今回はNoctua NH-U12A です。
Dell Vostro 200 → Dell Optiplex 7010 MT と引っ越したサイズの白虎ですが、今度のマザーではアイドル時1000rpm となってしまいました。
これは温度が下げきれないのではなく、このマザーの特性のようです。
Vostro のアイドル600rpm からするとやはり五月蝿・・・そうでもないな。むき出しだったしな。
ちゃんと側板も閉まるようになった分静かですし。
などと安心しているところにSilencio S600 という刺客が。
マザー載せたら言うんですよ。なんだよこのCPUの上のスカスカ加減は。ちょっとS600 なめてんすか。Noctuaブッ込みたいんじゃないんですか。そのための幅広ケースじゃないんすかと。
特攻”ブッこ”んでやんヨ!!!(給付金
ひたすらオーバースペック
Intel LGA1200, LGA1150, LGA1151, LGA1155, LGA1156, LGA2011, LGA2066
AMD AM4, AM3(+), AM2(+), FM1, FM2(+)
に対応して。
金具も凝っててわかりやすくて。
高さ158mmで12cmダブルファン。
そのファンもNF-A12x25 PWM というNoctua が本気で作ったものでして。3500~5000円くらいで売られてるものなんですよ。
パッケージ価格の半分以上はファンです。
じゃあヒートシンク側はって言うと、7本のヒートパイプをフィンに圧入ではなくはんだ付けですよ。
ファンの価格引いたら3000~5000円程度になるヒートシンクへのコストのかけ方じゃないですよね。
- 2x低ノイズアダプター(LNA) ←抵抗ですね
- 4ピンPWM Yケーブル
- IntelおよびAMD用のリテンションキット(SecuFirm2) ←取り付けは簡単でした
- NT-H1サーマルコンパウンド ←使いました。高性能らしいです
- Noctuaメタルケースバッジ ←可愛いです
これらが付属します。
冷えるし静か
はっきりいって今のi7-3770 TDP77W にはオーバースペック。
i9-10900K やRyzen 9 3900X の「最高のターボ/オーバークロック」に対応とメーカーが言うくらい。
25℃の部屋で負荷を与えるOCCTを使って検証してみましょう。
通常使用では問題なかった白虎で5分
5分たってもジリジリ上がってる
パッケージ温度は69℃まで上がってます。
NH-U12Aで5分
パッケージ温度は59℃。
10分でもパッケージ温度は61℃です。
そして発熱しやすいというデータ小で18分でも67℃です。
マザー読みですがファンは最後まで1050rpmを超えませんでした。
そして静音性です。
官能評価の粋を出ませんが、50cm離れたとこからiPhoneの簡易なアプリで測定したら2db-A下がってました。まあ数値に信頼性はないのですが。
実際に「静かにはなったかな?」程度には感じてて、音質の違いもあって不快感はかなり下がりました。
価格に見合うコストが掛っていれば満足度は高い
コストは単なるお金ではなく、労力とか含んだ本来の意味で。
まあ高いんですけどね。
気軽には勧めないけど、迷ってる人の背中は押します。
そんな製品でした。
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購入金額
13,220円
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購入日
2020年07月05日
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購入場所
ドスパラ
kensanさん
2020/12/12
利きマヨさん
2020/12/12
背中押しときますね。