久々のhtc機
先週火曜日(2014年6月10日)にブックオフで\12800と赤ロムではないにもかかわらず安価で販売されていた白ロム中古品を入手。アキバでの相場はまだ\17800だったりするのでだいぶ安かったと思います。
2012年冬モデルとして先月(赤ロムジャンク品として)購入した
と同時期に登場した「HTC J Butterfly HTL21」のホワイトモデルです。Xperia VL SOL21はデュアルコアのSnapDragon S4でしたが、こちらはクアッドコアのSnapDragon S4 Pro APQ8064を搭載。これはGoogle Nexus端末で現行機である
と同じものになります。メインRAMは2GB。内蔵ストレージは16GBでmicroSDカードスロットも搭載しているため最大64GBまでのストレージ拡張も可能。液晶は5インチFullHD(1920x1280)でOSはAndroid 4.1.1"JellyBean"+HTCのUIであるSense 4+が搭載されています。
コードネームは”DELUXE_J"で、先代モデルHTC J ISW13HT同様のちにグローバル版"HTC Butterfly"も登場したものの基本的には日本向けに開発されたモデルになります。また兄弟機にDROID DNA(コードネーム”MONARUDO")が存在します。もちろん日本向けに開発されたモデルゆえワンセグにおサイフケータイといった日本独自の機能にもしっかり対応。また前モデルHTC Jでは見送られた防水機能もIPX5程度ではあるものの初めて対応しました。
一年前に手放したHTC EVO 3D ISW12HT以来久々のHTC機となります。購入した理由は安かったからと単にHTC Senseが使いたかったからというだけです。HTC Sense好きなんで。
日本ではAndroid 4.1.1+Sense4+止まりだが…
搭載OSは公式では前述のとおりAndroid 4.1.1+Sense 4+ですが、グローバル版HTC Butterflyや兄弟機Droid DNAは最新のAndroid 4.4.2とSense 5.5にアップデート済みになっています。日本においてはこの機種の後継機で海外版”M7"と同じデザインで登場したHTC J One HTL22に関してはAndroid 4.4.2+Sense 5.5 Updateが提供予定となっていますが、HTC J Butterflyに関しては提供キャリアであるKDDI(au)の意向によりAndroid 4.1.1+Sense 4+止まりになってしまっています。(Android 4.1.1は先日話題になったOpenSSLの脆弱性"HeartBleed"問題対象のバージョンですが、これに関してはAndroid 4.1.1のまま脆弱性をfixしたアップデートがリリース済みになっています)
が、非公式であるもののHTCの情報サイトであるHTC速報さんがAndroid 4.2.2+Sense 5 Port ROMや最新のHTC One"M8"に搭載されているAndroid 4.4.2+Sense 6.0 Port ROMをリリースしているため、こちらを適用することでHTC J Butterflyでも最新のOS+Sense UI環境を手に入れることが可能になっています。Android 4.2.2+Sense 5 Port ROMでは日本独自機能を殺すことなく適用可能で、Android 4.4.2+Sense 6 Port ROMに関しては現在Beta1という扱いで日本独自機能+NFC+動画撮影機能は動作しなくなってしまいますが、HTC J One HTL22の公式Android 4.4.2+Sense 5.5 Updateのリリース後に対応する可能性もあるとのこと。うちのJ Butterflyは購入後さっそくAndroid 4.4.2+Sense 6.0 Port ROMを適用しました。
なお適用するには非公式ROMを適用可能にするS-OFF作業とブートローダーアンロック作業が必要です。
HTC J ButterlyのS-OFF方法やカスタムROMについては以下にまとめられています。
HTC速報 HTC J butterfly (HTL21) : DELUXE_J (DLX_WLJ)
*当然S-OFF&ブートローダーアンロックやカスタムROM適用によってメーカー、およびキャリア保証はなくなりますので適用は自己責任でお願いいたします。
最新のHTC機と同じ環境を手に入れたJ Butterflyの実力は今でも十分いける
CPUは一世代前のSnapDragon S4 Pro APQ8064とはいえ、現行Nexus 7にも搭載されているものと全く同じでRAMも2GBと多めに搭載されているだけあって、最新のAndroid 4.4.2+Sense 6.0環境でもサクサク軽快に動作し、最新の3Dゲームも軽快に動作してくれます。
参考までにAntutuのベンチ結果を貼っておきます。3DMarkはICE STORMに関しては"Maxed Out!!"(計測不可)となっており、ICE STORM EXTREAMは6548、ICE STORM UNLIMITEDは9448というベンチ結果になって慰安す。
- Antutu 21836
EA&FireMonkey StudioのRealRacing3も軽快にプレイ可能でした。
まとめ
はっきり言ってSnapDragon S4 Pro(APQ8064)環境というのもあって今でも普通にメイン端末として使える性能だと思います。
最近では
をデザリングルーターにしてこちらを利用するという状況も増えてきています。性能面で言えばもはや白ロムの本機のほうが上になっちゃってますからねw
最近ケイオプティコムがau系初のMVMOサービスであるmineoをを開始していますが、こちらも本機はしっかり対応しているのでイーモバから来年はMNPで乗り換えちゃって完全に本機メインにしちゃうのもありかなぁなんて迷っていたりします。
むろん白ロムで利用している今の状況でもポケットに入るタブレットとして非常に快適に運用中です。
なおもう間もなくリリースされるとされているHTL23は海外でリリースされている"M8"ことOne(2014)ではなく本機の後継モデルになるといわれています。
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購入金額
12,800円
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購入日
2014年06月10日
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購入場所
BOOKOFF 池袋要町店
jive9821さん
2014/06/19
最近はiPhone 5SとSnapDragon S4Pro機2台という体制なので、敢えて新しい端末を買おうとまでは思わないのですが、たまに値段を見に行くと思わず欲しくなってしまうような出物を見かけることも少なくありませんので。
クドフィリアやってるガジェ獣かのあゆさん
2014/06/28
ブクオフの白ロム中古はアキバ相場と比べても安いことが多いですよね。
HTL21は最初からカスタムROM導入前提で購入しましたが、MVNO用端末探しにちょうどいいかもしれませんね。秋葉のブクオフは逆に高めですが(汗
安い白ロム端末見るとどうもほしくなってしまうみたいであと何台か増えそうですw