3Dモデルの作成とレタッチ作業の効率化のために購入しました
以前に使用していたのは本商品、Cintiq 24HD TOUCH DTH-2400/K0と同じ世代のWacom Intuos4 シリーズだったのでタッチペンは共通で使えるというのが選定のポイントでした。
当初はIntuos4とCintiqとを使い分ける予定でしたがIntuos4の使用率は著しく低くなったため、知人に譲りました。
選定のポイントはサイズと色域でした。
まず、サイズについては、選定にあたって友人から同じくCintiq 13HDを借りて使用して見ましたが、サイズが小さかったため、より大きなサイズをと考えました。
次に、色域についてです。色域とはどれだけの広さの色を表現できるのかという値であり、本製品はAdobeRGBという色域のうち97%をカバーしています(公称値)。
AdobeRGBとは、印刷の現場などでも使われているクリエイティブ業界における一つの標準であり、写真のレタッチなどで広い色域をカバーしていることが強みとなります。
一般的には、sRGBというより狭い色域をカバーしているものが多く、消費者にとってはこちらで問題ないと思います。
これらの二つの要素と金額(最重要)によって選定されたのが本機種、Cintiq 24HD Touch でした。
滑らかな紙に書いている感触
販売時の状態では画面の摩擦感は非常に小さく、滑らかな紙に滑るように書いているような感触です。
ペーパーライクフィルムが売られているため、それを貼れば摩擦感が増すのですがペン先の消費が早くなるため私は使用していません。
筆圧は2048段階で、傾きも検知できるため彩色など細かな調整が必要な作業には大きな力を発揮します。
必要でない人には最悪だが、必要な人には最低限
前提として、本製品はプロユースのものであるため、以上で挙げたような利点を魅力に思わない、あるいはクリエイティブワークを生業にしない方にとってはコストパフォーマンスを低く感じると思います。
近年は中国などのメーカーから数分の一ほどの値段で数値的には同等の製品が販売されています。
それでもWacomを選ぶ理由はといえば、これまで数十年に渡ってペンタブレットを開発し続けてきたノウハウと、多くのソフトメーカーがWacomのペンタブレットに最適化している点です。
正直なところ、一般的な用途であれば他社製品とも比較して、検討することが必要だと思う。
タッチパネルとしても案外快適
本製品、Cintiq 24HD Touch DTH-2400にはCintiq 24HD DTK-2400という似たような型番の製品が存在します。
この2種類の違いはその名の通り、タッチパネルとして使うことができるかどうかです。
DTH-2400ではMacのトラックパッドと同じようなジェスチャーを使うことができるため、快適に作業を進めることができます。
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購入金額
180,000円
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購入日
2017年03月11日
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購入場所
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