今までCATVのセットトップボックス(TZ-LS300F)で録画していましたが、CATV解約に伴って別途録画機器が必要になりました。セットトップボックスはシングルチューナーでしたが、殆どそれで間に合っていたため、同じくシングルチューナーで安いものを探しました。
BD-S560をチョイスしたのは、現在使っているテレビがSHARP AQUOS LC-40AE7と同じメーカーだったからですが、あとから考えると、今まで録画したコンテンツのLANダビングができるセットトップボックスと同じPanasonic製品を選べば良かったんですが、それはもう後の祭り。(´・ω・`)
開封・セットアップ
BD-S560本体、リモコン、電源ケーブル、アンテナケーブル1本。
ドキュメント関連は取扱説明書、ファーストステップガイド、簡単メニュー操作ガイド、そしてB-CASカード。保証書はダンボールに付いてますね。
■前面
上部左端に電源ボタン、右端にディスクトレイ操作ボタン。ディスクトレイは前面右側。
前面カバーを開けた中央に動作表示やエラーメッセージを表示する窓と、アクセスしているメディアを示すランプがあります。ランプ下部の「データ送受信端子」は、デジタルスチルカメラやAVCHD方式のデジタルビデオカメラとUSBケーブルで接続するもの。
残念ながら私の持っているE-PL1sはAVCHD対応してませんでしたが、最近機種であればAVCHD対応してるものも多いようですね。
■B-CASカード挿入
前面カバー開けた左側にB-CASカードを挿入。
■背面
アンテナケーブル関連と電源ケーブルは背面右側。
映像・音声出力、LANや外付けHDD接続のUSB端子は背面左側。
ビデオカメラやビデオデッキからの外部入力はRCA端子から。
それにしてもHDMI端子って便利だなと最近特に思います。
リモコン
上部がテンキーと選局・音量、中央に機能キー、下部がレコーダー関連キー。レコーダー関連キーは蓄光ラバーを使用しているので、部屋を暗くして再生していても見やすい。
リモコンは大抵各社共通で操作できるので、どこのメーカーでも大体同じ感じですかね。
らくらくセットアップ
取扱説明書にも「初期設定する(らくらくセットアップ)」と書いてあります。新しもの好きな私も気分はウキウキウェイクミーアップです。(どうでもいい)
■アンテナケーブルとLANケーブル挿して、初期セットアップ
PC用のディスプレイに接続してセットアップしたので、ちょと文字がガビガビですが。
うちはマンションの方で地デジ対応しているので、アンテナケーブルの接続は簡単。分波器はすでに用意済みなので、挿すだけで済みました。
チャンネル取得は時間がかかるので、お茶入れながらしばらく待機。
数点の設定画面に「はい」「いいえ」で答えれば設定終了。らくらく。
リモコンの「ホーム」ボタンを押すとこの画面がでます。
早速録画設定。番組表から日時で予約も可能ですが、自動録画設定もあるのでキーワードで引っ掛けたり、カテゴリで選ぶのも可能。CATVのセットトップボックスよりも簡単に設定できるのが嬉しい。
内蔵HDDが500GBとHDDレコーダーにしては少なめなので、自動録画で引っ掛ける場合は、録画画質をDRより下げたほうが良いですね。
ちなみに初期状態でDR画質だと62時間ちょいしか録画できません。BD-S560は上位機種のようにスロットインタイプのHDDが増設できないので、後面のUSBポートに外付けHDDを接続するしかありません。注意したいのは、外付けHDDはバスパワータイプのHDDは使えないので、セルフパワーのものを選択しましょう。
■HDDの録画画質と録画時間(仕様参照)
デジタル放送そのまま画質(DR)
- 地上デジタルハイビジョン 約62時間
- BSデジタルハイビジョン 約44時間
ハイビジョン長時間画質(H.264)
- 2倍モード 約88時間
- 3倍モード 約132時間
- 5倍モード 約221時間
- 7倍モード 約310時間
- 10倍モード 約442時間
- 12倍モード 約530時間
マニュアル画質(HD)
- HD10~HD01の範囲内の10段階から選択可能
標準テレビ画質
- 高画質(SXP)約73時間
- 高画質(XP) 約97時間
- S-VHS画質(SP) 約173時間
- マニュアル画質(MN)
MN68(SXP相当)~MN26の範囲内の7段階から選択可能
2倍モードと3倍モードの間で、HD画質で細かく画質を選択できるモード(HDD10~HDD01)があり、HD10だと66時間、HD01だと151時間の録画が可能。特に画質にこだわらずに毎週放送される番組で最終的にBDにダビングするようなものであれば、HD01で十分かと思います。HD01なら片面1層25GBのディスクで7時間20分、片面3層100GBなら29時間50分。
HD3倍モードやHD01モードは、VHSビデオの3倍録画モードと考えれば良さそうです。とりあえず撮っておいて、気に入ったらBOXで買えばいいわけですし。
■LAN設定について
初期設定では面倒でスルーしていたLAN接続関連の設定ですが、これがかなり色々なことができるようで、改めて確認してみました。
このBD-S560には有線LAN機能しかないのですが、取説を見ると上位機種は無線LANも搭載している様子。PCのターミナルソフトから制御コマンド送信でコントロールするとか、スマートフォンからの予約やコマンド送信も出来る。
リモート予約のアプリケーションは無料。こちらのAQUOS Remoteの方はシャープ製のスマートフォン/タブレットじゃないと対応していません。
BD-S560はAQUOSリモートプレーヤーアプリ(有料:1500円)も対応しています。こちらは購入したらレビューを追加しますね。
安いわりにできることは多い
取扱説明書を読む限りでは、上位機種でしかできないことはヘビーユーザー向けのことが多く、週にいくつかの子供向けアニメ番組と深夜アニメ(私用)、時期によってフィギュアスケート関連(妻)を録画する程度の使用量の我が家としてはほぼ困らないスペックでした。
録画画質も画質を下げれば長時間録画は可能。DR画質で録画したハイビジョン放送は確かに綺麗で、HD画質で放送された番組の録画を40インチのLC-40AE7全面表示で再生しても画質の粗がみえません。ただそこまでこだわって録画しているわけではないので、大抵はHD01~HD05あたりで録画設定をしています。
内蔵HDDの容量が少ないことと、シングルチューナータイプであることさえ許容できれば、気軽に導入できるお得な機種かと思います。
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購入金額
30,836円
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購入日
2015年02月03日
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購入場所
amazon
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