メトロイドバニアの祖であるシリーズを再構築するというコンセプトでのクラウドファンディングで作られたのが、本作、Bloodstaind: Ritual of the Nightです。
ストレッチゴールで作成された、オマケである8bit風外伝(十数年前が舞台)に続いて発売されています。
オマケの方の評価は、冒頭に挙げたリンク先に譲るとして。
本作は、様々なギミック、二段ジャンプなどの移動能力、特殊能力などが実装された、メトロイドバニアとして王道の作品です。
原点回帰に拘らず、現在楽しまれているメトロイドバニアらしさを無理に削ることなく、エッセンスを詰め込んだ形でしょうか。
メトロイドバニアに、本家の魂を入れた、という感じ。
夜想曲以前の御城な伝説のステージクリア方式なテイストは、8bit風の外伝が継承。
そして、こちらの作品は、マップを踏破しつつ隅から隅まで往来する系、つまりは現在のメトロイドバニアの流れを汲みます。
物語の流れや、グラフィックの傾向としては、魔力を込めた絵画の力で悪魔を復活したお話や、呪や魔力で産みだされた印を宿して力を得るというお話を彷彿とさせるかなあ。
主人公の出自や物語の展開は、特に、そういう感じがいたします。
主人公の立ち絵や、ステージの背景は、かなり美麗ですね。
敵の登場シーンや、BOSSなどの攻撃方法などに3D的な奥行きを使う描写は有りますが、基本的に主人公は奥や手前に移動する事はない、2Dなアクションゲーム。
美しい演出だったりする一方で、よわよわアクションゲーマーな私は、攻撃のエフェクトに惑わされてボコボコにされたりしますw
頑張ってお金やアイテム、経験値を貯めることによって、技量を補う継戦能力を培う事が出来ますので、コツコツと準備するタイプの人間でも少しずつですが進むことが出来て嬉しいですね。
色々な制約がある中で、祖であるヴァニアの魂が、新しい器に宿った。
そんな感想を抱きました。
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購入金額
3,164円
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購入日
2019年06月26日
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購入場所
fanatical
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