最近までドライブレコーダーとしてはフロント側hp f210、リア側FIRSTEC FT-DR ZERO PLUSをそれぞれ使っていました。
映像としてはこれで充分なレベルで記録できていたのですが、最近どちらも内蔵バッテリーの劣化が目立ち、内蔵時計の保持が出来ないことが多くなっていました。
FT-DR ZERO PLUSは内蔵時計が狂っていてもそのまま録画が開始されるのですが、f210の方は時計がリセットされてしまうと設定を完了するまで録画が開始されません。
そこで随分前に買ってストックしておいたドライブレコーダー、geanee DVRGPS-04をどちらかに使おうと思い、実に購入から2年放置した末に車に取り付けてみました。
ドライブレコーダーでは無名のgeanee(ジェネシスホールディングス)製品を何故敢えて買ったのかといえば、この外装デザインを見てhp製のドライブレコーダーと同じOEM元なのはほぼ間違いないだろうと思ったためです。当時のhp f800gと外装デザインがほぼ同じだったのです。
もっとも、f800gはWi-Fi内蔵ではなく、後に発売されることになるf800xがWi-Fi内蔵でしたので、f800xの前身とみることも出来ます。電気的な性能はほぼ同じであるものの光学レンズの仕様が異なり、開放値などはf800xの方が少し上ですので、f800xベースのコストダウンモデルという見方が正確なのかも知れません。ちなみにPanasonicのドライブレコーダーも同じ製造元らしく、ファームウェアの使い回しが出来たという話もあります。
今まで使っていたドライブレコーダとの大きな違いとなるのが、この背面ディスプレイがタッチパネル式となっているということです。物理ボタンが不要な分小型化かつモニターの大画面化が果たされているというメリットがある一方で、操作の確実性では物理ボタンに劣る辺りは短所とみることも出来ます。
マウンターは吸盤タイプと粘着テープタイプの2種類が同梱されていました。この辺りはhp版よりも親切かも知れません。
そこそこ粗は目立つが、コストパフォーマンスは抜群
実はこのドライブレコーダーは、当初リア側のFT-DR ZERO PLUSと入れ替えるつもりで購入したものでした。横長デザインで、リアに置いたときの座りが今までよりも向上するだろうと思ったためです。
しかし、実際には本体底面にスライド式の電源スイッチがあり、これの影響で置いても全く安定感がありません。そこで仕方なくフロントのhp f210をリアに移動し、DVRGPS-04を新たにフロント側カメラとして設置することにしました。
簡単ではありますが実際に撮影した映像を用意しましたので、そちらをご確認ください。
映像のダイナミックレンジを向上させるWDR機能については、ON/OFF双方の映像を用意しました。個人的にはWDR無しの方が見やすいように思えるのですが、皆様はいかがでしょうか。
画角140°ということもあり、f210と比べると画面端の歪みの大きさが気になります。映像の質はf210と大きな差はついていないと思います。
仕方なくリアに回したf210については、どういうわけかフロント設置時とは異なり起動失敗が発生しておらず、結果的にはメリットのある入れ替えとなりました。とはいえ、画質を求めるのであればもう一歩の画質が欲しいと思う部分もあり、必ずしも全て期待通りというわけでもありませんが。
hp f800g/f800xの映像と見比べてみると、それほど質的な差は生じていないように思いますので、実売価格からすれば優秀と評して差し支えありません。
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購入金額
6,492円
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購入日
2016年07月18日
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購入場所
Just My Shop
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