PHILIPS純正のメンズシェーバー 5000シリーズ用替刃『SH50/51』です。
正規の替刃『SH50/51』です
約一年前に社外品の替刃に交換しましたが、切れ味が落ちてきて深剃りが利かない上、剃り終えるのにやたらと時間が掛かるようになったので、見切りをつけて新しい替刃と交換しました。
シェーバーに元から付いてきた純正の刃はコンフォートカット刃と呼ばれるエントリータイプの刃で、約5年はもったということから、互換品でも二年くらいはもつだろうと考えていましたが、まさか一年でここまで切れ味が落ちるとは、、、やはりその程度のモノだったということですね。
ということで、今回は互換品ではなく純正の替刃を購入してみました。
届いた製品は箱のデザインがアイテム情報の物と異なりますが、互換機種が増える度にパッケージのデザインが新しくなっていたのではないかと推測されます。シェーバーの純正替刃は基本的に高価なモノが多いため、安価なパチモンがかなり出回っていますので、ちょっと不安になりましたが、正規のPHILIPSストアから購入したので正規品であると信じています^_^;
適合機種が写真入りで分かりやすい
老眼には辛いサイズだけどw
箱の中には密封された替刃一式のみが入っており、PHILIPSのロゴ以外に表記がないというシンプルな仕様でした。
ハサミが無いと開けられないパック入り
PHILIPSのメンズシェーバーは基本的に3連ヘッドなので、替刃も3セット入りとなっています。刃の構成は肌に直接触れる外刃と中で回転する内刃で1セットとなります。固定用の樹脂パーツなどは付属していないので、元のパーツを流用することになります。(互換品も同様)
3セット入りです
フィリップスのシェーバーの刃はいくつか種類があり、私が使用しているS5076/06という機種には、エントリークラスのコンフォートカット刃が装備されていました。純正品の替刃にはコンフォートカット刃は存在しないようなので、交換時する場合はより上位の『マルチプレシジョン刃』と呼ばれるリフト&カット機構を備えたダブルカッタータイプを選択するしかありませんでした。
凄い機構だけど、本当にこうなるかは不明です^_^;
さらに上位の刃もあるのですが、S5076/06とは互換性がないので、選択肢としては『SH50/51』一択となります。
ということで、今回レビューするのは私としては初となるマルチプレシジョン刃『SH50/51』です。ちなみに今まで使っていた互換品は外刃がマルチプレシジョン刃風の見た目で、内刃がコンフォートカット刃という不思議な構成ですが、この互換品と比較しながら進めたいと思います。
パッと見の印象は互換品とあまり変わらない感じですが、並べてみるとかなり違います。新品と一年近く使用している物とで比べるのは可哀想な気もしますが、やはり純正品は作りが緻密です。
左がSH50/51で、右が互換品です
色艶が違うのは経年変化もあるので仕方ないとして、孔やスリット部分の精度とエッジの処理が絶妙です。剃り心地に直結する部分なのでかなり重要なポイントと考えていますが、純正品と互換品を比べると純正品のほうがやや孔の口径が大きい印象です。純正品はほぼ完全な円ですが、互換品はガタガタしています。
SH50/51の外刃(ウラ・オモテ)
エッジがはっきりとしていてシャープな印象です
SH50/51を拡大して見るとエッジ処理が奇麗なのがよく分かります
こちらは互換品、エッジがガタガタですね...
SH50/51のスリット部分、滑らかにカーブしています
互換品のスリット部アップ(ピンぼけ...)滑らかですが直線的ですね
内刃は見た目からして明らかに違います。老眼なので拡大しないと詳細形状はよく分かりませんでしたが、刃のボリューム感が異なる感じで独特の存在感があります。
SH50/51の内刃(ウラ・オモテ)です
比較:左がSH50/51の内刃で、右が互換品です
SH50/51は刃の先端が複雑な形状になっています
刃先のアップ、これがダブルカッターと呼ばれるものです
互換品は孫の手のような印象の刃先です
互換品の刃先のアップ
刃の数や角度などはほぼ同じように見えます。ただ、刃が二重(三重にも見える)になった分なのか、それとも材質や材料の厚みが違うのかよく分かりませんが、互換品よりもいくらか重たく感じます。
互換品よりも少しだけ重い気がします(未計測)
高価ですがそれだけの満足感は得られます!
交換作業は互換品と同様に簡単で両者に違いはありませんでした。
ヘッド部のパーツ構成(内外刃・ヘッドホルダー・保持板)
ヘッドホルダーに外刃をセットして、
内刃を入れてから保持板を取り付ければOK
1分かからずに交換完了~
回転音は互換品よりも低い音に感じます。刃が新しくて馴染んでいないからなのか、やや回転が遅い気もしますが、割と静かめな回転音です。
互換品とは違った低めの回転音です
肌当たりが良く、非常になめらかな使い心地です。何の引っ掛かりもないのにショリショリとどんどん剃れるのが気持ちいいです。これはコンフォートカット刃には無い剃り味だと思います。
軽いタッチで優しく剃れます!
初めからコレにしておけば良かったと後悔するレベルです^_^;
深剃り具合もちょうど良く、剃り残し感もなしということで肌がスベスベに仕上がるので性能的には大満足です。そして何より短時間で剃れるようになったのが嬉しいです。新しいうちだけかも知れませんが、これでまたあと数年はこのシェーバーが使うことが出来そうです。
これでまた暫くは使えそうです!
それにしても、本体の価格が当時7千円くらいだったことを考えると替刃の価格設定が高過ぎる気がします。替刃の性能的な部分を見れば納得せざるを得ない訳ですが、本体ごと買い替えたくなるレベルです。とはいうものの、本体が壊れていないのに買い替えるのは何となく気が引けるので決して買い替えませんが...w
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購入金額
4,402円
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購入日
2023年10月頃
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購入場所
Amazon
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