実質的なRT-AC3200の後継機となりますが、デザイン的にはアンテナの本数の減少と筐体自体のダウンサイジングにより、より洗練されたイメージがあります。また、LEDランプも控えめな明るさとなっているので、夜間でもその明かりが気になることはありません。

ただ、壁掛けをもっと意識してデザインして欲しかったというのが正直な印象です。

端子部

本体正面

RT-AC3200と比較して、アンテナの本数は4本と減少していますが、一本あたりのアンテナの太さがアップしていて性能的には劣っていないのが良いですね！壁掛け仕様にもできますが、電源ケーブルの接続が若干面倒となる点は少しマイナスポイントですね。

インターネットの設定と各機器への接続は非常に簡単に行なえます。専用のDevice Discoveryというソフトを立ち上げ、AC88Uに接続します。

その後、インターネットの設定と電波別の名称やパスワードを設定すればすぐに使用することができます。私の場合はAC3200も持っているのでIPアドレスが競合して少し苦戦しましたが、初心者でも手軽に設定できる点は高く評価できます。

RT-AC88Uはゲームに特化した機能が満載なのが特徴です。ゲームブースト機能により、安定かつ安心してゲームが楽しめる機能が用意されています。

WTFast GPNでは、快適なゲームを楽しむためのゲーマー・プライベート・ネットワーク (GPN)が利用できます。しかも、一台限定ですが無料で使用できるのは大きいですね！

ゲーム優先モードでは、どの機器よりもゲームを優先して通信できるモードです。ゲームを使用しない場合はオフに簡単にできるのも良いですね。

AiProtectionは、あのトレンドマイクロのセキュリティ技術を使用して、マルウェアやウイルスの感染を予防します。また、意外とネットワークで問題となるウイルスソフトとの競合を防ぐ機能もあります。

日本のメーカーにはない、ハイパフォーマンスさと遠くまで電波を飛ばす技術はさすがの一言です。また、ASUSのルーターを幾つか使用してきた中でも間違いなく最強のパフォーマンスを発揮してくれるアイテムとなっています。

ハイスペックなCPUを搭載されていて、その処理速度はへたなパソコンを凌駕するものがあります。また、11ACにも対応していますし、最大2167Mbpsの通信が可能です！この数字は、間違いなくルーター界トップの数値となっています。