お手軽キャンプを楽しもうと三重県いなべ市にある“青川峡キャンピングパーク”に行ってきた。

非常に綺麗に整備されたキャンプ場で、ログハウスやコテージなど宿泊施設が完備されており、キャンプに必要なグッズもレンタルできたりとサービスが充実している。気軽にキャンプを楽しみたいファミリー層にはぴったりなキャンプ場だろう。

夕食にバーベキューをしようと思い、現地に向かう途中で食材等を調達していったのだが、着火剤を購入するのを忘れてしまった。そこで、現地のセンターハウスでたまたま売っていたのが、この“森の着火剤”。

着火剤というと、チューブに入ったジェル状のものというイメージがあったのだが、“森の着火剤”は、間伐材を利用した木材破砕屑とリサイクルパラフィンワックスで作られた固形状の着火剤である。環境にやさしい上に、購入することで障害者自立支援の一助となるとのこと。

一片を折り取り、ライターで火をつけてみると、すぐには火はつかないものの、一度点火すればじわじわと火が長持ちする。一度で二片も使えば十分という感じである。

ジェル状の着火剤は、一気に火がつくので扱いやすいが、使い方によっては危険。一方で“森の着火剤”は、ゆっくり燃焼するため、急激に燃え上がることがなく安全である。さらに匂いと煙が出ないところが良い。