トゥルーワイヤレスイヤホンは昨年末にGalaxy IconX 2018、Beoplay E8を入手し、クラウドファンディングでEOZ Air、PaMu、Vie Fitにぞれぞれ出資しています。
直近でPaMu、Vie Fitがそろそろ発送となるので到着を心待ちにしていたのですが、4/29・4/30に中野で開催された春のヘッドフォン祭りでピックアップされていたこのNUARL NT01.
現地で試した人、実際に購入した人の評価も上々という事で、物欲を抑えられず購入しました。
公式サイト:http://nuarl.com/nt01/
ユーザーガイド:http://nuarl.com/manual/NT01_UMJ.pdf
NUARLとは
そもそもNUARLという会社、このイヤホンが発売されるニュースを見るまで正直気にもかけていなかったのですが、あまり宣伝活動も活発ではない模様。
この会社のイヤホンはHDSSという技術を用いたイヤホンを販売していることが、詳しいオーディオファンの中で認知されている模様。
HDSSの技術については、公式サイトに詳しいのでリンクで紹介。
Makuakeで「日本メーカー初のHDSS搭載トゥルーワイヤレスイヤホン」の出資が行われていますが、世界初はこのNT01になります。
高級感は無い
パッケージを簡単に紹介。
開封すると本体と充電ケース、パーツ類が入った箱。
パーツ類は、ポーチ、説明書、USBケーブル、イヤーピース。
イヤーピースは二種類あります。
左側がFiting Type、右側がPulg-in Typeという名称。
Fiting Typeの方がステムの長さが短く、より深く耳に装着できます。
が、自分の耳には右のPulg-in Typeの方がしっくりきました。
操作はイヤホン上部の物理ボタンを用います。
左右それぞれで機能が異なるので、慣れるまでは迷いそうです。
ウィングがあるので安定感もそこそこ。
全体的にプラスチックが多いので高級感はありません。
音源に素直な音
イヤーピースによって音が全然違います。
恐らく個人個人の耳の形状によっても聞こえ方が違うかと思いますが、Fiting Typeだと低音が薄く中高音寄りで乾いた感じの音。
自分に最も合うPulg-in TypeのMサイズだと、低音もある程度カバーでき、音は目の奥あたりに中心が来る感じで鳴ります。
有線のイヤホンに比べると流石に分離感が劣りますが、解像度はそれなり。
有線イヤホンで昨年人気爆発したfinal E3000よりもクリア。
1万円レベルの音は出ているかと思います。
中高音寄りではありますが全体的バランスが良く、所持していた他のトゥルーワイヤレスイヤホンと比較するとGear IconX 2018より音が細かく、Beoplay E8のウォーム感と比べると相反するイメージでしょうか。
音の好みの差があるとはいえ、Gear IconX 2018やBeoplay E8と比べ1万~1万5千円安いと考えると、かなりコストパフォーマンスが高いでしょう。専用のアプリが無かったりタッチパネルじゃなかったり、外音取り込みが無かったりで価格が異なるのは当然ですが、音の質という意味では十分に満足できる音です。
コーデックはSBCとAACのみなので、aptX対応機器に比べ多少の劣化があるはずですが、最近SBCでも音は良く著名なメーカーでもあえてSBC(とAAC)のみを採用するパターンが多いです。
このイヤホンもSBCだから音が悪いという感想は持ちませんでした。
ファーストインプレッション
ひとまずまだ取って出しの状態で家庭内での視聴のみのため、切断頻度等は後程追記したいと思います。
ファーストインプレッションとしては、中華系Bluetoothイヤホンにあるような作られたドンシャリとは異なり、ごく自然な音の鳴り方なので気持ちよく音楽を聴けて満足しています。
他にマルチペアリング、約5時間連続再生、15分充電で1時間再生、IPX4の防水、片側紛失時にサポートありなど細かい評価ポイントがあります。
iPhone以外でもAndroidスマートフォンのイヤホンジャック廃止が進んできており、トゥルーワイヤレスイヤホンを探している人もいるかと思いますが、NT01は1万円台のイヤホンとしてかなりお勧めできるイヤホンです。
今年のトゥルーワイヤレスイヤホンのスタンダードとも言えそうです。
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購入金額
15,930円
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購入日
2018年05月02日
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購入場所
ヨドバシカメラ
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