の機会にでも…。