アルミ構造材では有名なSUS社のSFシリーズを使ってモニタースタンドを作ります。
こちらのサイトから
Unit Designというソフトをインストールして設計&発注をします。
SF2-40材を使いました
SF2-40-40
SF2-40-80
SF2-40-120などの材料を使いました
SF2はSFより軽量化されちょっとだけ安価です。
一応アルマイト処理されていてブラックとアルミ地色が選べるのですが
ブラックは2,3割単価が高いですw
処理工程は同じなのにwww意味不明に高いのでアルミ地にしました。
設計図が出来た
いろいろ駆使して妄想を形に変えます
んでできたのがこんな感じ
最終形態はこんな感じを考えてます
バケットシートなどが別で必要となる為、スペース的にもいつかはね・・・と言った感じ
で!とりあえず生じゃなく、とりあえずは3画面化をしよう!!ということになりまして
モニタースタンド作ろう!と考えたのがこれ!
ただ上記の図面にverUPしようとした際、足の部分が余る設計…
コクピットベースが有って
単体で使うにはいいのだけどね!
んで試行錯誤して最終的にこうなりました
一応現在使っているAKRACINGの極座とPCデスクをそのまま使用して、最終形態にもverUP可能にして
シフターやハンドブレーキも取り付け可能なように設計しました。
ボルトは単価が高かったので別で購入する仕様です。
それとVESAマウントベースの別購入が必要です
この仕様でおおよそ3万円ほどです。
他社で購入したものが
ボルトが2000円ほどとマウントベース3個3670円ほど
ブラケットはDクロスタイプで頭が出ない物にしました
ナットはSTナットにしましたがこれも高いw
ブラケットもナット&ボルトもそこそこ数使うので結構な金額ですね~!
SUSの中で一番安いタイプで選択したのですけどね…
最終形態の赤い部分を使ってモニタースタンド単体にしたので
今後フルバケットシートを入れても余裕のよっちゃんです。
まぁこの形態になるのはダイレクトドライブのハンドルコントローラーを導入する際になるのでしょうけどね‥‥今のコントローラーが(G27)壊れるか極座が壊れるかしないと導入は無いです
到着と組み立て
モノタロウなどでも購入できますが
定尺しか購入できないのでSUSに発注する形になります
発注から到着まで1週間でした
やり取りが翌日回答になり時間かかりました( ^)o(^ )
到着したら組み立てです
まずは検品して部材がきちんと揃っているか確認します
きちんと角が出ていて、断面も綺麗です
設計図と理想位置になるように、どうやって組み立てるか考えながら組みます
まず足から組み立てたのですが
先入れ式のナットを購入したので、間違えられません
寸法の変更も間違えると部材がアルミなのでナットが噛み込んで
位置変更もやりにくいです・・・
この噛み込みが非常に厄介で、噛み込んだ部分が段になりmm単位の微調整がやりにくく
大変でした。(段が付いて引っ掛かってナットが動かなくなる)
専用のナットが滑らないし、締めこんだら母材に噛み込み、変形が非常に厄介でした。
組み換え前提とするなら先入れ型のTナットは使うものじゃありません
後入れのイージナットがおすすめかも知れません
それと90度をきっちり出さないと微妙なずれが生じたり、寸法誤差もmmでズレると
全体にずれが生じるので中々に組み立ては難しいです
STナットL
ステンレス製のTナット
先入れ式の為、後から増設したりができない。
締めこむと母材に食い込むバリというか突起が付いており
微妙な修正などが非常にやりにくい。
DクロスブラケットL
ダイキャスト製のブラケット交差部分に使うものだけど
普通のブラケットとしても使用できる
汎用性の高いのでほぼこのブラケットを今回使用した。
このブラケットは方向性があるが
海外のこの手のブラケットの方が方向性が無く、もっと汎用性が高い。
ターンブラケット40 A/B
(M6で固定の為、微妙なねじれが出てしまう)
A型はM6用キリ穴
母材にM6のTナットなどを使い固定できる
B型はM6のタップ仕上げ
母材のフレームにキリ穴をあけてもらい組み合わせて使う
モニターの角度調整に今回使用した
(連結用にSダブルジョイントが必要となる)
完成後の満足度は高い
各モニターの寸法に合わせ手探りでベストポジションを作り出さないと
意味がなかったので、微量の調整がかなり難航しました
制作に調整を含めると12時間ほど掛かりましたwwww
位置を完全固定の箇所は問題ないですが微調整が必要な個所など
一度締めこむと母材が変形してナットが動かなくなりましたので
先入れ式のTナットにしてしまったのを非常に後悔しました
ケチらずEASYナットにしとくべきでした
ただ完成後のガッチリ感は素晴らしく購入してよかったと感じます
手間が掛かる分見返りは有りますね。
部材はこんな感じ
完成形を考えながら順序を決めて寸法を計算して組み立てしないといけない
土台は40-120材で6つブラケットを使いがっちりしっかりと取り付け
支柱は40-80材
以前から使用している座PCデスクをそのまま利用して
ハンドルコントローラーを使えるようにしている。
シートは
極座を利用
肘当てが壊れて撤去したがまだまだ現役で使えている。
モニターを支えるフレームは40-40材で
2台分のモニターをターンブラケットを利用してモニターへ角度を作った。
ターンブラケットはM6でフレームに取り付けのため強度が不安材料だが
少しねじれややれ下がりが出るものの10kg程度なら余裕だった。
ターンブラケットの可動部はM8の皿ねじ止め
角度を決めたら完全固定で使う
モニターの高さ微調整のため縦にも1本40-40フレームを入れている
これがこのコンビネーションで大正解だった
31,5インチ3画面すごく大きいです
寸法などはSIM LABのを参考にしたのでばっちりですし
高い剛性感を得られました
31.5インチ3枚&23.8インチ1枚の構成です。
メインPCの机と干渉してしまうので煉瓦でかさ上げして仮設置
後日改善予定である。
mm単位でこだわったモニター同士の高さ調整
左 旧型31,5インチ 右現行31.5インチで少しだけベゼルが小さくなっているのが確認できる。
設計の通りにモニタースタンドが完成したので満足です。
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購入金額
30,000円
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購入日
2020年06月20日
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購入場所
SUS
kaerkiさん
2020/07/02
SUSの製品を個人で購入できるとは知りませんでした。
出来んだろうと思って気にもしてなかったw
買えるんだったら私も何か作る時に参考にしようそうしよう。
まこりんさん
2020/07/03
こんな買い方できるんですね!
これは非常に参考になるレビューです!!!
ホーリーテールさん
2020/07/03
個人でも問題なく購入できましたよ(*'ω'*)
製図ソフト使ってファイルから見積もりだして購入もできますし、図面作るのめんどくさければ
品名や寸法を指定しても購入できます(^_-)-☆
3000円以上から送料もかからないので長尺物でも安心です!!
まこりんさん
SUS製のソフトからファイルを提出して見積&購入できました(^_-)-☆
参考になれてうれしいです(^^♪