フォノカートリッジ DENON DL-103D
JUNKの和訳をGOOGLEで検索したらジャンクとか さてさてデノンのフォノカートリッジです(レコードプレーヤー用カートリッジ)です 今回も針折れジャンク品を入手しました 発売1977年11月 定価35000円 特徴「65kHzに及ぶ超広帯域再生」
DL-103Dは、振動系をテーパー状二重構造とし、0.1mm角のソリッドダイヤモンドを使用して、DL-103Sよりさらに軽量化しています。これと適度なダンパーと組合わせて、トレース能力の向上、軽針圧化をはかり、65kHzにおよぶフラットな周波数特性を実現しています。
このほか、ひずみ、クロストーク特性をはじめ諸特性の向上をはかった高性能MC形カートリッジです。
DL-103D主要規格
- 形式:ステレオカートリッジ
- 発電方式:ムービングコイル形
- 出力電圧:0.25mV(1kHz 50mm/S水平方向)
- 左右感度差:1dB以内(1kHz)
- 左右分離度:28dB以上(1kHz)
- 電気インピーダンス:33Ω(20~20,000Hz)
- コンプライアンス:12×10-6cm/dyne(レコード測定値100Hz)
- 針先:特殊楕円針 0.1mm ソリッドダイヤ
- 針圧:1.5g±0.2g
- 再生周波数範囲:20~65,000Hz
- 適合負荷抵抗:100Ω以上
- 自重:7.5g
左がトリオN-11の針部分 右はジョイント用鉄線(切断して半分位使います)
ナガオカの針TRIO N-11を加工してカンチレバーに取り付け、接着。 ちょっと長すぎました
カンチレバーの2重構造から「D」なんでしょう 2重構造でカンチレバーが柔になっています
JVC 1007 SWEEP波形ですが12000Hz近辺が4~5dB上昇しています
針を補修してレコードを再生してみました ハッキリ、クッキリで良かったです これぞMCカートリッジかと最初は思いました でも高音が出すぎる感じもしました これも性能とも思いましたが
高域が出すぎです DL-103の10KHz近辺を強調した音質です。
レコードを再生して聴いた感じでは高音が出すぎて、キツイ、音が硬い、広がりが無い状態でした
(本来の性能も高音が若干上がっている音質みたいですが今回のは上がりすぎですね)画像ならシャープネスを上げすぎた感じです
そしてJUNKへ
高域が上がりすぎているのでカンチレバーを短くしようとして、針を取り外そうとしてたらカンチレバーとダンパーが剥がれまして修復不能になりました 何時もどおり弄りすぎです(´・ω・`)
DL-103のダンパーとコイルの固定方法にはビックリしました 簡単な構造なんですね
結果 JUNK TO JUNK...!
付いていたDL-103D使用のダンパーです 下画像の振動系画像の破線部分で直径2.5m/m位です
材質はシリコンゴム系の様でヘタっては居なかったです カンチレバー後部からピアノ線でダンパーを間に入れてボディに固定してます 細いピアノ線ですから力が入ると壊れます
カンチレバーは極薄のテーパー状パイプですから元々材質が薄いものですね
古人曰く... 急いては事を仕損じる!
今回のリベンジ編は下のリンクへどうぞ!
まあ復習では無いのですが、そんな恨みもないし
-
購入金額
5,000円
-
購入日
2017年08月頃
-
購入場所
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。