レビューメディア「ジグソー」

他のモブたちとは、何かが決定的に違うのだよ...

現在の通勤車。

転勤で単身赴任になったが、新しい会社の立地が鉄道の駅からもバス路線からも見放された地区。もよりのバス停まで徒歩20~25分、そこから1時間に2~3本のバスで駅まで15分という状態では、決まった時間に仕事が終わらない業種なので、かなり通勤に時間がとられる(さりとて会社の周りはいわゆる工場地区で、買い物したりできるエリアが遠く、「足がない」人が住むような場所ではない)。自転車で通える地域に住んでいるごく少数の人員を除けば、基本全員自動車(二輪含む)通勤。

そこで手配した中古の軽自動車。

車種はダイハツのミラジーノ(Mira GINO)。初代(L700系)はあの「MINI」をパク..リスペクトしたような英国的たたずまいの車で今でも熱烈なファンを抱える車種。しかし初代発売は20世紀末、最終型でも2004年となるとさすがに...というわけではないのだが(後述)2代目(L650系)をチョイス。

L700系とは異なりMiraとGINOは同一位置に
L700系とは異なりMiraとGINOは同一位置に

グレードは2駆の「プレミアムX」で、メッシュのグリルに15インチホイールやブラックの革巻きステアリングなどを装備した最高級グレード「ミニライト」ではなく、3グレードの中間(廉価グレードの「L」に「プレミアムX」並みの内外装をかぶせた「プレミアムL」という特別仕様車まで入れると上から2番目=下から3番目)。特徴としてはプラパネルだが木目調のプリントがされたダッシュボードと、MOMOのウッドステアリング、タン色の本革&スエード調フルファブリックシートと内装が茶系でまとめられており、クラシカルなカラーコーディネイトはやや女性向け?

外装色はブライトシルバーメタリックという明るめの銀。基本車の色は有彩色が好きで、そうでないならせめてガンメタ...のcybercatの嗜好からするとハズレ。

まだ街中でよく見かけるL650系ミラジーノで、色はありがちの銀
まだ街中でよく見かけるL650系ミラジーノで、色はありがちの銀

...んなら、なんでこのタマが少ないとは言えないこの車種のこの個体を選んだか。

cybercatの車選びの絶対至上条件は「マニュアルミッションであること」。幸い妻もMTの方が好きなため、実家の車選びでは紆余曲折ありながらもMTがあるラージサイズのワゴンに落ち着いた。

当然、軽の通勤車とはいえMTじゃないとねー....



おいおいおい、マテマテマテ!

 

...........詳しい人は気づくよね?

 

 

 

L700系はともかく、L650系にMTのグレードってあったっけ?

 



⇒⇒⇒ありませんw(全グレード4AT

 

 

 

 

 

 

 

 

でも...ぢゃ~~ん!↓↓↓

...たしかにペダルは3つありますな。
...たしかにペダルは3つありますな。
 

このクルマ、MTなんです。

 

 

初代ミラジーノ(L700系)は形式名が示すようにL700系ミラの単なる外装交換版。そのため本家のミラで存在した変速機(5MT/3AT/4AT/CVT)がグレードや年式の縛りはあれどすべて用意された。しかし、二代目ミラジーノはボディ自体が独自の設計となり、独立車種となる。つまり形式名でL650を冠するミラは存在しない。そしてL700系にはあったターボモデルも廃され、丸みを帯びた専用ボディに先代よりかなり大きくされた丸目のファニィな顔つきはどちらかと言えば女性ターゲットを明確にした感じ。そのためかどうかは知らないが、変速機構は4ATのみに絞られてしまった。

当然cybercatの選択対象とはならない。

購入当時は通勤に3時間以上かかっていたため、とりあえず急ぎ足を確保しなければならなかったので、中古車情報でMT車両の情報を得ては出向いて試乗。そのなかでもL700系ミラジーノって恰好はイケてるので、実家と赴任先の所在地のみならず、その近県まで出向いてイロイロ試乗してみたのだが...さすがに当時でも10年以上経った車体がほとんどとなるとクラッチ踏むとキーキー言ってたり、ステアリングがシブくてパワステ死にかけかなコイツみたいな車輛ばっかり。初代はマニアが多いため探せばミントコレクションレベルの極上のもあるのだけれど、そうなるとそれらは車種にこだわらなければ軽の新車が買える価格。

そうして決めあぐねていたところに、この車両の情報が入った。

走行距離41500kmの5MTのミラジーノ。色は明るめの銀で好みではなかったが、同価格帯だと7~8万キロレベルのものが多かったのに比較的低走行であること、そしてあるポイントが気になり問い合わせして見ることに。...というのも載っていた写真がどう見ても二代目、すなわちL650系だったから。問い合わせして見るとやはり二代目、でもフロア5MTとのこと。??

行ってみるとたしかにL650でもちゃんとABCペダルある3ペダルMT

(少し見づらいが)ちゃんとABC3ペダルあるMT
(少し見づらいが)ちゃんとABC3ペダルあるMT

?と思って話を訊くと、この個体購入店=K's AUTOで同世代のミラ(6代目、L250系)の駆動系を移植した改造車。当然公道走るので改造車検も通っている

2代目L650系の「改」
2代目L650系の「改」
改造内容は「動力伝達装置」、つまりミッション形式
改造内容は「動力伝達装置」、つまりミッション形式

エンジンには手が入っていないのでL650系の自然吸気3気筒のEF-VE型。

インパネ内のシフトインジケーターはリバース以外は「N」のままで動かない。
インパネ内のシフトインジケーターはリバース以外は「N」のままで動かない。

試乗させてもらった後、
・初代L700系の同走行距離の個体(MT)と比べると、年数が若くて程度が良い。
・当然ノンターボなので速くはないが、街乗りでは許容範囲。
・若干地図は古いが純正では装備されないDVDナビつきの個体なので不慣れな地で当面便利。
・グレードが「プレミアムX」なので内装豪華。
そして
L650系のMT車はレア
L650系のMT車はレア(大事なことなので2k..)
というあたりを3秒チョイくらいで計算してw購入することに。

その後約3年で約23000kmを走った。さすがにアイドリングストップなどの省エネ機構が軽自動車に大々的に入ってくる以前の車種で、エンジンも最新のアルミボディのKF型ではなく遡れば1990年から使われているショートストロークのEF系なので燃費は大したものではなく、だいたい14~16km/L(ソコソコ流れる市街~郊外走行⇒高速なら20km/Lをチョイ超える)でむしろ実家のフルサイズワゴン、GJ系アテンザの方が良かったりするw(アテンザはディーゼルなのでリッターあたりでなくて価格で比べればさらに差は開く)。また目を△にして走らなければ市街地では十分な最大馬力58ps(43kW)のNA3気筒エンジンも、その発生が7600rpmと高回転型でトルクカーブもややピーキーなため、高地の上り坂(たとえば中央道の諏訪湖近辺)だと息をつく(流れに乗るためには高速道路で「2速」を使わなければならないというね...)。

ただ街乗りには便利だな。同時期のミラよりもAピラーが立っていて乗り降りしやすいし、かと言って最近のハイト系軽よりは縦に長くなく、横風の影響が少ない。L700系よりゆったりとした室内でせせこましくないし。

外装的にはスタッドレスタイヤを購入するときに、当初からついていた標準ホイールごと下取りに出して同径のスポークのアルミにして、サマータイヤに戻す時に最上級グレード「ミニライト」が履いていた「MINILITE」の中古15インチホイールにしたので、サイドから見ると「なんちゃってミニライト」。

サイドから見ると「ミニライト」グレード
サイドから見ると「ミニライト」グレード
165/55R15のMINILITEに対して冬仕様は155/65R14
165/55R15のMINILITEに対して冬仕様は155/65R14

グリルは「ミニライト」本来のメッシュより、ノーマルの太い横ストライプのメッキグリルの方が好みなので、今ので満足。

グリルは横桟のこっちのタイプがスキ
グリルは横桟のこっちのタイプがスキ

なにより、社有車の軽のように微速走行中でもエンジン切ってしまう省エネ偏重タイプの車を運転するストレスに比べれば、MTならではのダイレクト感があって運転していて気持ちが良いし。

通勤スペシャルであれば、これ以上あまり手を入れずこのまま維持でよいかな。
.....かなり外装痛んできたんで、全塗してもよいけどなぁ.....ぉぃ

【仕様】
ドア数:5ドア
乗員定員:4名
全長×全幅×全高:3395×1475×1515mm
ホイールベース:2390mm
トレッド前/後:1300/1290mm
車両重量:780kg
エンジン型式:EF-VE
最高出力:58ps(43kW)/7600rpm
最大トルク:6.5kg・m(64N・m)/4000rpm
種類:水冷直列3気筒DOHC12バルブ
総排気量:659cc
圧縮比:10.5
過給機:なし
燃料タンク容量:36L
使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
ステアリング形式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
サスペンション形式(前):マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
サスペンション形式(後):トーションビーム式コイルスプリング
ブレーキ形式(前):ディスク
ブレーキ形式(後):ドラム(リーディングトレーディング)
標準タイヤサイズ:155/65R14
最小回転半径:4.4m


購入店(K's AUTO)のブログ←同名店舗が日本国中に山ほどあるので注意?

  • 購入金額

    788,170円

  • 購入日

    2014年02月22日

  • 購入場所

    K's AUTO

コメント (10)

  • 北のラブリエさん

    01/09

    また面白いものを・・・w
    私は北の大地なので雪をこいで動ける車が欲しいですぜ。
    これどうなのかなあ。
    C-HR
  • cybercatさん

    01/09

    >また面白いものを・・・w
    ま、記念日なんでとびきりレアモノをw
    でもこの販売店この個体だけじゃなく、同じタイプの改造車を再犯..もとい再販しているようなので、日本に一台というわけではないんですがね。

    C-HRは当然乗ったことはないけれども、4駆の方なら最低地上高も高くて雪漕ぎできそう。2駆に比べて燃費が激オチするのが気になりますが。
  • タコシーさん

    01/09

    GINOって緑色を良く見かけますが...可愛いですよね
    MT車、昔は乗っていたのに、今はオートマで、クラッチとか脚の操作に自信が無いです...w
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