「スレッド立派PC」メイン機昇格プロジェクト、環境編。
自分にとって「メインPC」とするのに一番重要なものは、ATOKの導入。Microsoft IMEだとどうしても自分の名字が一発変換できないのがストレスが大きくて、マウス主体の操作でよいモノや、VR系作業はよいのだけれど、文字入力中心の作業は今月頭まで、昨年秋組んだ新メインPCではなく、ATOKが入っている旧メインPCを使っていた。
しかし、ついに最新版(2019年版)のATOKを新メインPCに「一太郎 スーパープレミアム」
として導入したので、本格的に新メイン中心の体制となり、旧メインPCから様々なファイル類を引っ越しさせることにした。
ただ、LAN経由で移すのもかったるいし、クラウドにあげるにはファイルが多すぎ/大きすぎる。
新旧メインはとなりに並べているので、それこそ高速USBメモリでもあると便利なのだが...
...高速USBメモリ?⇒一太郎と一緒にこれ買ってたワー!ということで使ったのがITPROTECHの「NVMe 超高速外付けSSD」。
...というかこの目的のためにこの品が付くセットを頼んだというか。
毎年一太郎新発売時には、直営店のJust MyShopでは、ジャストシステムのロゴを入れたり商品を一太郎カラーの赤にしたりした特注品のPC周辺機器やPC本体を同梱したセットを販売する。そしてそれが割に安めなので、自分の欲しいもの・ジャンルと合致した時はそういうオリジナル製品同梱セットを購入している。
このとき(2019年2月)は
・JUSTロゴの入った赤いポーチ(キャリングケース)などが付属するUMPC「GPD Pocket 2」
・JUSTロゴの入ったUSB接続「NVMe 超高速外付けSSD(本品、500GB版と1TB版あり)」
・一太郎プレートの付属する「J+Hyper Limited Edition(スリムPC)」
の3種類のアイテムが同梱されるセットが企画された。
そこで、500GBのNVMe 超高速外付けSSD同梱版を購入したわけ。
その理由は、
・SSDの素性がわかっていたこと
・接続規格がUSB3.1 Gen2 Type-Cであること
・フルアルミボディであること←ビョーキ
の以上3点。
まずSSDに関しては、製品説明に「Crucial製NVMe M.2 SSD」と明記されていた。高速NVMe M.2 SSDというと、市場では自分と相性の悪いSAMSUNG製のが大部分を占めるが、そうでないことがわかっているだけでも精神衛生上よい。
あと、理論速度32GbpsのPCI Express 3.0 x4接続となるNVMeからUSB変換されるため、最大6GbpsのSATAではほぼ足りていたUSB3.1 Gen1(理論速度5Gbps)でも完全ボトルネックとなるため、より高速なUSB3.1 Gen2 Type-Cがデフォルトの接続規格なのはマル。
最後に外装13Al(アルミニウム)なら言うことなし!←ビョーキ
さすがに1TBタイプだと2万円近く高くなってしまうし、500GBとの価格比較でほぼ倍額で、「容量メリット」もないということで、ここは500GBのタイプを購入。
外装ケースは白中心で非常に地味シンプル。
型番に「JUST」と入っているオーダー品らしく、ジャストシステムのロゴが染め抜かれた外装
付属品としては、
・USB3.1 Type-C to Type-Cケーブル
・USB3.1 Type-C to Type-Aケーブル
・ポータブル収納用ケース
・ドライバー(+)
・取扱説明書
という感じ。
USBケーブルは、まだType-Cが普及途中ということもあってか、Type-C⇔Type-Cのタイプに加え、接続デバイス側がType-AとなるType-C⇔Type-Aタイプも同梱される。さらに、2本のケーブルと本体を収納するのに十分な大きさのポータブル収納用ケース(これには特にJUSTロゴや一太郎マークは入っていない)が付く。それと(これはどこにも記載がないのだが)小型のプラスドライバーが添付されていた。あとは説明書類。
本体はサンドブラスト調の表面加工がされた黒のアルミボディで、とてもスタイリッシュ!中身はM.2 SSDなので、2.5インチタイプSSDと比べると大幅に小さい。そしてUSB接続のため、ディスクの設定などはなにもなく、「挿せばすぐ使える」のが素晴らしい。
「Crucial製」とはなっているが、何が入っているか一応確かめてみるかと、添付されていたドライバーでケースを開けて中身を引き出すと、昨年末に発売されたばかりのP1シリーズの500GB SSD、CT500P1SSD8JPであることが判明。パーツとしては、NVMe接続の公称速度でシーケンシャルのリードが1900MBps、同ライトが950MBpsの高速SSD。
Crucialの最新SSD、P1シリーズのCT500P1SSD8JPであることが判明
USB3.1 Gen2のType-C、Type-A、USB3.1 Gen1のすべての端子を持つASUS ROG ZENITH EXTREME
のバックパネルに直繋ぎして速度を測ってみると、NVMe⇒USBの変換ロスがあるのか、さすがに公称値(シーケンシャルリード1900MBps、同ライト950MBps)までの速度は出ていないが、USB3.1 Gen2 Type-Cポートにつなぐとソコソコ速いことが確認された(ランダム系は遅いが、シーケンシャル系はSATAの内臓SSD、SanDisk X600より速い)。
USB3.1 Gen2 Type-C端子だとリードとライトともに700MBps弱
本体側をUSB3.1 Gen2 Type-A端子に変えると少しライトが落ちた感じ。
USB3.1 Gen1端子につなぐとリード/ライトともに400MBps付近
結局価格的な問題で、小容量の500GB版にしたので、引っ越しには数回のつなぎ替え(ピストン輸送?)が発生したが、USBメモリ移動やLAN経由に比べると、驚くべき速さでファイル移動が完了。
ただ使用すると結構熱くなるのでそこは注意。だからこそ外装アルミ製で放熱を良くしているのだと思うのだけれど。
ただダサイ目立つ「高温注意ラベル」はロゴの向きからして「裏」に貼るべきでは...
全体としては、いい買い物だったかな?
【仕様】
容量:500GB/1TB
内蔵SSD:M.2 NVMe SSD(Crucial)
インターフェイス:USB3.1 Gen2 Type-C(最大10Gbps)
対応OS:Windows10/8.1/7、macOS(10.9以降)
本体サイズ:縦およそ105mm×横およそ35mm×高さおよそ11mm
重量:約60g
付属品:USB3.1 Type-C to Type-Cケーブル、USB3.1 Type-C to Type-Aケーブル、
ポータブル収納用ケース、ドライバー
保証期間:24ヶ月間
ITPROTECH NVMe 超高速外付けSSD 1TB/500GB (M2NVME1000-JUST / M2NVME500-JUST)
ほぼUSBメモリと同様な使い方が出来るので、楽ちん。
ただし、かなり熱くなるが(ここが-☆1)。
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購入金額
18,583円
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購入日
2019年02月07日
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購入場所
Just MyShop
くーねるさん
2019/02/28
mvne裏山www
hachiさん
2019/02/28
やっぱり、「SSDのアクセスの速さ」はUSBメモリーとの比較にはなりませんね。
cybercatさん
2019/02/28
>バラしてPC本体に取り付けたいようなw
M.2がある新メインPCにはこれより速い(シーケンシャルリード3200MB/s、同ライト2000MB/s)PLEXTOR PX-512M9PeGN
cybercatさん
2019/02/28
さすがに2280サイズのM.2 SSDが中に入っているだけあって、USBメモリのコンパクトさはないので「置き換わるか」というと疑問ですが、外付けポータブルSSDは今後このタイプになるかもしれませんね。