アントレー ENTRE「EC-15」
アントレーのフォノカートリッジです 針折れカートリッジを入手したので針を繋いで見ました
ですが... 例によって片チャンネル断線でした (~_~;) まただよ...
製品ブランド? アントレー: 会社名 ソルティア・アコースティック
入手時の針折れEC-15 ステップドテーパーカンチレバー:カンチレバーの欠けた部分が残っていますが、実際はこの先にテーパー状のカンチレバーがささります。
ジャンク箱のレコード針(丸針)をジョイントしてみました 針カバーガード状態です
針カバー上げ下ろしで針が当たらないと言う条件もあるので自然と長さが決まります
後部から見て、針を上にして、右がR , 左がL で 下段がプラスです
ダンパーは正常でしたが...
右チャンネル断線でした JUNKです...
針圧は2.0gが最適値です
■価格 19,000円
■発電方式 MC型
■出力電圧 0.24mV(20゜ 1kHz)
■針圧 1.7~2.3g(最適 2.0g)
■再生周波数帯域 15-50,000Hz
■チャンネルセパレーション 23dB/1kHz
■チャンネルバランス 1.0dB
■コンプライアンス 13×10-6cm/dyne
■直流抵抗
■負荷抵抗
■内部インピーダンス 3.5Ω
■針先 0.3×0.8mil
■自重 5.9g
■交換針 現品交換(14,000円)
■発売 1979年
■販売終了 1985年頃
■備考 価格は1979年頃のもの
ヘッドシェル付きのEC-15S(21,000円)あり
照明の関係で上面が茶色になってますが金属製で黒色です この金属ベースにカーボン入りプラケースがビルトインされています。
JVC TRS-2001 SWEEP 不完全な周波数特性
高域・低域があがっています 針を別のものにしてもあまり変化は無いと思います EC-1の時、高域がかなり上がっていました 高域が出易いのですが低音も量感豊かにダンピング効いた低音が再生されます 若者受け? イージーリスニング曲は程ほどのドンシャリです ストリングスも粗が出なくて聴き易いし、低音もメリハリあって良いですね うるさいという感じは無いですが長く聴いていると辛いかも 高域上昇は50KHz迄周波数特性が伸びているので20KHz付近にピークを持たせてる所為もあるのではと思います。
黄色マーク部分は端子板です 機銘板に隠れていますがビス一個で取り付けられています 端子板はガタつくので何度もカートリッジを取り外したり付けたりしていると信号線が断線しやすいです 上画像はEC-15ですが, EC-35も同様です
参考;
オーディオ・シェアリング記事から http://audiosharing.com/review/?cat=108
ステレオサウンド 51号(1979年6月発行) 井上卓也氏 評
「SOUND QUARTERLY 話題の国内・海外新製品を聴く」より
MC型専業メーカーとしてユニークな存在のアントレーから第3弾製品としてEC15が発売された。2重パイプ使用のステップドテーパーカンチレバー、高精度な粉末冶金法によるEU材の成型ヨーク、カーボンファイバー強化のボディなど新技術が応用され、高性能でローコスト化を実現している。昇圧トランスET100と組み合わせたEC15は、音の輪郭がシャープで活気があり、クリアーで、透明感があるハイクォリティな音を聴かせる。
粉末冶金---https://www.jpma.gr.jp/powder_m/
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購入金額
0円
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購入日
2019年頃
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購入場所
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