二胡という中国の民族楽器です。
哀愁ある音色が、最近日本でも人気なようですが、私もそこに惹かれて弾いてみたい!ということで買ってしまいました。
二胡が初めての方は、下記の動画をどうぞ。
上野の名師堂というお店オリジナルの二胡で、最も手頃な製品です。
高級何ことの違いは主に木の材質と、蛇皮の質だそうです。
お店の方に在庫の二胡を片っ端から試奏していただいて、納得できる個体を購入しました。
楽器は持ち主に似るらしいけど。
最近の二胡は、バイオリンのように透き通った音に似せて作っているのだそうですが、
私の購入した個体は昔ながらの二胡に近い音で、非常にクセが強く、お店の中でも隅っこにひっそり飾ってあるほどでした。
最後にこの個体を試奏してもらったのですが、その瞬間ビリビリっと電気が走って、即決で購入してました。
二胡は持ち主に似るとどこかの講師が言ってましたが、なるほど私は古風でクセが強くて、人によって好き嫌いが激しいのだなとwww
二胡って弦楽器でも難易度高いらしい
この個体に限ったことではありませんが、2本の絃の間に弓を通し、手前の弦と奥の弦に押し付けて弾きます。
弓は80㎝あり、弓先まで均一に力をかけるのが難しく、弓先はバババババと跳ねちゃってもう。
さらに、ちょっとでも体に余計な力が入ると、しずかちゃんのバイオリンのごとくギーギーガーガーすごい音に。
ライブをやるときなんかでも、吐きそうなほど緊張していても脱力しないといけないので、ある意味メンタルを鍛えられるとおもいますw
チューニングの難易度も高いです。
木の棒に本当に巻き付けてあるだけなので、糸巻に滑り止めがしてあり、構造上ごくわずかに締めるといったことが難しい。
しかも、ちょっとでも行き過ぎると2音とか平気で動いちゃう繊細さ。
しずかちゃん状態の腕でチューニングとなると、至難の業です^^;
その辺も楽しんじゃえということで星5つ。
安い材質でも十分
材質は紅木がスタンダードで、黒檀や紫檀の類が高級品になります。
いずれも今では超高級な材料になってしまったので、こちらの二胡は紅檀という材料を使っています。
紅檀という種類の木があるのではなく、いくつかの木の総称だそうですが、上位の材料と操作性は遜色ありません。
部屋の音響効果の影響かなり大
二胡は楽器の生音だけでなく、部屋の音響効果にも、音の美しさが大きく左右される楽器です。
日本の一般的な住宅の音響(石膏ボードに軽量な建具や家具、衣類やベッドの部屋)では、かなり音が濁ります。
鉄筋コンクリートや洞窟のような場所では、音がとがりすぎて哀愁ある感じが吹き飛びます。
天井も床も壁も、無垢材の板張りの家が最も二胡の音が引き立ちます。
というか、美しさが5倍増しになります。
まさに中国の宮殿のような建物がいいのですね。
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購入金額
49,800円
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購入日
2016年03月17日
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購入場所
名師堂
タコシーさん
2016/03/17
二胡というと弦が2本なんですね 沖縄のは胡弓ですか...あれは3本かな
胴が小さいので共鳴音が小さい感じはするので環境に左右されるんでしょうね
弾くのが難しそうですが会得?してください...(^^♪
いぐなっちさん
2016/03/17
実物もとても素敵な音色ですよ~。
きちんと音出せるようにならないと、ギーギーガーガー耳障りですが^^;
胡弓と呼ぶ楽器ってけっこう種類があるようで、二胡も胡弓と呼んでいたそうです。
共鳴音は確かに小さいですね。
個体差も激しいので、実物を弾いて選ばないと大変なことになります。
高音を出すのが難しい(音量が極端に落ちる)とか、色々あるようです。
CR-Xさん
2016/04/10
ド素人には敬遠要素になりそうだけどw
二胡の響きを生かす練習部屋作らなきゃですね、ギターの音色も良くなるでしょうし(@_@)
いぐなっちさん
2016/04/10
独学はハードルめちゃくちゃ高いですが、教室へ通えば、忘年会のかくし芸くらいなら案外すぐできちゃいそうです。
二胡は部屋の音響が特に重要で、布団や服が多い部屋だと音が死にますね。
エンジンが不調で、マフラーがブスブスいってる車みたいな音になりますwww
田舎のおばあちゃんちの、無駄に広い廊下とか、かなり美しくなります。