買いました。正しくはIYHしてたですね。
さて
SSDのベンダーが乱立しすぎている今、分からない人なら
『とりあえずサンディスクがいいかなぁ・・・SDカードとか作ってるし間違いないよね!』
とか思っている人は多いはず。
そいう人達を狙ったかのごとく突如廉価SSD市場にも参戦してきたサンディスク。
同社が放つ廉価SSDは買う価値があるかどうか、ベンチマークの数字から考えたいと思います。
先ず、俺の結論から言います。
『買う価値はある!(*2台目以降向けのみ)』
それを下で書いていこうと思います。
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ノートPC(ASUS UL-20FT)が購入から5年経過し、そろそろHDDが・・・・と思ったので漁っていたらSanDiskの格安SSDをIYH!(AA略 していたようです。
ストレージが超大好きな俺としてはMicroSDなどで有名なSanDiskのSSDは前々から興味があったのでこれを機会に書いていこうと思います。
ちなみに今の対抗馬はトランセンド製SSD(TS128GSSD370)かな。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1508/22/news026.html
パソコンハウス東映などで在庫限りの特価(5,980円)をやってるそうなので、モロぶつかります。
性能の事はうだうだ言ってもしゃーないんで速度のキャプチャを見て頂きたいと思います
買ったばっかなので分かる訳がないです
それだけです。
でも、今時の他社SSDと同様に3年間保証が付属しています。 なので耐久性も価格なりという可能性は低いと思われます。
Read・・・520MB/sec
Write・・・180MB/sec
搭載NAND・・・SanDisk製MLC NAND
搭載コントローラ・・・Silicom Motion製SM2246XT(キャッシュメモリ無し)
保証期間・・・購入後3年間
6,000円でこの速度、かつ今の標準である『3年間保証』です。旧型ノートPCのHDDの入れ替え用と考えれば全然アリアリッしょ!
では、箱から見ていきましょう
箱は・・・薄いです。インテル(SSD 330リテール)のと比べたら泣きそうなくらい切なくなったので比較画像の掲載は控えさせていただきます。
箱のサイズは今公開中のNARUTOの映画版ノベライズ小説と同じくらい。
同梱物はこれだけです。 SSD本体、スぺーサー(7mm→9.5mm)と説明書とペラの広告。
肝心の(公式発表)速度
シーケンシャルW:R=180:520
サンディスク Extreme Pro/東芝HG6等からすればライト性能は超!!!格下です。
書き込みをそれほど重視されないのであれば、これで足りる筈です。リードの速度は今出ているSSDと何ら変わりません
しかし、リード性能はまだまだ現役OK!
SATA2環境の4K読み出しで10~15Mbps出ます。
つまりOSの起動は結構速くなります。
どのくらい差があるの!? という声が聞こえたので紹介しますね。
先ずはHDDの速度を見て頂きましょう。そうしないとSSDの速さが伝わらないと思いますので。
HDD(Seagate Momentus 5400.6)
1GBだとこんな感じ
まぁ~遅いですね。
5年以上も使ってる2.5インチ&5,400rpmですから仕方ないと言えば仕方ないんですが。
次にSSDです。
SSD(SanDisk SSD PLUS 120GB→今回の商品)の速度
SATA2なんでシーケンシャルがこんなもんしか出ませんが・・・
5年前のノートPCにこれ導入してこれだけの速度が出れば、まぁ上等というか・・・
4Kリードで見ればMAX50倍速になりました。 CDへの書き込みよりも早いです。
当然、PCの起動速度も比較にならないくらい爆速になりました。
ちなみにSATA3環境(AMD FX8150+MSI 990FXA-GD80)だとこうなります。
先ずは100MBで
次に1GBで
瞬間最高速度とはいえこれだけ出れば充分だと思いませんか?
最近のノートPC(SATA3のUltrabook等)だとHDDより相当速くなると思われます。
そして皆様
『DRAMキャッシュ無し』と言われるとSSD黎明期にあった”プチフリ”のこと、思いだしますよね?
俺も最初はそれを心配しました。 しかし、使ってみるとそういうのは一切感じられません。
”The 今時のSSD”という感じのキビキビ・サクサク感です。
SanDiskのSSD部門が掲げるキャッチコピー
「SSDでも『さすがサンディスク』と言わせてみる」
これには賛同します・・・SanDiskのSSDを使ってる人からすれば賛同せざるを得ないフレーズと思います。
今まで”SDカードだけ”だと思いがちでしたがこれからは”FlashStrageの総合メーカー”という看板へ大々的に掛け替えてもいいと俺は思います。
一番下のランクの製品でこのようになかなかの出来なのですから最上位のExtreme PROシリーズは・・・想像するだけでぞくぞくしますw
『本当か?』と思うなら一度使ってみるべきです。
ストレージは特に下位の製品での実力で物事を図るべきです。基礎が出来ているから上位ランクの製品がより際立つのですから。
Good。
ただ、ケースが非常に安っぽいです。 まぁ・・・アレです、二兎を追うものは~ってやつです。
でもSSDは外に見えるものではないので別にいいかなと。
今はUltrabookや俺のようにだいぶ昔のノートPCの換装に買う方が多い(はず?)のでスぺーサーだけあれば充分です。 2.5→3.5変換ブラケットは自作やってると余ってくるんでサンディスクの判断は正解だと俺は思いました。
何度も言いますが化粧箱も含め全体的に安っぽい。
だが中身(→SSDだと速度です)が重要なんで。
速度が伸び切らないとかフリーズ連発するとかデータが突如消えてしまうようなゴミファームより、しっかり堅実に使えるSSDのがイイと思います。
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購入金額
5,980円
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購入日
2015年08月23日
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購入場所
NTT X Store
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