一般的な左右スクロールの3ボタンマウスに、2ボタンずつ端と手前に追加したような形をしています。合計9ボタンです。

左右とホイールクリック、およびデフォルトでモードスイッチになっている一番手前のG8ボタンは初期設定のまま使うと思うので、カスタマイズできるボタンは実質5ボタンです。

左右対称となっているので、左利きでも問題なく使えるはずです。

ホイールは引っかかりのあるタイプです。左右に倒して水平スクロールができるチルトはありません。

クリック音は普通です。静音とは言えないですが、大きくもありません。

大きさはG402と比べると小型です。

「高さ:115mm 幅:72mm 奥行き:37mm 重量:82g (マウスのみ)」

私は手が小さめですが、もう少し大きくても良いと思える程度の大きさです。

ケーブルの長さはG402と同じ2.1mです。

細いですが反発力があって固いので、取り回しはしづらいかもしれません。

底面は水色と大胆な配色です。

側面は光ります。側面のLEDの色は白、黄色、紫、赤、水色、緑、青、消灯から選ぶことができます。

後述の設定で、色を変えることによって、マウスがどのモードになっているか一目でわかるようにしておくとよさそうです。

余談ですが、これまで使っていたG402はセンサーが敏感すぎるのか、机の上にマウスを置いていてもときどきカーソルが1ドット動くようで、マウスを裏返しておかないとPCがスリープに入らないということがありました。今回はそのようなことはなさそうです。

Logicoolゲームソフトウェアで、左右クリックとホイールの上下以外のボタンはカスタマイズすることができます。

キーストロークも割り当てすることができるので、例えばブラウザの閉じたタブを戻す（Ctrl＋Shift＋T）も割り当て可能です。

設定内容はオンボードメモリに保存されるので、別のPCにマウスだけ持って行って接続してもカスタマイズの内容を記憶しています。

内部に3種類のモードがあり、切り替えて使用することができます。

ブラウザには戻る進むタブを閉じるなどを割り当てて側面消灯。エクセルなどではコピー＆ペーストを割り当てて側面黄色といったように切り替えて使うことができます。

ゲーミングと名前はついていますが、G402にあった「高速フュージョン・エンジン」が無かったりするので、ゲーム目的の方は注意が必要かもしれません。

今回初めて左クリック横にあるものを使用することになり、戻ると進むを押し間違えることが多かったです。

いままで戻る進むボタンが左右、もしくは左側面にあるマウスしか使ったことがないことも影響していると思います。

使っているうちに、人差し指の先がホイールに当たるぐらい浅く持つと指が自然にボタンに伸びることに気が付き、そのあと慣れるまで2週間ほどかかりました。

通常の左右クリックなどは最初から違和感なく使用することができ、カーソルが飛ぶこともなく、操作感も問題ありません。

側面の光も消すことができますし、むしろゲーミング以外で使いやすいマウスなのかもしれません。