クラウドファンディングの Makuakeで募集のあった耐刃性、耐摩耗性、耐水性、耐オイル性をうたうグローブです。
元々 indiegogoで目標金額の 1555%で成功したプロジェクトで、Makuakeでも目標金額 300,000円に対し 3,559,080円を集めました。
ただし Makuakeで募集の際、耐水性に関し途中で補足説明があったのですが紹介映像と相反していたためにキャンセル問合せが多数あったにも関わらず最終金額が変わっていないので、最終金額が正しいか疑問です。
ちなみに耐水性の補足説明はグローブを着けて川に手を突っ込んでいる映像がありグローブ全体が防水性である様に見せていたのに、色の付いたコーティングされている部分(掌から指の側面)のみであると報告がありました。
kickstarterや indiegogoで成功を収めたプロジェクトを Makuakeで募集がかかる場合は、大抵の場合は開発元が行うのではなく日本の代理店が行なうため、代理店の関わり具合によって信頼性が変わります。
今回の Glovaxに関して言えば、他にもうたい文句通りでない点がありどこまで代理店がモノを分かって募集をかけているのだろうと思ってしまいます。
もっとも既に indiegogoで成功を収めたと言っても、その直後に Makuakeで募集がかかるので代理店にもまだ実際の品物がある訳では無く、代理店はどのプロジェクトに目をつけるかが腕の見せ所なのでしょう。
そう考えると募集途中で補足説明がありキャンセルを受付けていた分、良心的な代理店だったのかもしれませんね。
私自身は Glovaxには耐刃性、耐摩耗性を主に求めていたのでキャンセルしなかったのですが、今回の購入金額なら大手メーカーの信頼のおける耐切創手袋が購入出来てしまいますね。
ちなみに今回超早期特別価格(4割引)での購入ですので、本来の予定価格での販売は余程のアドバンテージがないと難しい様に感じます(2018.2.13現在、まだ一般販売されていません)。
と言うか、初期投資者にモノが届いてから早期に一般販売がされる事も多いのに未だ一般販売がされないのは、某ミニコンピュータの時と同様販売価格を低くせざるを得なくなっているのでは勘ぐってしまいます(^^;
とにかく、先の特徴だけでなくヨーロッパ(EU)で制定されているCE規格の中の耐切創試験 EN388規格でレベル5を超える新糸材料から作られており、耐刃性だけでなく「強く引っ張っても手袋が裂けることはありません」ともうたっています。
(EN388規格はレベル[0]~[5]までしかなく、他の耐切創手袋も軒並みレベル5で
販売されており、個々の差は個別に比べない限り分かりません)
また面白い特徴として「着用したままスマホ・タブレットを操作できます。」ともあります。
Glovaxは単に耐切創手袋としてではなく
「アウトドアでの作業に革命を起こすべく生まれた、すべてのニーズに対応できる革命的なアドベンチャー手袋です。」
と掲げています。
【外 観】
耐切創手袋といっても手の甲の表面は少し丈夫そうな軍手のようです。
掌から指にかけてコーティングされている部分は特殊な溝が刻まれ、油が付着しても滑りにくい様になっています。
先に書いた様に耐水性なのは色の付いたコーティングされている部分だけになります。
そしてスマホやタブレット操作が出来るとあったのですが、うちにある端末では使えませんでした。
ちなみに紹介動画では Huawei Mate 9を操作しているのですが、完成品では見送られちゃったのかなぁ?
確かに丈夫だが...
紹介動画ではナイフで突いたりゴリゴリしているのですが、さすがに心配で出来ませんでしたが、ナイフを握って引く程度ではなんともありませんでした。
また、実作業で皮手袋だと切れてしまいそうな鉄材などを持ち運んでもなんともありませんでした。
残念なのが届いた時より右人差し指のところにほつれがありました。
アップしてみるとこんな感じです。
下手に切ってしまうとほつれてしまいそうなので(そもそも切れるのか?)そのままにしていますが、作業中に引っかけてしまいそうで気になります。
販売予定価格(4割引き購入しているので 6500円強くらい?)を考えたら、検品をもう少ししっかりして欲しいところです。
普段頻繁にグローブが切れてしまいそうなモノを掴む事は無いのですが、本品を装着する事で安心して作業できます。
丈夫な割には薄手なのでキャンプなど(私はしませんが)様々な場面で使えそうです。
ただ他の耐切創手袋を使った事が無いので仕様を見比べてしか比較できませんが、ちょっと高いのがネックです。
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購入金額
2,980円
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購入日
2017年10月31日
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購入場所
Makuake(CTJ(株))
cybercatさん
2018/02/22
転載ファウンディングの場合はそういうこと起こりますね。
自分も今支援しているものがありますが、海外ではすでにAmazonに流れているのに、日本には2機種中1種しか届いていなかったり、途中でリターン内容が二転三転したりして、代理店の力量に疑問を抱いているものがあります。
募集時にはリターンに、ある付属品が含まれる説明だった
⇒製品完成間近になって「あれはオプションでした」
⇒米Amazonでは一般流通が始まっているのに日本では納期も遅れていたこともあり炎上
⇒開発元との再調整でその付属品が当初通り添付される運びに
⇒付属品は後日別送の予定だったが、間に合いそうになって同梱に改める
⇒付属品の生産ペースがカツカツで2種のうち1種しかまだ発送されていない
(cybercatの支援リターン品はその発送されていない方のタイプ)
⇒米Amazonでの販売価格が下がってきて、リターンの旨みがなくなる←イマココ
atsuo@tokyoさん
2018/02/22
確かにオプション品があるモノだとリターンに含まれるのかどうかと、含まれない場合に購入出来るかって問題もありますね。
代理店の力量を測る一つには活動リポート等の発信やコメントへの返信を見ているのが有効ですが、そんなのを待っていると割引率(早割やEarly Bird)が悪くなってしまうので待っていられないのが現実ですが(^^;
また今回 cybercatさんが陥っている一般販売された時の販売価格が当初の定価より大分割引されてしまって旨みがほとんどなくなってしまうなんて事もよくありますよね。記憶に新しいものでは「GPD Pocket」は酷かったですね。モノが届くより先に、海外サイトの方が安くなっていたり(--;
それと心情的な事だと、投資した時には大分テンション上がって絶対に欲しいと思っていたのだけれども、時間が掛かりすぎて届いた時にはそれ程ではなくなってしまって箱から出してすらいないモノもいくつかあります(^^;;;
そんな事を経験しつつもクラウドファンディングのリターン品の特別感に魅せられ、つい手を出してしまう...