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IrBerryDACでハイレゾポータブルオーディオ

IrBerryDACは小型コンピューターRaspberry Piと組み合わせて使う I2S接続のDAC基板です。

 

VOLUMIOなどのオーディオ用ソフトウェアを組み合わせることで、Raspberry Piをハイレゾ対応オーディオプレーヤーとして機能させることができます。

 

192kHz 24bitまでの音源の再生が可能です。

 

 

 

Raspberry Pi の新機種である Raspberry Pi 2を購入する前にModel Bをきっちり使い切ろうという事で購入しました。

 

 

部品は以下の通りです。

2014/5/26以降の基板は表面実装部品は取付済みとなっているため

組み立てはそれほど難しくないと思います。

 

 

 

DAC-ICには5万円超えの高級USB-DACにも使用されている米Texas Instruments社のPCM5102Aが使われています。良い音が出ると評判のICのようです。

 

 

[PCM5102A] スペック

入力サンプリング周波数   8k-384kHz
8倍オーバーサンプリングデジタルフィルタ内蔵
(44.1k->352.8kHzに 48k->384kHzに変換)
ビット深度             16、24、32bit
S/N比                112dB
ダイナミックレンジ           112dB
THD+N                -93dB
出力電圧                2.1Vrms

 

 

 

 

 

 

今回はノーマルな組み方ではなくPIC マイコン直付け、コンデンサ逆付けのロープロファイル仕様で組んでみました。

 

 

 

完成品はこんな感じです。

 

なぜロープロファイル仕様で組んだかというと

ロープロファイルだとRaspberry Piの既存のケースへの収納が可能になるからです。

 

 

収納するとこんな感じです。

 

キャッシュカードサイズの高音質ハイレゾオーディオプレイヤーができました。

SDカードがはみ出ているのが納得いかないところです。後で小さいSDカードに変えることにします。

同時にパーティションを切って楽曲データを入れられるようにすると良いですね。

 

 

さらにUSB無線LAN子機を追加し、モバイルバッテリーを投入することで持ち運び可能な高音質オーディオプレイヤーになる予定です。

 

 

 


 

 

 

 

操作はブラウザからhttp://volumio/にアクセスして行います。

 

赤外線リモコンApple remoteからの操作も可能ですがケースに入れてしまうと赤外線センサーが隠れてしまうので今回は使わないことにしました。スマホからの操作だけで取りあえず大丈夫そうです。

 私はNexus7から操作することにしました。

 

NASをマウントすればネットワーク上の音楽を再生することが可能です。

USBからの再生、RAMplay、ネットラジオにも対応しています。

 

 

 

 

RAMplayの容量は最大で256MBととても少ないですが

負荷がかからないので良い音質で聞きたい場合に使うと良いと思います。

RAMへのアクセスはwindowsのエクスプローラーに

\\volumio\Ramplayと入力することで行います。

 

 


 

 

 

IrBerryDACはハイレゾオーディオなので取りあえず

花澤香菜のハイレゾアルバム「25」を聞いてみました。

 

 

アルバム「claire」の時の甘くて可愛いけど切なげでキラキラした声質が好きなのでハイレゾで聞いておこうと思っていました。

 

 

 

 


 

 

 

現在ネットラジオを連続再生して様子を見ています。

 

IrBerryDACのおかげで手軽に高音質再生環境を構築することができました。

制作者のたかじんさんに感謝したいと思います。

 

 

 


 

USB無線LAN子機が到着したので早速Raspberry Piに追加しました。

購入したのはバッファローのWLI-UC-GNMです。

 

 

 

価格が安くAmazon一位だったので購入しましたが

消費電力が高い、熱を持つなどの欠点があり

Rasberry Piには不向きだったことが判明しました。

不具合が出たら交換することにします。

 

PLANEXのGW-USNANO2Aが消費電力が低くお勧めだそうです。

 

 


 

 

早速Raspberry PiにWLI-UC-GNMを装着して設定を書き込んで行きたいと思います。

 

 

 

SSHでログインして設定していきます。

 

rootでログインします。

パスワードはvolumioです。

 

まずlsusbでWLI-UC-GNMがRaspberry Piに認識されているかを確認します。

 

root@volumio:~# lsusb
Bus 001 Device 002: ID 0424:9514 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 001: ID 1d6b:0002 Linux Foundation 2.0 root hub
Bus 001 Device 003: ID 0424:ec00 Standard Microsystems Corp.
Bus 001 Device 004: ID 0411:01a2 BUFFALO INC. (formerly MelCo., Inc.) WLI-UC-GNM Wireless LAN Adapter [Ralink RT8070]

 

 

wpa_passphraseでじぶんのwifiに合わせたwpa_supplicant.confを作成します。

 

root@volumio:~# wpa_passphrase [SSID] [PASSWORD] >> /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

 

 

さらに/etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.confを編集します。

 

root@volumio:~# sudo nano /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf

 

 

赤字の部分を追加しました。

 

scan_ssid=1は私のwifiルーターがステルスモードになっているため追加しましたがステルスモードにしていない人は追加しなくてもいいと思います。

 

 

ctrl_interface=DIR=/var/run/wpa_supplicant GROUP=netdev
update_config=1
network={
ssid="[SSID]"
#psk="[PASSWORD]"
psk=3353865ee607387d3b8c3475f7585efce1a5cf8c449408d76a27520e2428710f
scan_ssid=1
}

 

 

 

#psk="[PASSWORD]"はセキュリティ上削除したほうが良いかもしれません。

 

 

 

次に/etc/network/interfacesを編集します。

 

root@volumio:~# sudo nano /etc/network/interfaces

 

赤字の部分を追加しました。

 

 

auto lo
iface lo inet loopback

 

auto eth0
iface eth0 inet dhcp

 

allow-hotplug wlan0
iface wlan0 inet dhcp
wpa-conf /etc/wpa_supplicant/wpa_supplicant.conf
iface default inet dhcp

 

 

これで設定完了です。

rebootで再起動して設定を反映させます。

 

root@volumio:~# reboot

 

 

再起動させたらLANケーブルは抜いてもOKです。

 

 

私の環境ではDNSの書き換えがうまくいかなかったのかしばらくの間http://volumio/でのアクセスができませんでした。アクセスできない場合はしばらく待つかリセットをした方が良いと思います。

 

 

これでLANケーブル無しで使用することが可能になりました。

 

 

後はモバイルバッテリーを追加することで持ち運びが可能な高音質ハイレゾオーディオプレイヤーが完成することになります。

 

 


 

 VOLUMIOは2GBほどしかSDカードの容量を使わないので空きスペースにパーティションを作成し、楽曲を入れる事にします。USBメモリとして認識させてSDカードを利用したローカル再生を可能にします。

 

32GBのSDカードを使っているので30GBほどのスペースが取れるはずです。

 

 

たかじんさんが以前に行った方法を参考にしました。

 

http://nw-electric.way-nifty.com/blog/2013/12/mpdairplay-b5fd.html

 

sshで接続して、fdiskでパーティションを作りFAT32でフォーマット、/mnt/USBにマウント、smb.confの書き換えを行っています。\\volumio¥shareディレクトリに楽曲を入れるだけでSDカードに転送できます。

 

 

 

 

 ドラック&ドロップで楽曲を転送できるようになりました。

 

早速転送して見ます。

 

 

 

 

 

 

 正常に動作しているようです。

SDカードからの再生の方が負荷がかからないのでモバイルには適していると思います。

 

 

 

 


 

モバイルバッテリーが届きました。

購入したバッテリーはAnker Astro Mini 3200mAhです。

 

 

 

早速繋げてみます。

 

 

 

 

普通に起動するようです。

いい感じに仕上がりました。

 

 

 SDカードからの再生はいい感じにできています。

 

 

 

NASからの再生、ネットラジオも普通に出来ています。

 

 

大体予定した通りに作ることができました。

 

バッファローの無線LAN子機WLI-UC-GNMが少し不安なので

後でもう少しいじってみたいと思います

 

 

 


 

 

 Raspberry Piは非力なのでたまにプチフリが起こったりします。

どうやって回避しようかと思いましたが

RAMが多いといいよねという事で/etc/fstabからRamdiskをコメントアウトしました。

Ramdiskが使えなくなるけどめったに使わないから良しとします。

バージョンアップでも回避できるとの事ですがとりあえずこれで良しとします。

 

IPを固定してMPDクライアントで操作出来るようにすれば大体作業は完了です。

 

 

それにしてもIrBerryDACがこれほど高音質だとは思いませんでした。

もう一台購入して普段使いの据え置き機と二台持ちにするか、SabreBerry+を買ってみようかと考えています。

 

WLI-UC-GNMはRaspberry Piにかなり負荷を掛けているようなのでリストラ決定です。

 

 

 

SabreBerry+はガチの人達が既にレビューしてるので参考にしたいと思っています。

 

 


 

 

VolumioはMPD(Music Player Daemon)が動いているLinux音楽サーバーなので

MPDクライアントで操作することが可能です。

 

リモコン操作を実現するためにAndroid用の

MPDクライアント「Droid MPD Client」を導入しました。

 

Raspberry PiのIPアドレスを設定するだけで使うことが可能です。

 

 

 

 

使いやすいアプリですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  • 購入金額

    6,000円

  • 購入日

    2015年03月16日

  • 購入場所

30人がこのレビューをCOOLしました!

コメント (5)

  • CR-Xさん

    2015/03/18

    「ガチの人達」って言われちゃったwww
  • タカキさん

    2015/03/19

    CR-Xさんコメントありがとうございます。

    コンデンサや電源を考察したり、CADを使ってケーシングしたりする人たちはガチな人達だと思います。市販品を超えてそうな出来で驚かされます。
  • yosyos888さん

    2015/03/19

    やっぱり、ガチな人達だったのですね
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