数日使っての感想。
いずれも V-72（以下、旧モデルという）との比較です。
同メーカーなので、マニュアルは読まずに使った結果です。

・やっぱり厚い。
　卓上で使う場合は気になりませんが、ポケット等に入れた場合に厚みを感じます。
・ボタン配置
　液晶画面が大きくなった分、ボタンの位置が本体中央部まで下がっています。
　ポケット等に入れた場合の使い勝手がよくありません。
・誤動作
　ポケットに入れての録音中に、自動停止？していることがありました。
　音量が変わっていることがありました。


使い勝手の面は、まぁ慣れれば・・・というところもありますが
誤動作の部分はよろしくありません。
録音が自動停止する理由を考えてみたところ、録音や停止ボタンよりも
MENU や LISTボタンが出っ張っていることがわかりました。
これらのボタンに触れると録音が中止されるのか？と再現実験をしましたが
現象は出ません。

原因は PLAY ボタンでした。
このボタンが一番出っ張っているために、
しかも 軽いために、録音が中断されていたのでした。

（ボイスレコーダーとして売っている製品なのに、再生が優先されているのは残念です。
　水没した場合などは、再生できるかどうかが一番のポイントですが・・・）


また、音量を調整する丸いボタンにも出っ張りがあり、ポケットに入れておくと
勝手に変わることがありました。
音量調節ボタンは、旧モデルよりも径が大きくなった影響でしょう。


これらの解決策は、HOLDすること。

旧モデルでは、電源を素早く切るために使っていた HOLDが、
本来の意味で使われるようになったわけですが、ポケットに入れての
ダブルアクションはかなり使いにくいです。
改善項目なのでしょうが、パワースイッチも付きました。
HOLDと POWERの併用です。


インターフェースの違いは、イヤホンジャックが側面になりました。
これに伴い、付属イヤホンは L型プラグとなりました。
イヤホンは、コストダウンの影響が目に見えます。

液晶部分は、機能が増えた分？表示が増えています。
全部表示する必要があるのかな？と感じました。
ハイエンドなら、大画面液晶もいいと思うのですが、
普及品では、シンプルで、確実な方がいいと思っています。


旧モデルの機能は、レコーダー・再生と 音楽プレイヤーでした。
当機は、録音日をカレンダーから検索する機能と FMチューナーを追加したために
録音ボタンを押しても機能しない場合があるなど、使い勝手が悪くなっているように感じます。


デザイン的には、かつての高級モデルのように見えますが、海外モデルのせいか大味に感じます。
（見ため大したことないけど、ちゃんと仕事してくれるほうが好き）


当機は、電池交換後の電源投入時に、使用電池が充電池か乾電池かを選択するようになっています。
放電特性を考えれば、良い選択と思いますが、もう一捻り欲しいところです。

電池の持ちは旧モデルよりは良いです。

マニュアルによると microSDは 32GBまで対応。
本体内蔵メモリの４GBでも 最低品質だと、１０００時間以上の記録ができます。
連続録音は１００時間以上。実用上の容量不足は感じませんが、
記録品質を高めても、期待に応えてくれるモデルなのかもしれません。

操作にはだいぶ慣れました。

160件記録したところでハングしました。
電源スイッチを含めて、ボタン類が全く効きません。

電池を外して対応しました。

その後は、順調に動いています。

その後も時々ハングしています。
発生条件は不明。
電源OFFもきかず、電池を外して対応しています。

電池を入れ替えると、使えるまでに３０秒～の待ちになるので
改善されるとありがたいです。