レンズの明るさの差を肌で感じました。
レンズの描写力を云々するレベルの技量も知識も身については居ないL2さん。
何とか弄り回して、色々とお気に入りの写真を増やすべく試行錯誤している訳なんですが。
自分の部屋で、レビュー品を撮影しようとなると、折角の一眼レフですが、狭苦しいL2さんの巣では最適な焦点距離を取れない事も多く、また、照明の暗さの為にシャッタースピードも上がらずに、上手い事撮影出来ない事が多くて、
結局は、SZ-30MRさんに頼る日々。
いえ、まあ、それはK-7が悪い訳では無く、ものぐさクイックアクセス好きなL2さんは、キーボードを置いている折り畳みテーブルの上で何でも済ませてしまおうとするために、スーパーマクロが使えるコンデジさんに甘えてしまうのが悪いのです。(部屋の縦深が無いことも、ね)
そんな中で、三脚と少ない縦深を使っての撮影を試みたのですが、F値の壁は結構厚いのではないかと、勝手に解釈して、明るいレンズを探しに走りました。
そんな中でヤフオクで見つけたのが、このレンズ。
現行のレンズから数えると、というか、Kマウントの歴史そのものの重鎮のような古い世代のものです。
更には、レンズの素材に関連して、経年劣化で黄変というレンズの変色があるもののようで、フィルムカメラにとっては、もう「置物」レベルの症状のようでした。
しかしながら、デジタルになるとホワイトバランス補正能力などの向上、データなので試行錯誤しやすい、という事があって、趣味レベルで使うには支障は無さそうだと感じて、落札しました。
中古、それから、最大に見積もると40年近く前の製品にしては、綺麗だなあ、と、到着した時に感動した覚えが有ります。
黄変は、真正面からはさほど感じないですが、少し斜めに覗き込むと「ああ、黄色いね」と分かります。(この見方で合っているかは知識不足にて不明ですが)
が、この写真はレビューの為に撮ったので、映り込み回避の角度で撮った事と、縮小した事により透明に見える気がします。
到着時には、もう少し黄色かったと記憶しているのですが。
紫外線に当てると黄変は改善する(場合によっては透明と感じる位まで)と言われていたので、12月から2月位までに掛けて、晴れた日に庭に出してみたのです。
(洗濯ばさみと瓶は太陽光の角度を調節する為のものですw)
一気に改善した訳でも無いので、気のせいの積み重ねなのかもしれないのですが、気にならない位の色になったと思い込んでおきます。
入手時位の頃(右)と執筆時(左)の写真。
両方ともホワイトバランスはCTE(色拡張)ですが、アングルが少し違う事もあって、黄変改善したのか、そして、その結果が出ているのか、判別付かないですねー。
まあいいや、L2さんの中では改善した事にします。
折り畳みテーブル上という焦点距離を割り込みそう(多分割り込んでる)な近さで、試しに録ったガンダムアダプトのメタスさん。
流石に被写界深度が浅すぎて、肩と膝にピントを合わせたら、後ろに下げ気味の肘とか手先がボケているという…。
でも、この距離で手持ちで撮れるシャッタースピードになるのは、明るいレンズだからなのでしょうね。
28-80mmのマクロモードでは、遅すぎて手振れ補正も通用しない位のブレブレでしたので。
手動での合焦なので、中々、思う通りの画にはならないのですが、そこはデジカメ。
何度も試行錯誤繰り返して、上手くいったり、いきかけたりすると、楽しくなりますね。
気が付くと、K-7には、このレンズだけが付いている状態で、これをハマっているというのかも。
埃や黄変をもう少し改善出来ないか、と考えた結果。
同じものをもう一つ買って、練習しよう、そうしよう。
と、ゴーストが囁きましたw
ジャンクコーナー辺りで、買えれば良かったのですが。
そういうものがあるお店で車で寄れそうなものは、活動範囲(半径15キロ弱)には存在しない為、オークションで落札しました。
送料込みで、3500円程。
黄変は大分大人しめかな、という感じで、外観もかなり綺麗ではあります。
但し、埃は多めですね。
AFのレンズだと上手く埃にピントが合わない(マニュアルモードでも腕が悪いので合わせられない)ので、同型の50mm(このレビューの品)で撮影しました。
結構目立ちますよね、埃。
いや、まあ、分解清掃のし甲斐があるというものです。
組み立て直せるかどうかも分からない不器用な私に、完遂できるかは、不透明です。
なにより、分解に使える工具類も持っていませんがw
撮影しながら、思ったのは、圧倒的に部屋の縦深が足りないという事ですね。
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購入金額
4,000円
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購入日
2014年12月頃
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購入場所
jakeさん
2015/07/29
F4くらいまで絞ると違うと思いますよ。
あと、室内だと小型の三脚はあるといいと思います。
カメラの裏側につける足があるんですが、意外と便利ですよ。
L2さん
2015/07/29
アドバイスありがとうございます。
絞ってみた写真がこちらです
L2さん
2015/07/29
LEDシェードな落書きハムスターでは、カメラも私の目も、「ここに合っているハズ」と感じた所にズレを感じなかったのですが、立体物だと、「ここに合わせている」つもり状態になる事が多かったので、L2さんの感覚とカメラが示す焦点位置を合わせようと、躍起になっていたのです。
絞って撮ると、焦点の合う幅が、体感できる位に広くなりますね。
お財布に余裕があったら、欲しいですね、室内用の小さな三脚。
まあ、実は、レンズの所為では無いことを証明しようと、あるものを購入したので、お金が無いのですよね。
そうなるとアレも欲しくなってしまい、お財布に良くない連鎖が続いてますw
がじおさん
2015/07/29
私もちょっと調べてみました。効果の出ることがあるんですね。
前玉だけ外してみて、他が黄変していなかったら前玉だけ日光にさらしてみようかしら。
レンズ丸ごとやっちゃうと熱によるグリスとかへの影響がちょっと気になるので。(^^;;
L2さん
2015/07/29
気温が低い冬にチャレンジすると分解無しでもイケるかもしれませんね。
L2さんの能力は、「分解して、元に戻す事が出来ず、壊してしまう」程度の能力ですので、次の冬まで、紫外線チャレンジはお預けです。
このレンズに入札するにあたりまして、黄変とバルサム切れの記事を読んで、対処可能なものもありそうだと踏んで、購入を決めたのです。
幸いにも、私の目には、黄変以外には綺麗なレンズに見えているので、入門者故の幸運という奴なのかもしれません。