ここ数年、ブルートゥース接続のスポーツイヤホンを順次発表しつづけ、シェアを拡大中の
サウンドピーツという会社がありますが、別部門でカメラ・レンズを展開しています。
社名は「MUSON・ムスン」。
サウンドピーツと同じく、多機能・高性能を、従来の製品より大幅に安価で供給しています。
先日入手したスマホ・タブレット用のレンズアタッチメントキットの出来が良かったので
Amazonでオススメされた防水アクションカメラを買ってみました。
GoPro と MUSON
10年ほど前から、外国人観光客を中心に
祇園祭の人混みの中を頭上や肩の上に小さなカメラを載せながら周囲の様子を撮影している方を見かけるようになりました。
TVバラエティショーでは、タレントさんがヘルメットの上に固定したり、アタッチメントを駆使して自撮りアングルに固定したりしながら、バンジージャンプやドラフティング、カースタントやスカイダイビング撮影で利用される小型カメラを目にします。
少し前にスキューバダイビングを趣味にしている長男が「GoPro」という小型アクションカメラを買ったのですが、頻繁に目にしていたのは まさにそれでした。
プロの現場からアマチュアまで、大きなシェアを持っているGoProは高価でした。
上位機種は6万円前後。
液晶モニターは備わらず、電池交換も不可で、その都度充電する必要があると聞き、拝借して試そうと云う気持ちに至りませんでした。
MUSONのアクションカメラC1は、Amazonで5946円という破格値で売られています。
30M 防水シェル、各種アタッチメントが最初から備わります。
但しMicroSDカード(32GBまで対応)は別売りです。
まずは撮影動画を見てね
両面テープ付き固定ベースを発泡トレイに取り付けて撮影しました。
ハンドルパイプマウントを利用して夜間の自転車走行レコーダーとしても利用してます。
まずは動画を御覧ください。
ファンクションボタンの癖を知ろう Wi-Fi接続を利用しよう
豊富なアタッチメントキットから必要なベースやアームを選択して、使用者が使いこなすわけですが
その前に基本設定を行います。
本体に
パワースイッチ・シャッターボタン・カーソルボタン上下各2個 計4つのボタンが備わります。
全てのボタンは防水シェルに納めたまま操作可能です。
電源ボタンは長押しすると「電源を落とす」ことになるのですが、ファンクション起動ボタンとしての機能が持たされており、軽く押すと液晶モニターにモード切替グリッドが現れます。
液晶モニターに向かう形で右側側面にアップダウンスイッチが備わるのですが、このボタンでカーソルを移動させつつ、シャッターボタンでコマンドを決定します。
基本的な仕組みを理解すれば、表記が日本語ですので、難なく進めることができると思います。
が、
取説に詳しく書かれていないので、私が「わかりにくかった」点を並べておきます。
上の写真で右上にあるXマークへは、カーソルを動かし続けないと到達できません。
設定画面から逃れるためには、面倒でもカーソルをXまで動かす必要があります。
もうひとつのコツ
静止画モードを選択した後、シャッターボタンは軽くひと押しする必要があります。
超広角レンズ採用でオートフォーカスは備わらないためシャッターボタンを半押ししたり長押ししたりする必要がないのです。
うっかり長押ししてしまうと、自動的に動画撮影モードに移行してしまいます。
取説には書かれていないし、防水シェルに入れていると、どうしてもシャッターボタンを長押ししてしまいがちなので、特に注意してほしいポイントです。
ぜひ設定しておきたいのは、Wi-Fiを利用した遠隔操作。
手持ちのAndroid機器かiOS機器とリンクさせることで、手元の端末で撮影画像が確認できるだでなく基本操作が可能となります。
最初に接続先端末の機能設定からWi-Fiを開いて待受け状態にします。
次に本カメラの側面に備わる「カーソルボタンの下」を押すことで、Wi-Fi接続モードが発動します。
Waiting for Wi-Fi Connection...と表示されると接続可能状態です。
この手順が取説では飲み込めませんでした。 念の為に書き添えます。
ことの前後は問いませんが、無料の Ez iCam App をダウンロードしてリンクを確認します。
少しタイムラグがあるので、ラジコンカーに搭載して、ドライバー目線での操作を行うという目論見には適合しません。
しかし得意の水中撮影や、車体外板に装着してオンボードカメラとして利用する用途に
このEz iCam Appは福音となるでしょう。 Android・iOS共に対応してます。
吸盤アタッチメントがあれば 云うことなし
価格から想像できない多彩なアタッチメントキットが標準付属します。
●スポーツカメラ本体 画角約170度
●アクリル製防水ケース
全てのボタンが使える工夫
●交換用マイクスリット付バックドア
防水の必要がない場合はスリット付きバックドアに交換することで音声品質の向上が見込めます
●ハンドルパイプマウント
自転車からバイクまで対応するマウントにはゴム板が付属しており 幅広い経に対応します。
●クイックリリースバックル
●Jアンダルバックル
●ハウジングマウントアダプター
●延長アーム1●延長アーム2●延長アーム3
●カメラマウントアダプター
●ネイキッドフレーム
●フレーム用クリップアダプター
●3M製強力両面テープ付きヘルメット固定用ベースX2
●サポートべルト
ネジ類は良い設計の樹脂キャップが備わるので、指の力だけできちんと締めることが可能です
●バッテリー 概ね1.5時間程度の持続時間 予備があると安心ですが、、
設定画面から省エネモードが選択できます
●クリーニングクロス
●結束バンドX4 金属製ワイヤーX1
●USBケーブル
●ACアダプター
MicroSDカードは別売りです
3M製強力両面テープを利用するマウントベースは2個付属しており、きちんと固定できますが
再利用を考えると 吸盤アタッチメントキットがあれば なお良かったのに
と恨み節でございます。
但し価格を考えると、十二分。 豊富な付属品に大満足しております。
モニター画面の色バランスが緑寄りなのは、製品全体に共通する仕様のようです。
学生の時に欲しかった
掌に納まるコンパクトサイズながら、HD画像・音声が記録できるなんて!
アクリル製防水シェルに納めると30mまで保証されるなんて!
Wi-Fi接続で離れたところから撮影画像が確認でき、リモート操作が可能なんて!
豊富なアタッチメントキットが最初から付属しており、2輪や4輪、ヘルメットや肩ストラップに簡単固定できるなんて!
これが学生時代に、この価格帯で入手出来ていたとしたら、どんなに楽しかったでしょう。
アウトドアアクティビティの記録としてだけでなく、ソフビ怪獣やプラモデルを総動員して
自作SF映画が楽しめたでしょう。
今ならドローンエアクラフトや、ラジコンカーを駆使して迫力ある映像が楽しめます。
2秒〜60秒まで7段切り替えで連続静止画撮影が行えますので、電源を供給しながら、植物の成長などを観察する自然研究に役立たせることが可能です。
昔はテレビの向こう側で行われていたことが、自分でできるなんて!
設定画面で撮影画像の上下反転が可能です。 保持者(クラフト)の上に載せる時と
下部に装着するときで使い分けると 後で編集する時に困りません。
上に掲載している動画内で水上と水中の様子が見ていただけますが、モードを変更して撮影してます。 地味ですが 良い機能だと思います。
この価格なら、色々なこと、ずっと前から試したかったことが 気軽に試せます。
次はGoPro所持の子供に依頼して、実際に海中深くまでお供させる予定です。
準備が整ったら 追記する形でご報告します。
静止画画像からイチマイ
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購入金額
5,946円
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購入日
2016年07月18日
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購入場所
amazon
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