新メインPCに「一太郎2019 スーパープレミアム」
を入れる前に、旧メインPCで使っていたオフィスソフト。
それ以前の「一太郎2014」
は久々に購入したフルセットの「一太郎2014 スーパープレミアム」で、グラフィックソフトの「花子2014」や、表計算ソフトの「JUST Calc」、プレゼンテーションソフトの「JUST Slide」も付いたものだったので、2年連続でフルセットを購入する必然性はなかったのだが、この年は一太郎...というかその前身のjX-WORD太郎から数えて30周年だったので、いわゆる「オマケ」が豊富であり、いつも付属する辞典やフォントに加えて、市場価格6千円前後のフォトレタッチソフト「Zoner Photo Studio 16 HOME J」や、同じく7千円前後くらいだったwacom Intuos Pen & Touch CTH-480の一太郎限定カラー版が同梱されるということに加えて、「一太郎dash 30th」という軽量ワープロソフトまでが同梱されたのにもかかわらず、前年に比べてあまり価格の上昇がみられなかったため、「記念に」購入した感じ。
「一太郎2015」は相変わらずの使い勝手の良さで、「紙に印刷する」場合は最強も、すでにこの当時でも「自分で作ったメール以外の文章を印刷する」という行為が、年賀状を除けば年に片手で足りる状態であり、ほとんど使わないまま2016
にバトンタッチした。ただ、ATOKとの相性は当然ATOK+Wordよりはるかに上回るし、他社アプリであるメモ帳やノートパッドのIMEとしてATOKを使っても真価は発揮できない。
...年賀状のように凝った文章は年に数えるほどしか作らないにしても、文章を「プレーンテキストべた打ち」で書いて後で加工するより、もう少し突っ込んで書いておいた方が都合が良い場合もある。そんな時に便利なのでは、と思ったのが「一太郎dash 30th」。これはかつてのDOS用ワープロソフト「一太郎dash」の一太郎30周年記念リバイバル版(当然Windows版)。
Windows前夜である1989年に、DOS上でマルチタスクを実現した「一太郎4.x」が満を持してリリースされたが、へヴィ過ぎて世のほとんどのPCの買い替えを強いたほど。この時代に低スペックなノートパソコンでも「軽快に使えるワープロソフト」が求められ、シンプルな操作性と画面構成を採用して「一太郎4.x」から、機能を削って軽くした「一太郎サブセット版」として企画されものが「一太郎dash」。その後Windowsでマルチタスクが当たり前になり、PC側の性能が上がったことで、「一太郎」そのものがあまり重く感じることがなくなったのもあって、DOS版である「一太郎dash」は開発終了した。従って「一太郎dash」のヴァージョンが30も上がったわけでも、「一太郎dash」自体が30周年を迎えたわけでもない。ただ5インチFDを模したCDスリーブのパッケージと、DOS時代に多かった黒バックの画面も選択できることで、「あの頃」を知っている人にとっては懐かしい感じ。インストールサイズも小さい(一太郎の1/7=約400MB)ので、低スペックノートパソコンやタブレットにちょうど良いかもと。その後適した良いインストール先として性能が高くないタブレットPC
を手に入れ、「この程度でちょうど良いのでは??」と思ったものの、そもそもそのPCそのものが「使えない」状態が長かったため、「一太郎dash 30th」自体の出番がない点はザンネン(タブレットPCは現在ほぼ動画視聴専用として使用)。
ちなみに「一太郎dash 30th」は懐かしの5インチフロッピーディスク風パッケージ(右)
起動は瞬間。i7-4770K+SATA SSDなら0.5秒以下(このスクショ撮るの大変だった)。
昔懐かしい画面。最近使わなくなった「Escメニュー」も使える。
「花子2015」は、自分の用途ではすでに必要性能Maxまで来ているので、いままでのファイルが読めて加工ができればそれで十分。
プレゼンテーションソフトの「JUST Slide」はジャストシステムの自社開発ではないが、ソコソコ使えるテンプレートを持っているので、時々PowerPointにコンバートして使用した。2019では自社開発の「JUST Focus 4」となったが、このころと使い勝手はあまり変わらない感じ。
「JUST Calc」は自分のプライベートの使い方では全く問題ない表計算ソフトだったが、後にWindows側の仕様変更で使いづらくなってしまったのはザンネン...
フォトレタッチソフトの「Zoner Photo Studio 16 HOME J」はかなり細かいレタッチができるのだが、自分が写真を修整するのは、99%ZIGSOWのレビュー写真の色補正かトリミングであり、その用途では、無料で軽量な画像ビューアー「IrfanView」
で事足りるので、あまり出動回数は多くない。
もう一つの目玉、「一太郎モデル Intuos pen & touch CTH-480/R3」は「wacom Intuos Pen & Touch CTH-480/S2」の一太郎カラー特装版。これは元の黒白のカラーよりも、ワインレッドに輝く一太郎モデル の方がかなりイイ感じ。タブレットドライバもソフトの「ArtRage Lite」もWindows 10対応なので、現在娘に強奪されWin8ドライバでだましだまし使っているみたいなwacom Bamboo Comic CTE-450/W1
より寿命は長い。
モノとしてはwacomのpen & touch small CTH-480そのもの
この一太郎2015の「オフィス」でかなり満足したので(してしまったので)、2016年:一太郎単体⇒2017年:ATOK単体⇒2018年:一太郎/ATOK系製品購入せず...とジャストシステム製ソフトの購入がトーンダウンしていったのは皮肉だけれど、それほど完成度が高いオフィスパックだったと思っている。
....そいえば、新メインPCにも「一太郎モデル Intuos pen & touch」のドライバ入れなきゃなー....
【一太郎2015 スーパープレミアム 30周年記念パック内容】
・[日本語ワープロソフト] 一太郎2015
・[日本語ワープロソフト] 一太郎dash 30th
・[日本語入力システム] ATOK 2015 for Windows
・[統合グラフィックソフト] 花子2015
・[花子2015イラストガイド] 30周年記念イラスト部品ガイド20,000
・[表計算ソフト] JUST Calc
・[プレゼンテーションソフト] JUST Slide
・[インターネットメールソフト] Shuriken 2014
・[PDF作成・編集ソフト] JUST PDF 3 [作成・編集]
・[音声読み上げソフト] 詠太5
・[数式作成ソフト] はかどる!数式メーカー
・[画面キャプチャソフト] らくらく!画面カッター
・[フォトレタッチソフト] Zoner Photo Studio 16 HOME J
・[デジタルフォント] 30周年記念フォントパック
・[辞典] 三省堂国語辞典 for ATOK
・[辞典] 三省堂類語新辞典 for ATOK
・[辞典] ジーニアス英和/和英辞典 for ATOK
・[オリジナルデザインペンタブレット] 一太郎モデル Intuos pen & touch
【Intuos pen & touch CTH-480/R3仕様】
ペン入力読取方式:電磁誘導方式(Electro Magnetic Resonance technology)
ペン入力読取可能範囲:152.0×95.0mm
ペン入力読取分解能:最高0.01mm
ペン入力読取精度:±0.5mm
ペン入力読取速度:最高133ポイント/秒
ペン入力読取可能高さ:7mm
ペン入力筆圧レベル:最高1024レベル
タッチ入力読取方式:静電結合方式
タッチ入力読取可能範囲:152.0×95.0mm
ファンクションキー数:4
電源電圧/消費電流:5V/約50mA
電源:USB
インタフェース準拠規格 USB
使用環境:温度=5~40℃ 湿度=30~80%(結露なきこと)
外形寸法(W×D×H):209.9×177.5×10.0mm
質量:約310g
対応システム:Windows 8/Windows 7(SP1以降)/Vista(SP2以降)、Mac OS X 10.6.8以降
ペンタブとフォトレタッチソフト、軽量ワープロ込みオフィススイートだと思うと安い。
結局自分の使用方法だと、ペンタブくらいしか使い込んでいないのがアレだが(爆
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購入金額
27,216円
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購入日
2015年02月05日
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購入場所
Just MyShop
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