ひとつの家庭に二つも三つもいらないが、ひとつはどうしても必要なものってある。
「ツメキリ」。まぁ機能としては伸びたつめを切るだけのためのものなので、切れれば(ニッパー型もあることだし)鋏や時間かかっていいなら板やすりでもよいんだろうけれど、微妙なカーブ、スキマに入る薄い刃、切れ味などを考えると専用品が必要になってくる。
こだわらなければ100均でも売っているので、伸びたら買うかな...なんて考えていたら、爪が割れた。
ちょうど伸びた部分だったので、ダメージはないのだけれど、引っかかったりすると肉の方までえぐれそうな角度。数日絆創膏でカバーしていたが、水周りの作業時や風呂の時は外れてしまうので、ツメキリを買って整えることにした。
当初100均で..と思っていたのだが、別件で入ったホームセンターにあったツメキリに魅せられてしまったw
明治創業で既に100年を超える歴史を持つ刃物の総合メーカー「貝印」。「○枚刃」の元祖とも言われる定評のある剃刀や使いやすい包丁(代表ブランドは関孫六)、メスなど医療用具も手がける。でも意外なことに鋏に関しては、普通の事務用鋏や裁ちばさみは手がけず、散髪用のすきバサミやキッチン鋏に特化した展開をするこだわりの会社。
そんな貝印が「刀匠関孫六の伝統を引き継ぐ」と豪語?するブランド「匠創(しょうそう)」。
完全プロ向け...というわけではなく、一般向け製品にプロで求められる機能美を盛り込んだCOOLなラインアップ。ジャンル的には料理道具とメンズケアの道具に展開する。主に男性向けのブランドっぽい。
料理道具に関しては、ステンレス製でシンプルかつCOOLな外観のピーラーやスライサー、包丁などを揃える。驚くほどには高額ではなく、チョイ高めで所有欲を満たすシャープなデザインで、オトコの手料理などに使うとカッコよさそう。
あとひとつはメンズケア。散髪用具やひげバサミ、毛抜きといったものとともにツメキリもラインアップする。こちらも銀を基調としたCOOLなデザイン。
ツメキリは2014年3月現在7種類をラインアップする。大小のサイズの差だけではなく、ニッパー型もあればルーペつきや鋏のような握り手がついているようなユニーク型まで..
「足のツメ用」を歌う大型のタイプを除くとノーマルタイプは3種。全て「ヤスリ」の部分に差がある。スタンダードタイプ?が「type101」こと「HC1201」で、これはテコ(もち手)の裏側がヤスリになっている一般的なもの。「ツメキリ&ツメヤスリセット」という販売形態でヤスリが使いやすい形状の別体になっている「ヤスリ重視型?」の「HC1209」。これに対して4割増ほどの価格となる「type102」こと本品「HC1203」は「2WAYU字溝爪ヤスリ付」。テコの裏ではなく、本体横にU字状のヤスリがついているのが特徴。最近ツメが割れやすいので(歳?ww)、滑らかにしたいナァと。使ってみると切れ味素晴らしい!また側面のヤスリもきちんと「面取り」が出来るので使いやすい。
デザインも銀ベースに紅く「匠創」とだけ刻印されたCOOLな肌触りでいい感じ。一部ネットの情報では耐久性に当たりはずれがあるみたいなので、最終評価には長期観察が必要かな?
いまんところ満足しています。
【仕様】
材質:刃部/ステンレス刃物鋼、テコ/亜鉛ダイカスト(クロムメッキ仕上げ)、ストッパー/エラストマー樹脂・鉄(メッキ仕上)、ヤスリ/ステンレススチール
サイズ:本体サイズ:92×20×17mm
重量:66g
生産国:日本
-
購入金額
1,680円
-
購入日
2014年02月15日
-
購入場所
ロイヤル
北のラブリエさん
2014/03/04
でも良さそうですね(・∀・)
cybercatさん
2014/03/04