SSDは速くて良いのですが、1ドライブしか使えないPCの場合は、最近、人気急上昇のSSHDがお勧めです。
●この製品のスペック
ブランド 東芝(TOSHIBA)
シリーズ MQ01ABD0100H
商品重量 113 g
梱包サイズ 7.1 x 1 x 10.2 cm
メーカー型番 HDKGB05
商品の寸法 幅 × 高さ 10 x 10.2 cm
画面サイズ 2.5 インチ
RAM容量 8 GB
HDD容量 1 TB
HDDインターフェース Serial ATA, Serial ATA-300
ワット数 4.5 W
●Aspire L5100 ASL5100-562032P のスペック・仕様
基本スペック
シリーズ名 Aspire L5100 筐体 省スペース
CPU種類 Athlon 64 X2 5600+ CPU周波数 2.9GHz
二次キャッシュ容量 1MB 三次キャッシュ容量
コア数 2 コア メモリー容量 2GB
メモリー最大容量 2GB
メモリー種類 DDR2 PC2-5300
全メモリスロット数 2 空メモリスロット数 0
ビデオチップ AMD 690G ビデオメモリ
モニタ
画面サイズ 解像度
ワイド画面 モニタ接続
モニタ搭載機能 3D対応
ドライブ
HDD容量 320GB HDDインターフェイス
HDD回転数 7200 rpm
光学ドライブ DVD±R/±RW/RAM/±RDL
フロッピーディスク
拡張スロットVGA PCI (空き)
PCI-Express x1 (空き)
PCI-Express x4 (空き)
PCI-Express x8 (空き)
PCI-X (空き)
PCカードスロット
ネットワーク
LAN 10/100/1000Mbps 無線LAN IEEE802.11b(11Mbps) IEEE802.11g(54Mbps)
ソフト
OS Windows Vista Home Premium
統合ソフト
その他機能 HDMI端子 光デジタル端子
●換装のきっかけ
1年ほど使っていたスリムデスクトップのAcer Aspire L5100のHDDの容量不足を感じていたと同時に「もう少しパフォーマンスが何とか成らないものか?」と頭を悩ましていました。
そんな中、たまたまHDDの調子が悪くなりました。
この時は、最初から容量不足はUSB外付けのHDDで解決するつもりでしたから、ドライブはPLEXTORのSSD「PX-128M5P(TSOP) PX-128M5Pro Xtreme」に換装しました。
Widowsの起動も速く、ハフォーマンスもすばらしく快適でした。
取り外したHDDは、調べたところ「故障」はしておらず、たまたまデータがおかしくなっただけでした。
従って、多少の不安はありましたが、外したHDDはケースに入れてUSB接続の外付けドライブとして今でも使って居ます。
しかし、1ドライブのSSDではコストの点から大容量の物を使うのは難しいし、USB接続の外付けHDDを使用してもキャッシュに設定するのも無理があり、しばらくしてSSDをSeagateのSSHDに換装しました。
ところが、そのSSHDの性能なのか使い方が悪いのか、思ったようなパフォーマンスが出ず困っていました。
そんな時、「東芝のSSHDが良いらしい」と言う話を聞き換装して見ました。
●もっと良い方法
ドライブを「WD Black2 2.5inch 120GB SSD+1.0TB HDD 9.5mm Dual Drive 」に換装すること。
●最後に
最近、デスクトップPCに2.5インチドライブを使うことの是非が論議されています。詳しい方々からは、「2.5インはノートブック用だから性能が劣る」と言う意見が多いのですが、それは「昔の話」です。
このSSHDは絶対にお奨めです。
●注意事項
1つだけ注意があります。
東芝の2.5インチHDで、「TOSHIBA MQ01ABD100」と言うのがあります。
型番はほとんど同じですが、最後に「H」が無い事に注意して下さい。
そっちも優秀な製品ですが、Hybridではありません。
※これ以降は2016.4.7の追記です。
●SSHDではSLCを推奨します!
SLCとMLC、一般的に広く売られているのはMLCです。
何と言っても価格が安いので、売り易いのです…。
昨今、技術の進歩でSSDの寿命はだいぶ伸びてきて、今ではMLCで何の問題もないと言われています。
しかし、それは容量が多めのSSDの話。
SSHDでは話が変わってきます。
SSDの寿命というのは「記録素子の書き換え可能回数に限界がある」訳で、寿命が来るとだいたいの場合「読み込み専用でロック」されてしまいます。
今説明した通り書き換え可能回数に限界があるだけで、読み込みだけだと寿命は減りません。
厳密には読み込みでも僅かに消費するのですが、寿命が来ても読み込みはできる程度に消費量少ないので、実質ゼロと考えてOKです。
SSHD(この東芝のSSHD)では8GBという少ない容量を利用するのですから、根本的に素子の量が少ないです。
大容量のSSDでは多くの空きスペースをまんべんなく利用することでトータルの寿命を伸ばして行くのですが、まんべんなく利用できるスペースがもともと無いSSHDは、どうしても寿命が短くなる傾向にあると考えられます。
そうなると大容量のSSDと比べて、どうしても早く寿命が来るのです。
たとえば、PS4はこれから5年、10年と使い続けますよね?
当然、寿命は長ければ長いほど良いのです。
一般的に、SLCはMLCの数倍の寿命を持ちます。
SLCは1つの素子に1つのデータを、MLCは1つの素子に2つのデータを記録します。
MLC、マルチレベルセルという名前なのに「2つで決定なのか?」よって気もしますが、2つで決定です
3つになると、今度はTLC(トリプルレベルセル)と言う名前になります。
1つの素子が持つ情報量が多ければ多くなるほど、書き換え可能回数は当然の如く減っていきます。
PS4はSATA 3Gbpsというのもあるし、SLCでもMLCでも速度はさほど変わらないはずですが、寿命の面では絶対的な差が出て来てしまいます。
SLCが比較にならない程高いならまだしも、SSHDではSLCだからと言ってそれほど高くはありません。
(せいぜい、8GBとか32GBです)
SSDだと、サイズが大きいのでSLC製品とMLC製品では結構な金額差が出ます。
どうせSSHD作るなら、ケチらないでSLCで作った方が良い!
(これは、「どこのメーカー」にも言える事です)
大満足です!
SSDともHDDとも比較してはいけません。
SSHD(東芝ではHybrid HDDと呼んでいる)ですから。
SSDとHDDの良いところを持っていますが、両方の悪いところも持っています…。
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購入金額
9,600円
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購入日
2013年頃
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購入場所
TSUKUMO
Takahiroさん
2016/04/06
2.5インチSSHDって480~512GBのSSDが結構安くなってきて存在が若干危うい気が・・・
ただ、SSHDが一概にダメ!!って訳じゃなくて容量&速度が必要な据え置きゲーム機(PS)には必須だとは思うんですよ。
あと、2.5インチSSHDをわざわざタワー型のPCに放り込むのは勿体ないかなぁ~と俺は思います。ただし一体型だと少し話は変わりますが。
hachiさん
2016/04/06
どれもデスクトップと呼ぶのでややこしいのですが、このエントリーのPCは「スリムPC」で、「ノート」と変わりの無いようなプアーなスペックなんです。
今でこそ512GBのSSDも選択範囲に入って来ますが、投稿当時は財布には厳しかった…。
本来ならHDD+SSDの2ドライブが最強なのですが、この時はまだDVDドライブを殺すつもりもなかったので、1ドライブ仕様の「2.5インチSSHD」の選択になりました。
3.5インチも可なのですが、少しでも電源消費を少なくして発熱を抑えたかったのです。
Takahiroさん
2016/04/07
確かにこれにSSD入れるにはもったいなさ過ぎますね。SSHD(8GB)で充分ですな。
同じSSHDでもこれなんてもったいなさ過ぎるw
hachiさん
2016/04/07
Zigsowを始めた頃は、内臓HDD「300GB」のこんなプアーなPC1つでやってた訳ですから、隔世の感があります。
それでも、当時はその時の価格で「12万円」としましたから、今考えると驚きます。
Windows 10 のプレビュー版(×64)なども走らせていました。
SSHDで文字通り「生き返った」と言う感じでした。