ノートPCやNUC用のmSATSタイプのSSD ”Intel 525シリーズ”の240GBモデル。
SATA 6.0Gb/sに対応する本格派でコントローラはSSD 520シリーズと同じくSandForce社製SF-2281を採用しています。
今回送られてきた物はバルク品で届いたので付属品等はありませんでした。
(上の写真のプラケースはIntel NIC購入時のもので撮影用に使用しました。)
コントローラーチップ(?)にGPUのメモリとヒートシンクの隙間に使われる熱伝導ゲルシートが張られていました。(ただし設置面は無線LAN側になるのでケースに密着したりはしません。)
本体のサイズは一昔前のMiniPCI-e用フルサイズの無線LANカードと同じサイズ。通常の2.5インチSSDの四分の一の面積で厚みもケースレスのため薄いです。このサイズで240GBのSSDとして機能するのですから驚きです。
CrystalDiskMarkを使用して転送速度を計測してみました。
NUCのシステム構成の関係でOSインストール後のベンチマーク結果です。
ランダムデータではシーケンシャルリードは469MB/s。シーケンシャルライトは309MB/s。
0 Fillではシーケンシャルリードは476MB/s。シーケンシャルライトは473MB/sという結果でした。
公式スペックではリード 550 MB/秒、ライト 520 MB/秒(最大値)ですが、コントローラーチップは圧縮系のSF-2281ですから十分高速なスコアと言えます。
転送速度もノーマルサイズのIntel SSD 520シリーズに劣らず高速なので小型PCでも普通のデスクトップと変わらないレスポンスを実現しています。
240GBモデルへ変更となり64bit OSに大量のアプリをインストールしても空き容量に余裕があります。拡張性の限られるNUCにとってSSDの容量は重要なポイントですから、NUCの完成度が高まりました。
NUCの小型化はmSATA SSDの存在も必須要素であるのと、コンパクトなサイズのNUCは設置場所を頻繁に移動するという事も考えられるので、HDDより衝撃に強いSSDというのは非常に相性が良いわけで相互に存在感を引き立てているといえます。
Intel NUC (D33217GKE)キット BOXDC3217IYEのレビューはこちらです。
Intel Centrino Advanced-N 6235のレビューはこちらです。
ZIGSOWにログインするとコメントやこのアイテムを持っているユーザー全員に質問できます。