※缶の太い30ml品を購入したがZigsowの登録は缶の細い15ml品しか出てこなかったのでそちらになってます。
車の鍵穴の回転があまりよくない。
ミラジーノはキーレスではない上に使用頻度が高いので地味にキニナル。とりあず油させばいいんじゃねえの論者な自分は危うく普通のクレ556をぶちこむところだったが、ふと鍵穴専用スプレーを以前見かけたことを思い出して一応調べてみる。
どうやらクレ556のような潤滑油系はその後ホコリや汚れが内部に不着して逆効果になると記述している鍵屋のサイトもある。一方親は以前会社で業者が屋内の鍵穴にクレ556をぶかっけていてその後普通に使っていると言っているし。
とはいえ鍵穴専用スプレーもそんなに高いものではないし、特に屋外で使う車の鍵穴はヨゴレ付着のリスクが高いだろうと近所のホームセンターに行く。ところが見つからない。店員さんに聞いたら以前あったんだけどと言いながら探して在庫照会までしてくれたがどうやら取り扱いが無くなってしまったらしい。
今回たまたま親戚と一緒にバカでかいホームセンターに行ったので鍵コーナーにいくと普通に置いてあった。15mlと30mlの2種があったが、古い鍵穴はいっぱいあるしでかいほう買っといた。ボロン(窒化ホウ素)らしい。
古い鍵に対しての効果は楽しいレベル
使い方は缶をよく振って、付属のノズルを使って鍵穴にちょっとだけ(0.5秒ほどとある)シュッとして、2~3分おいてから何度か鍵を回すだけ。
すげえ、滑るように鍵がささるしよく回る。2001年式なので18年経っているのだからそりゃ滑りも悪くなるさ。運転席・助手席・トランクの3か所にやって全て効果あり。あ、イグニッションやりわすれた。
味をしめたので2002年式のアテンザのドアにもシュッ。こちらはキーレスがありサブキーを使うときくらいしかない鍵穴なのでミラジーノに比べると使用頻度が低くさほど硬さを感じていなかったが、こちらも明らかに効果があった。
一方4年前に鍵を交換している家の玄関は元々新品時の滑りを維持していたので特に変化なし。
…さて、特に問題なさそうだし大ボスやってみましょうか。
1973年式の鍵穴。鍵穴以前にやることあるだろというツッコミはおいておいて、特にイグニッションがキーシリンダーがもげそうなレベルに回らない。何度か鍵を抜き差ししないとダメ。このスプレーをかけてみよう(もちろん自己責任だが、鍵の構造や素材って大して変わってないのでは。70年代の家だってまだあるし)
ドアの方は今の車と同様鍵穴にフタがあるのだがそれすら硬い。ノズルでうまくフタをこじあけるようにしてシュッ。
こちらは肝心のイグニッションキーシリンダー。ガッチガチに硬い上にキーシリンダーの固定が甘くなっていて先にシリンダーが回ってしまう始末。こちらはフタがないのでそのままシュッ。あ、ちょっと逆流して周囲に白い点々が。しかしティッシュで拭けばとれる。
するとあらびっくり、いままで回すどころか挿すのに苦労していたキーがミラジーノのスプレー前程度にまで回復。鍵を壊さないように力の入れ方をビクビクしていた時に比べると全然違う。
更にビックリしたのがスペアキー。T2000キーは入手時1本しかなかったので鍵屋さんに合鍵を作ってもらったのだが、あうブランクキーが無く、長さが違うブランクキーを切断して作ってもらったもの。ドアのキーシリンダーはともかくただでさえ調子の悪いイグニッションのキーシリンダーはなかなか回せなかったのだが、今回は滑りがよくなったことで普通に回せるようになった。
後はミラジーノ共々どのくらい効果が続くか今後の経過観察だが、経年の鍵への効果は楽しいレベルだし、極端に高価なものではないので悪くなったらまたかけてやればいいかな感。
また今回試した車のカギは全てシンプルなタイプの鍵なので特種な鍵とかはわからん。
ところで自分この手のノズルすぐなくしちゃうんですけど。エアダスターも。とりあえずテープで貼りつけたけど…。
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購入金額
748円
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購入日
2019年08月頃
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購入場所
大型ホームセンター
フェレンギさん
2019/08/04
私もTVの鍵レスキューさんが 5-56に代表される油は 決して射さないようにと言ってたのを覚えています
鍵側になら5-56でも良いかもしれませんが 中に溜まったサビや汚れがグリス状になり
その後の新しいトラブルになると言っていたような記憶があるんです
ボロンパウダーと記載されているのは 上記のトラブルを防ぐためだと推測しました
専用なんとか って ほんと? って思うことが多いのですが
こちらの製品は なるほど と感じました
覚えておきます
下小川さん
2019/08/04
やはり内部に汚れが付着するってパターンなんですかねー。パウダーならそういう付着効果はなさそうですし(あふれた分もすぐとれた)
まだ時間たってみないと判りませんが、付着リスク考えるとなるほどといえる専用品ですねー。