7.1ch対応、ロープロファイルのサウンドカードです。ハイレゾ音源にも対応しています。これを書いている時点で自宅のデスクトップ機で使用しています。
【8月7日追記】お役御免になりました。
7.1ch対応とはいうものの……
7.1ch対応と書きましたが、私の環境にはスピーカーがなくヘッドホンのみなのと、対応している音源を持っていないので7.1ch対応を活かしきれません。
ヘッドホンについて言えば、リアル7.1chヘッドホンでステレオプラグが(フロント用・リア用・サイド用・センター&サブウーファー用で)4本出ているものが理想ですが寡聞にして知りません。と思っていたらRazer Tiamat 7.1というゲーミングヘッドセットがあるようです。
ヘッドホンではなくスピーカーが使える人は、特に問題ありません。
オペアンプを挿し替えられる
このサウンドカードの特徴として、オペアンプが1つソケット実装されていることです。これはオーディオマニアにとっては重要です。使う石で音質が変わってくるからです。出荷時はNJM5532がセットされていますが、私はMUSES8920に差し替えて使っています。人によってはOPA2604で使っているそうですので、まともな電圧はかかっているようです。Xonarシリーズの別の機種ですが24Vかかっていたという話もありますので大丈夫でしょう。
オペアンプを交換するにはまずPCの電源を切り、コードを全部外して放電、ケースを開けてサウンドカードを外し、ここでようやくオペアンプを交換できます。さらにサウンドカードを挿し直し、ケースを閉めてコードを元通りに接続、そしてPCの電源を入れるとかなり面倒です。内蔵サウンドカードの宿命です。USBDACにはこのような問題がありませんがハイレゾ対応品となると福沢諭吉数人分です(一方XONAR DSXは樋口一葉1人と野口英世2人で済みます)。非常にめんどくさいので出荷時のNJM5532で聴いたことは一度もありません(一度も通電させずにMUSES8920に取り替えました)。
なお、私の環境ではさらに24V駆動のcMoyアンプを経由しています。
MIDI再生に支障が出る→お役御免
どうやらMIDI再生に対応していないらしく、これを規定の再生デバイスにしていると、フリーゲームや同人ゲームでMIDI再生ができなくなるようです。私の環境ではVirtualMIDISynthを使っていましたが、オンボードでは鳴るはずのMIDIが再生されなくなりました。VirtualMIDISynthの設定で仮想オーディオケーブル(Yamaha NETDUETTO)に出力するようにすれば鳴りますが、TMIDI Player のようなMIDIポートを選択できるソフトウェアでしか効果がありません。
オンボードならまともに(それもゲイツシンセではなくサウンドフォントで)再生されるので結局オンボードに戻しました。
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購入金額
6,785円
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購入日
2016年04月頃
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購入場所
PCワンズ
まこりんさん
2016/08/07
MIDIかぁ。
盲点でしたね><