知人の車(軽自動車)を新車購入に伴い廃車にするとの事で、「いる部品ある?」と訊かれた。
車体は、6年乗って、走行12万キロを超え、仕事用だったので工具の積み下ろしなどで、トランク部と外装が痛んでいるということで、ほぼ値段がつかなかったらしいので、「あとは処分場まで乗って行ければ良い」という事で、ラジオでも工具でもなんでも持っていって...との事だったけれど、工具は一番欲しかったホイールレンチが欠品していたし、ヘッドユニットは一応社外品のCDレシーバーだったけれど、現状自分の通勤車が2DIN全てDVDナビで使い切っているので、それを交換してまで...というほどのグレードのモノではなく、必要なかった。
で、唯一もらったのがこれ。
エアーコンプレッサー。
最近の車は、重量とスペースの関係で、ほとんど使うことがないテンパータイヤは装備されないことが多くなってきており、法的規制があるパンク対策としては、こう言った「コンプレッサー+補修剤」が積まれている場合がある(一部には使い切りの高圧ガス式のタイヤ補修剤装備で、コンプレッサーさえない車もあるが)。
万一のための装備なので、実際使われることはほぼなく、多くは車の寿命とともに産廃行き...というのが普通だと思われる。
これももらったときには、テープ止めされたビニール袋の中に入っていた(つまり一回も使っていない....どころか取り出してさえない感じ)。
構造は至って簡単で、
・電源を取るためのシガーソケットへ刺す部分
・バルブに接続するエアーホース
が本体から伸ばせて、本体には
・タイヤ圧ゲージ
・電源スイッチ
がついている。
要するに、パンクしたタイヤのバルブとシガーソケットに繋いで、スイッチを入れれば空気が入る仕組み。
もちろん、このコンプレッサーには、穴を修復する機能自体はないので、別に「タイヤパンク応急修理剤」が装備されている。これは、天然ゴムラテックス、粘着剤、界面活性剤、アンモニア、1,3-プロパンジオールを成分とするもので、簡単に言えば「粘着性のある液体ゴム」。これをタイヤに注入し、内側から穴を塞いで、このコンプレッサーで空気を入れれば応急処置はおわり、というワケ。
自分の常用している通勤車
は古いので、テンパータイヤ装備の車だけれど、新車時からの装備のためゴムの劣化が心配なのと、気を抜いて点検おろそかにすると空気圧も下がっていたりするので、別のパンク対策としてありがたく拝領。
ま、こーゆーのは「保険」なので使わないにこしたことはないンだけれど。
【仕様】
電源:DC12V 10A
最高気圧:375kPa
サイズ:166(W)×131(D)×57.5(H)mm
本体質量:700g
接続箇所2つ、あとは電源スイッチだけ
迷いはしない。
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購入金額
0円
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購入日
2020年05月15日
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購入場所
知人
jakeさん
2020/09/13
音の割には……という感じだった記憶があります。
cybercatさん
2020/09/13
なるほど...そうなんですね。
ま、廃品レスキューモノですから。