XL-45購入時に付属で付いてきたソニーのカーボンクラッド・シェル..です
”音響素材として優れた特性を持つ炭素繊維を使用したカーボンクラッド・シェル。
剛性が高く、共振鋭度の低い構造となっています。”
発売は1975年ですが、カーボン繊維が実用域になった頃だと思います スピーカーコーン紙やゴルフシャフトや釣り竿に応用されてCM等で有名になった頃でしょうか 後年はジェット機に採用されています カーボコンというスピーカーも有りましたが最近は聞かないですね。
カーボンはスチールの約2倍の高剛性、スチールの約1/5の重量を誇り、音速(音の伝搬速度)も優れていますとのことですがヘッドシェルが軽くなりますが効果は対応するカートリッジにもよりけりですね 組み合わせが有るわけで使ってみないと判らない? 軽いシェルに向いたカートリッジもありますが重いシェル向きもありますからね 普通はカーボンファィバーを接着剤で固めて成形するようで加工代が高く付くようです このSH-160もカーボンファイバー繊維は見えません。
カーボンクラッドというのはシェルの黒い部分です で、実際手にしてみると驚くのはアルミ板の薄さですね 結構びっくりしました 薄い板を曲げて厚く見せている?というかアルミの音を出さないような工夫だったのでしょうか ヘッドシェルコネクター部分を見るとアルミ板の薄さが判ります。
オーバーハング調整からコネクターフランジ面と針先までの距離は実際は51ミリが正解でした
今回のSONY SH-160 とオーディオテクニカのヘッドシェル AT-LT13aでsweep比較して見ました
カートリッジはDENON DL-301-Ⅱ、アンプはSONY TA-E86 , ヘッドアンプはTA-E86内蔵を使用
レコードのSWEEP波形を再生しPC入力してWAVE SPECTRAで録音(16Bit 96KHz) WS再生
オーバーハングはシェル根本から針先まで53mmで統一(この測定時の時の設定)
画像は拡大可能です。
AT-LT13a 10KHz付近の高調波 赤線の軌跡がPEAK点です
結果: 10KHzの2次高調波はSH-160が僅かに少ない感じがしますが極端に効果が出るようでも無いで す ですが僅かですが高域のダンプ効果は若干あるのかもしれません。比較対象がオーディオ テクニカのAT-LT13aであり、アルミ厚板なのでダンピング効果は有ったのかもしれませんと
オーディオ評論家風な言い訳になりました。
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購入金額
0円
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購入日
2018年頃
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購入場所
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