Nobunaga Labs製のプレミアムシリーズMEDUSAです.
銀メッキOFCの8芯仕様で,コネクタはカスタムIEM用の2ピン,プラグは2.5mm4極仕様です.
仕様(HPより)
ケーブル:OFC8芯・銀メッキ
ケーブル長:120cm
イヤーフック対応:ワイヤ-入り
プラグ:2.5mm4極ストレート型プラグ金メッキ
イヤフォン側プラグ:カスタムIEM用2ピン
インピーダンス:0.35Ω以下
クライオ処理:72時間
この仕様で,ブランド品なら,最低でも3万円以上は確実なのですが,1.2万円ほどで入手できます.
クライオ処理を除けば,同一仕様の中華ケーブルは5000円ほどで入手できますが,冒険せずにリケーブル効果を確実に得るなら,本MEDUSAは最適かつ後悔のない高コスパケーブルです.
一般的な純正3.5mmアンバランス4芯銅ケーブルに対しては,バランス化による低域アップと全帯域での分離と解像度の向上,銀コートによる中高域の伸びと解像度の向上,8芯化による明瞭さと押し出しの強さなど,すべてのポイントがアップし,明確なリケーブル効果が得られます.銀コートのキラキラ感は無く,どちらかと言うとやや固めな高域で,全体的に輪郭をシャープに描写するため,ややタイトな印象です.
このため,ハイレゾD型ではなく,マルチBAに適していると思います(CIEM2ピンコネクタなので,必然的にマルチBAとなってしまいますが).
デメリットは,8芯化とケーブル素材の性質で,太くて,固めで,タッチノイズはやや気になり,ポータビリティは低下します.タッチノイズは工夫次第で気にならなくなりますが,決して柔らかいケーブルではないので取扱易さは大幅に低下してしまいます.また,太く固めなので,取扱には十分注意しないと,断線の危険性は高いです.
メリットとデメリットを天秤にかけ,価格を考慮すると,カスタムIEM用2ピンで2.5mm4極の銀コートOFCリケーブルとしては,第1候補として間違いないと断言できます.
※1.2万円のケーブルが高コスパと断言できる自分が怖いです.
やや硬めのケーブルなので,耐久性にはやや不安はありますが,屋内外でメインとして使えるケーブルです.
SignalやBlack Dragon V2などを聴かなければ...の前提条件が付きますが.
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購入金額
11,800円
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購入日
2018年01月頃
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購入場所
cybercatさん
2018/12/17
ほんそれ。自分も2本持ってます。
harmankardonさん
2018/12/17
入手性がよく,1万円程度なら,断然おすすめですね.
でも,上を知ると,どうしても価格差を感じてしまいます.