フォノカートリッジ SHURE Me95ED
SHURE社のレコード・カートリッジです シュアー社のカートリッジは1974年頃にM95EDというカートリッジが発売されていましたが、今回のはそのアンコール版のカートリッジで1986年に発売されています 出力電圧と針圧は同一ですが、販売価格は8000円近く低くなっています CD出現の影響を受けているようですね。
アンコールと言葉が解り難いですが、「過去の好評品を今のアレンジで新しく製品化」でしょうか
家電でもMARKⅡとかありますが、似たようなものですね カートリッジでもMKⅡはあります。
手持ちの同一の針が無いので、M44-7の針を差し込んで見ました M44-7針ではMe95EDの本体に当たるので、左右のスタイラスガイド?をカットしてあります カットするとスリーブはスムーズに差し込めます。
針カバーは外してあります
Me95ED 仕様
■価格 12,000円
■発電方式 MM型
■出力電圧 4.7mV(5cm/sec)
■針圧 0.75~1.5g
■再生周波数帯域
■チャンネルセパレーション
■チャンネルバランス
■コンプライアンス
■負荷抵抗
■負荷容量
■内部インピーダンス
■針先 0.2×0.7mil
■自重
■交換針 NE95ED(6,500円)
■発売 1986年
■販売終了 年頃
■備考 価格は1986年頃のもの
1989年頃にはNE95ED(5,000円)
1990年頃にはNE95ED(6,500円)
1995年頃にはNE95ED(5,000円)
DATAは20cheaddatebaseさんブログを参照してます
(ヘッドフォン近代博物館-別館)
Me95EDとM95EDとの比較 Me95EDは横に引いた線が多少下位置ですが、それを排除してもMe95EDは高音のレベルが上がります 両者の針はM44-7針使用です 100Hz以下はSWEEP時に
再生して....
M95ED(N95針)とMe95ED(針M44-7)とを聞き比べた結果は、アンコールに軍配が上がります
高音の輪郭のシャープさ、高音のレベル、低音の押し出し感や音のしっかり感はMe95EDに年数の積み重ねを感じる優秀さです MM型カートリッジですがなかなか優秀だと思います。M95EDは再生音が優しい音ですが力強さが若干弱いです。
SHURE V15TYPEⅣとの比較では、低音の出方はV15TYPEⅣがよく出ます 高音はMe95EDが出すぎるような感じはします 高音の促音が目立ちます(あくまでも針はM44-7を使用した場合です 音質的にはV15TYPEⅣがメリハリのある良い音します)
1個持っていれば使い易いし楽しめるカートリッジだと思います 交換針は現在は発売されていません
追記 20190-07-14
此処でこの間購入したM44-7の互換交換針では如何だろうかと実験してみました
新規SWEEPテスト NON-RIAAヘッドアンプ使用
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購入金額
0円
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購入日
2019年頃
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購入場所
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