FiiOのMMCX対応イヤホンケーブルLC-REを購入しました。
今年の3月頃に海外で発表・発売されていて国内では販売されていませんでしたが、AliexpressのFiio 公式ストアに注文できたので買ってみました。
公式サイトの写真
LC-REの特徴は先端のプラグを簡単に交換できる構造になっているということです。
昨今のイヤホン周りはバランスのための四極プラグが氾濫し面倒臭いことになっています。
バランス用の2.5mmと4.4mmプラグだけでなく、据え置き機器に3.5mmのシングルエンドプラグで繋ぐことも多々あるため、この製品に手を出しました。
同じ仕組みのプラグ交換可能なケーブルはDITAやDUNUからも出ているのですが、それらは3万円~4万円とLC-REより一回り高価です。
私の使用するイヤホンは5〜6万円程度までなので2万円ちょっとのLC-REで十分過ぎると思います。
Fiioはいわゆる"おま国"対応があり、日本の代理店であるエミライがNOを出した製品に関しては公式ストアで買えないようです。
私が注文したタイミングでは公式から買えましたが、今は国内でも発表されたためそのうち無理になるかもしれません。
必要十分
小綺麗な箱です
裏面にはプラグ付け外しの説明書
中身はケーブルとプラグがシンプルに納められています
有害物質を含んでいるかの一覧でしょうか
柔らかな装着感で快適 プラグの交換機構は剛健
手持ちのFiiO FH7のケーブルを交換して使用することにしました。
ケーブルとプラグの外観
ケーブルは柔らかく取り回しがいいです。リッツ線の編み込み構造ですが、変にゴワゴワしたりせず装着感もいいです。FH7純正のケーブルはコシが強く若干不快だったため快適になりました。
MMCXコネクタの硬さは純正と同様で、しっかりと固定されていて力を入れないと回転したりはしません。
そして気になるのは交換プラグの部分です。
プラグ部分は4pin端子を差し込んでロック機構をネジって固定する仕組みになっています。
作りは綺麗です
ロック機構の部分が「取り外すときにON」「固定する時にOFF」でちょっと判りづらいです。
錠前のイラストなどの方がよかったのではないでしょうか。
固定した時にカチッとした手応えなどはありませんが、しっかり固定はされているようです。
音質について、あまりケーブルの音質を云々語りたくはないのですが、FH7付属の銀メッキケーブルに比べると少し角が取れて柔らかなサウンドになった印象があります。
悪くいうと軽いボケ感ですが、「銀線からOFCに変えたらこうなるかな」というイメージです。
公式サイトの線材紹介
線材には古河電工のPC TripleC、銀線、金メッキ銅線の3種類を1:1:1で使用しているそうです。
1:1:1という数字は試聴テストの結果ではなくノリで決めているように見えますが、実際に聴いて不満なサウンドでもないので良しとします。
これで今後ケーブルとプラグの事は考えずに過ごせると思うと実に晴れやかな気分です。イヤホンとケーブルの相性云々は言いっこ無しで。
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購入金額
23,000円
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購入日
2020年07月01日
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購入場所
Aliexpress
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