レビューメディア「ジグソー」

中低域の密度の濃さが特徴的

実は年明けから、アユートが代理店として取り扱っているオーディオ製品の一部がかなりの特売となっています。

 

代表的なところで言えば先日cybercatさんが紹介されていた CHORD mojo の特価ですが、他にもAstell&KernブランドのJH Audio製イヤフォン Diana や Billie Jean、ULTRASONE製ヘッドフォンのGO Bluetooth、Fender製イヤフォン NINE や NINE 1、Activo製DAP CT10、そしてAcoustune製のイヤフォンリケーブル類が販売店によってはかなりの値下がりを見せています。

 

正直言って、資金が潤沢な時期であればDianaかBillie Jeanは自分でも買っていると思います。Dianaは素の状態では私が使っているMichelleを下回っていると思いますが、使いこなし次第では同等以上の音になる可能性はありますし…。

 

 

 

 

 

 

ただ、生憎昨年末からの予定外出費の連続が響き、無駄にイヤフォン類を増やす余裕はありません。そこで、手頃な価格で実用的なアイテムとして目にとまったのが、Acoustuneのイヤフォンリケーブルでした。

 

現在特価となっているのはMMCX用のARC11/ARC12/ARC13、CIEM 2Pin用のARC21/ARC22/ARC23です。

 

それぞれの違いは、端子部が3.5mmシングルエンド、2.5mm4極バランス、4.4mm5極バランスということであり、ケーブル部はいずれも同等です。

 

今回は意外と手持ちのケーブルには少ない、3.5mmシングルエンド用となる、ARC21を購入してみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何というか、イヤフォンリケーブルが1本入っているだけという割には、なかなか存在感のある箱です。

 

 

 

 

 

 

 

 

箱を開けると、ケーブル用とは思えないハードケースが現れます。これを省略すればもう数百円下げられるのでは無いかという気も…。

 

 

 

 

 

 

 

一応イヤフォンケースとしても使えそうではあるのですが、深さがないので2本同時に収納は厳しそうです。

更新: 2020/02/13
音質

新品5千円台としてはかなり良質

ケーブルの太さは結構ありますが、取り回しは実用レベルには収まっているという感じです。

 

 

 

 

 

 

 

イヤフォン側にワイヤー等は入っておらず、シュア掛けの形をキープすることは出来ません。市販のイヤフォンフックも、ケーブルの太さがあるのでなかなか併用は難しいかもしれません。

 

 

今回はシングルエンド出力専用のDAP、Acoustic Research AR-M2と、64AUDIO製イヤフォンU3を組み合わせて試聴します。なお、普段は64AUDIO U3にはWAGUNS.製ケーブルGinger Lilyを組み合わせていて、AR-M2で使う場合にはMassdropリケーブル添付の2.5mm4極-3.5mmシングルエンド変換アダプターを併用しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ARC21は低域~中低域辺りの密度が濃く、ヴォーカルの存在感が強まるというのが第一印象です。

 

上の写真では「The Only Living Boy In New York / Simon & Garfunkel」を再生していますが、丁度この曲のようにヴォーカルとアコースティックギター主体の音の組み立てにはとても良くマッチしています。

 

また「Alone / TOTO」ではヴォーカルもさることながら、ベースラインの押し出しがはっきりとして、元々の録音がやや不明瞭であるだけに心地よくベースラインを追うことが出来るようになります。ただ、ハイハットの解像度がやや乏しい感じはあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

それでは普段使っているWAGNUS. Ginger Lilyとの比較ではどうなるかというと、低域方向のエネルギー感ではARC21が上回るものの、最低域まできちんと伸びているのはGinger Lilyの方ですし、音場の広さや高域方向の解像度はやはりGinger Lilyの方に明らかに分があります。現代的な高音質ソースを楽しむのであれば、Ginger Lilyとの組み合わせが正解です。

 

ただ、最初に聴いたSimon & Garfunkelのような、古いアナログ系サウンドであれば、ARC21の長所が発揮されてなかなか魅力的な音に仕上がります。

 

また、ジャズ系のJacques LoussierなどもARC21の良さがうまく発揮されました。この辺りは普段聴くソース次第で相性の良さが変わってきます。

 

 

 

 

 

 

ARC21の音はアコースティックギター、ベースなど低域方向の力感が活きる個々の楽器の音や、ヴォーカルの実在感が強まるという辺りに特徴がありますので、それを生かせる音楽を普段聴いている人であれば高評価でしょう。

 

その反面、音場が狭めで高域方向の緻密さや解像度にもやや欠けますので、例えばMIXER'S LAB系の高音質ソースでは少し不満が出てくるかもしれません。

 

 

いずれにしても、新品で5~6千円という価格を考えればかなり水準の高い音ではないかと思いますので、取り敢えず手頃なリケーブルをお探しの方は取り敢えず1本手に入れても損は無いでしょう。

  • 購入金額

    5,980円

  • 購入日

    2020年02月11日

  • 購入場所

    eイヤホン

14人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (2)

  • cybercatさん

    5日前

    年末年始に正直Dianaには心が揺らいだw

    このケーブル面白そうですね。
    ケースも素敵だし。
  • jive9821さん

    5日前

    > cybercat さん

    Dianaは懐に余裕があれば手を出していると思います。あの内容で3万割れはやはり魅力です。

    AZLAの各製品もかなり安くなっていますので、ZWEI辺りも面白そうです。
    ただ、3万円クラスというと、先日発売されたQDC URANUSが結構良いので、悩みどころではありますが…。

    このケーブルについては、5~6千円という価格が前提ではありますが、明確なキャラクターがあり面白い製品だと思います。元の価格であれば他の選択肢があると思いますが。

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