関東地区に転居(帰任)してから、イベントに行く機会が増えている。
以前遠隔地に住んでいたときは、そもそも始発に乗っても開場時間近くにしかたどり着けず、大規模イベントで会場前に屋外で待機列が形成されるような場合でも、逆に外待ちが短い/入り口に向けて「常に微速前進」モードに入っている時間になっており、外の一カ所で永い間待つと言うことがなかった。
それが暮れのコミケに行ったときには外の同位置で2時間近く待つことになった。幸い両日ともいい感じの曇天で湿気がある程度あって、風もなかったので、地面に直座りでも耐えられたが、一カ所にとどまっているのは結構キツいな、と(基本ぼっち行動なので、交代で周囲を歩くなどの気晴らしや運動による体温上昇が図れない)。
冬コミケは雨や雪で無かったので、地面に座れたが、地面の状況次第では直に座ることが出来ず、2時間立ちっぱなしはキツい。そこで周囲の方が用意していた椅子のようなものを自分でも準備するか、と。
で、そういった「折りたたみ椅子」を探してみると、大きく3種類の形式があるようだ。
ひとつはパイプで骨組みを作り、それに布(化繊系のモノが多い)を渡した椅子。広げたとき横から見ると「X」の形になる骨組みの上に渡すように布が張ってあるのが一番シンプルな形で、それに小さな背もたれが付いているものから、X型ではなく骨組みのたたみ方が複雑で、座面が凹んでいて座りやすそうな、しっかりとした“アウトドアツール”まで選択肢は広い。ただ、単純な「X型」のもので小さなものは軽いが、その分座面も低く腰に来そう。逆に座り心地が良さそうなものは、その分比例して骨組みが大きくなるので、コンパクトさに欠ける。キャンプ用品にあるような背もたれ付きのしっかりとしたものは、畳んでもあまり小さくならないし、そもそも床面積が必要で、ぎゅうぎゅうのコミケ等の待機列で広げるのはひんしゅく。結果待機列では座面30cm四方...つまり地面からの高さもその程度のものを使っている方が多かった。ただそれでは、お尻を冷えた地面に付けなくて済むのは良いが、膝が座面より上がっていて、座っている時間が長くなると時々立ち上がって腰を伸ばしたり叩いたりしていたので結構キツそう。
もうひとつのタイプは一枚のポリプロピレン製の薄い板を折り返してサイドを留め、袋状にしたもので、畳むと平らになるもの。その「袋」を膨らませて、「底」にあたる部分を広げて、ひっくり返して座るようなタイプ。これ、他の形式に比べて図抜けて軽くて、畳めば薄いので、リュックの背の部分に滑り込ませていけば荷物にもならなさそう。ただこれは畳んだときに厚さ以外小さくならないので、足が直角以下にしか曲がらない位の楽に姿勢で座れるものは、畳んだときにかなり大きくなってしまってリュックに入らない。リュックの背に入りそうなものは、結局サイズがA3サイズくらいまでなので、座面高15~20cm程度までとなり、膝の方が上がってしまうのは小型X式?と同様。そして口コミ的には、下が砂利など整地されていないところだと安定が良くないとか。
そして最後の形式が、プラスチックの筒状のものが同心円状に重ねられていて、ロッドアンテナのように「伸ばす」タイプ。この形式はかなり「伸びる」ので座面高が高く出来るのが特徴。それでいて底面積はその「同心円」の一番外側と同程度なので大きくない。また座面はその反対側なので、円形ではあるものの袋タイプのような細い形でもない。唯一の問題はしっかりしたプラスチックで「ロッド」を作るため、他の形式に比べて重く、畳んだ際にも少々大きいことか。ただ、単独でも持てるように取っ手が付いているものも多く、いざとなれば別にぶら下げて行くことが出来る。これは雨の日などに使ったあとは、拭わないとリュックにしまえないが、単独で持つには持ちづらい封筒式や、一部の収納袋付きのもの以外は、リュックとは別に持ち運びにくいX型のものよりも優れている点。
結局今回は、座面高が高く取れるわりに持ち運びやすい伸縮式にすることにした。
この形式、実は相当様々なメーカーから発売されており、直径がビミョーに違ったり、ロックの部分の爪の形が違ったり、耐荷重が1.5倍ほどの幅があったりして、でも価格は1,000円ソコソコから、5,000円弱まで幅広くて、はっきり言ってどれが良いのかわからない。
そこで、試しに1,000円台で、★がレビュー数は多いのに平均が高得点で、低評価も致命的なものがないというものを購入してみた。
Faoenyの伸縮式 折りたたみ椅子、Webの説明文によるとModel X3。座面の高さが最大45cmまで伸ばせるのが特徴。耐荷重はちょっと情報錯綜していて、180kgと250kgの表記があるが、ま、どっちにしても厚い冬服着て荷物を背負ってのフル装備のcybercatでも半分も使わないので、必要充分。
Webの説明見る限りどのメーカーの製品も使い方は似たり寄ったりだが、中央の2つのくぼみに指を掛けて、時計回りにカチッというまでひねり、必要な高さまでまっすぐに伸ばし、よいあたりで反時計回りに座面を回し固定するという使用法。

ケース?の外に回してあるバンドはマジックテープで長さ調節できる

こちら側が裏(底)。周囲に「脚」があり、多少濡れた床でもずぶぬれにならない。

重さは実測1076gで、約1.1kg。他形式の折りたたみ椅子に比べると重い。
使って見るとロックはちょっと慣れが必要だが、伸ばす方は簡単。一方畳む方は、最後の一段をキチンと畳んで6.5cmの厚さに収めるにはコツと力が要る。ちょっとそこが満点はあげられない感じだけど、座面高が45cmというのは男性でもよっぽど厚底の靴を履いているので無ければ、膝が直角程度まで伸ばせる(←ヘンな言い方だが)のでラク。それでいて30cm四方程度のX型の小型折りたたみ椅子と同じ底面積で済む。背もたれがないのでリラックスは出来ないが、座面が円形なので、足をある程度開いて座れば安定性も悪くない。これは雨の翌日や路面が凍っているなど直に座れない時の待機列の強い味方になりそう。

通常の30cm四方のX型折りたたみ椅子と同程度の高さにも出来る

ほぼ見た目は正座だが、「オンナノコ座り」で膝の負担を軽減する方法
取りあえず、次の連休にあるイベントで使って見ますかね....
【仕様】
寸法(厚さ x 径 x 伸長):6.5 x 26 x 45 cm
座面高:45 cm
高さ調整幅:6.5 ~ 45 cm
重量:1.1 kg
材質:アクリロニトリルブタジエンスチレン (ABS)
耐荷重:250 kg
保証:1年間
「組み立て」はしやすい、「たたむ」のは少しコツがいる
組み立ての方も、「全伸ばし」はとても簡単だが、途中で止める(低い位置で固定する)のはチョイムズカシイ
ちょっと厚いのがイマイチ
どうしても体重を預けるものなので、ゴツくなるのは仕方ないけれど、あと1~2cm薄い方が取り回しは良い
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購入金額
1,690円
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購入日
2026年02月02日
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購入場所
Longyanshihaobanglinyeyouxiangongshi(Amazon)



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