レビューメディア「ジグソー」

音のラビリンス(迷宮)か... AT618 AUDIO-TECKNICA

Audio-technica  AT618 ディスク [スタビライザー]

 

昔、昔...オーディオ評論家、故瀬川冬樹氏(間違って春樹氏と書いてました...スミマセン)が言っていたオーディオラビリンス(私が命名ですが)に突入してしまったようです アナログ・オーディオという魑魅魍魎の世界に片足or両足を踏み込んでしまいました..マエカラダガ http://blogs.yahoo.co.jp/yoko_yama888/8563807.html

瀬川さんが言っていたことは、オーディオの本質に迫って、雑音に耳を傾けるなということだと

思います。 ターンテーブルシートが如何だとか、××××が如何のとか、ということだと思いますが。  

 

 

                   

 

  上面・外周・底面外周はゴム被覆です 本体はポリ袋にも入っていなくて此の儘でしたが...            

黄銅(真鍮)の周りをゴムでコーティングしています 真鍮に黒く塗装してますね ターンテーブルに乗せるとスピンドルシャフトに当たってガチャンと音がしますが何とかならないのかなと思います。

(内側部分の円盤が黄銅製の本体 周りがゴム覆い....)

                     

      仕様では600gです                       

長く使用するとレコードプレーヤーのスピンドル軸受けの耐久性が心配な面はありますが、反ったレコード再生時にはレコードの反りを抑える効果があります この点は良いと思います           

      

スタビライザー有り、無しでの周波数特性を取ってみました

  DENON  DL-301-2 周波数特性比較  測定は同一条件 フラットでないのはソフト?です

    

      ディスクスタビライザー無し  低域上がりはサウンドカードです(現在修正済み)             

      ディスクスタビライザー有り      

効果は良く判りません 2枚の画像を重ねるとスタビライザー有りでは高域が若干ダンプされる、低域が上昇する感じはしますがレコードのソリで変化する? 耳では変化が微小で私には検知外かもしれませんね。 

 

其処でテストレコードのワウフラ測定時の3KHzを再生しスタビライザー有り無しで実験しました   

3KHzは再生されますが倍音(2次高調波)も出てきます。

  

      スタビライザー無し        

    

      スタビライザー有り 6KHzは出たり出なかったりしますが確実に減少します 

  

      2次3次高調波が少なくなるということは歪率も減少するというわけです 凄く微妙ですが

  スタビライザーはやや効果はあるようです 耳で感じられるかどうかは不明ですが。スタビライ         ザー乗せるとレコードがターンテーブルに密着して不要振動抑制効果があるんでしょうかね...

    殆ど自己満足のオーディオラビリンス領域です  まあ、勝手にやりましょう...趣味ですから。

 

     結果:効果は殆ど無し こんなものに趣味とは言え数万円とか、ぼり過ぎです 

          レコードの反り対策には有効?(オーディオテクニカのは安いほうだと思いますが

    高いのがあるんですね 趣味だから仕方なしか...)

       

  

 

 

      

レコードプレーヤーの軸受け底面は回転音を抑えるので柔らかいプラスティック(金属筒の底面が)を使ったものが多く、加重すると軸が抜ける可能性があります 低価格のプレーヤーほどその可能性がありますし、重いものを乗せると軸受けが磨耗する可能性もあります。 

 

                

 

   

   

  

 

  • 購入金額

    3,250円

  • 購入日

    2016年11月頃

  • 購入場所

    ヨドバシ

22人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (4)

  • フェレンギさん

    2016/11/25

    この製品が世に出た当時に、パイオニアから「ブチルゴム製ターンテーブルシート」なるものが販売されており、長岡鉄男師の推奨も手伝ってか一世を風靡していました。
    私も入手して愛用してましたが、ブチルゴム故に埃やゴミが付着して見た目に良くないものでした。 そして数年後に販売休止となったようです。
    2,000円程の良心価格だったと覚えております。 
    他銘柄からは数万円の製品も売られていたのですが
    そんな中ブチルゴムシートは、一聴して音の変化を感じることが出来る良品だったんですが、、。
    回転バランスを考慮すると、自作は難しいですし、、 もし今も入手可能なら ぜひ試していただきたいものでございます。
  • タコシーさん

    2016/11/25

    フェレンギさん
    書き込みありがとうございます
    ブチルゴムターンテーブルシートは何処かのメーカーで販売してるようです オヤイデ?
    機会があったらやってみたいです...
    ソニーだったと思いますが、PS-6750のターンテーブルシートの中にシリコン?かなにかぐにゃぐにゃした物が入っているのがありましたね 当時は新技術の投入が凄かったですね PS-8750も同じだったと思いますが...
    http://audio-heritage.jp/SONY-ESPRIT/player/ps-6750.html
    それで音質向上したのか否か不明ですが....この頃からシートは問題提起があったのですね
    ディスクスタビライザーは何時ごろなんでしょう 当時は無かったと思うんですが。
  • jive9821さん

    2016/11/25

    パイオニアのターンテーブルシートはJP-501という製品でしたね。現在KP-9010(新品で買った方)で使っているのがこれです。見た目はともかく、KP-9010の腰高感が改善されるので愛用しています。

    現在はオヤイデ電気でやはりゴム製のマットを販売していますが、JP-501と比べたらほぼ二倍の価格なんですよね。より高いコルク製やセラミック製などもあるようですが、そこまでいくとどうなのかという気がしてしまいます…。
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