NUCのレビューに利用するためのSSDです。
NUC HACK REVIEWの付属品として付いて来ました。
そのために、主なレビューはNUCの方に書き込んでいきたいと思います。
Intel製のminiPCIe直結型SSDになっています。内部で接続しているバスがSATAじゃないので超高速に…と思いましたが、内部バスは残念ながらSATAの「mSATA」という規格らしいいです。
SATAにもフルサイズ(HDDなど)、MiniSATA(スリムドライブ)、mSATA(これ)等色いろあるようです。
PCへの接続はいたって簡単で、対応するminiPCIeスロットへ斜め45度の角度から矢印の方向へ差し込んだ後、ソケットと逆側にあるネジで固定するだけです。NUCの場合は、片方しかネジ止めが出来ないので、片方をネジ止めします。
ベンチマークしてみよう
試験用にWindows7をインストールして速度を測ってみました。
読み込み最大480MB/s(≒4Gbps)、書き込み305MB/s(≒2.4Gbps)です。
今まで利用してきたHDDで高い方のWDの4TB
でも150MB/s位だったのですが、このSSDでは約3.2倍の読み込み速度です。(書き込みは2倍)にして、発熱量はHDDよりも圧倒的に低く、無駄な熱に変わる良が少ないという意味で省電力に貢献しているようです。
サーバ運用する上での問題
サーバ運用するには、これらの「速い」、「低消費電力」という点を差し置いても、留意する必要がある項目があります。
それは・・・
SSDの書き込み上限問題です。
SSDを利用する上では避けては通れない大きな問題です。
まして、24時間256日の常時起動を伴うサーバ運用でSSDの寿命が早々に来ることは目に見えてわかります。
また、プロキシサーバなどを伴うシステムを運用する上で、システムファイル(めったに書き換えない)が記録されている位置とキャッシュファイル(常に書き換えられる)が記録されている位置で利用頻度の差が起こることは目に見えてわかり、SSDをサーバ向けに使うのがかなり不向きであることがわかります。
また、Linuxにはスワップ領域というものが必ず必要であり、このスワップ領域とは、Windowsでいう仮想メモリーのことです。8GBもメモリー積んでいるのに必要か聞かれるとちょっと疑問におもうところがありますが、Proxmox(仮想環境)ではインストール時にパーティションの設定などは出来ないために、自動的に設定されます。
また、メモリーを動的に割り当てるため、VM側でもスワップを設定しないとリソースを食べることになってしまいます。
そのため、SSDはサーバ用途に不向きな記憶媒体であることがわかります。
余裕ができたら残念ながらHDDを購入してそちらで運用を行いたいと思います。
熱いのですが?
PCの電源を切っている状態(ソフトウエア的にOFF)でもなぜか結構発熱しています。
これはまずいです。一体なぜ暖かくなるのか疑問です。
停止状態でもSSDでもに電源が供給されているとしか思えないこの状況、よろしくないと思います。
#684 プレミアムレビュー
はにゃさん
2013/05/04
そうすると、消費電力が劇的に少ないということはなくなるんですよね。
結構SSDも電気を食うので発熱もそれなりにあります。
砧順一(きぬたじゅんいち)さん
2013/05/04
状況によっては2.5インチHDDをRAID-0かRAID-5構成にしてやったほうが
SSDよりは速度は落ちますが全体的な速度は稼げると思います。
結局は主眼をどこに置くのか?です。
細かいところで言えば学生さんですと経済性がまず一位になるでしょう。
次に何をすべきかではないのでしょうか。
notokenさん
2013/05/05
今度機会があれば2.5インチと比較してみようかと思いますが、開いている2.5インチHDDがないので割ときついかもです。。。
しかし、2.5インチHDDは24時間稼働には向いていなかった気がします・・・。
notokenさん
2013/05/05
まず、HDDのデータのサルベージの関係上、RAID0や5は問題外なのです。
一応、大学の実験や研究に使っているのであぼーんされると(汗)
主眼…冗長性でしょうか…(´・ω・`)