CFD等から販売されている東芝製SSDの、東芝海外パッケージ品。
パッケージにある型番は「HDTS212XZSTA」。本体には「THNSNH128GBST」の型番があり「HG5dシリーズ」と呼ばれるもの。
※Amazonのリンクは「THNSNH128GBST」としかないのでパッケージはベツモノかもしれない。
海外パッケージ扱いなのでサポートは期待できないが10780円とこのご時勢にしてはお手軽に購入できる128GBモデル。
実際店頭で手頃な価格でありつつそれなりの性能がありそうな128GBSSDを探していたらこれに行き着いた。
友人のPCに組み込むために購入したのですぐに手元からは無くなるのだが、自分の備忘録をかねて計測したベンチ類を登録。いずれもっていたものになります。
時間がないので本体写真はざっくりと。あっというまにPCに組み込んでしまったので…
※理想
※現実
なんだよこのブリキのお弁当箱!いや、ブリキではないんだがなんかすごく寂しい見た目。物理的にもメチャクチャ軽くて笑ってしまった。まあ内蔵してしまえばハデなシールやロゴのあるSSDなど無意味なのだけど。
パッケージにある青いロゴはイメージです!
先ほどCFDから同等品が出ていると書いたが、相違点が本体の厚み。9.5mm厚の筐体で、7mm厚のCFD版とは異なる。まあ自作機に組み込む限り影響はあまりないのだが。
パッケージによればNANDは19nm MLCを搭載し、最大転送速度はRead 552MB/s、Write 501MB/s…と結構スゴイ。但しATTO Disk Benchmarkでの計測らしいので、我が家では定番のCrystal Disk Markで計測してみる。
さすがに公称値からは下がるが、単発500MB/sの大台はキッチリ突破。またWriteの数値が全体的に高いのも特徴。この価格帯…しかも128GBモデルとしては突出したWrite性能と言える。その他項目も十分以上な速度。
マザーはMSI Z77-GD55、チップセットオンボードのSATA3ポートで計測している。急いでいたので0Fillはとりわすれ。
こちらは計測がASRock Z68 Pro3-Mのものになるが手持ちの128GBクラスSSD「840Pro」「M3P」「SSD510」の速度。繰り返しになるがやはり128GBクラスの中ではWrite周りのスコアが一回り高く、その他項目を鑑みても840proとは一進一退、旧型となる510では歯が立たない。
これにWindows7をインストールしたMSI H87-G43 GAMINGでの起動速度は電源スイッチを押した瞬間からデスクトップまで22秒と快速(OSインストール直後というのもあるが)。
Windows7のロゴが表示されるまで15秒程度なので、実際このSSDによる起動時間は7秒程度と、この後ある程度OSが重くなっても期待できるタイムだ。
さて、意外な数値を叩き出したのが消費電力。いつものACアダプタ接続単体供給方法で計測を行ったのだが…
その結果はidle1.5W/Read3.1W/Wright3.4W。
毎度の事ながらACアダプタ自体が1.4W程を消費するのでアイドルはほぼ最低値、動作時については性能に比例して旧型より消費電力増加傾向のあった840Pro(idle1.5W/Read 3.9W/Wright4.8W)やM3P(idle1.8W/Read3.6W/Wright4.3W)に対して1W前後のアドバンテージがある。
下記グラフ・表はほぼ同条件で計測した別HDDやSSDと比較したものだが、微々たる差とはいえ、バッテリー容量の限られるノートPC等では無視できないメリットだろう。
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購入金額
10,780円
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購入日
2013年10月12日
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購入場所
TSUKUMO
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