ASUS の新製品、エントリーモデルでハイコストパフォーマンス、手軽に使用することができる話題の SIM フリースマホ Zenfone GO(ZB551KL-BK16)です。
OS には Andoroid 5.1.1 が採用され、プロセッサーはクアッドコアに対応した動作周波数が 1.4 GHz の Qualcomm Snapdragon 400 が搭載されています。
搭載されているメモリーの容量は 2GB です。
画面のサイズは 5.5 型ワイドで、解像度は 1,280 × 720 の HD に対応しています。
SIM フリーのため、自分の使用方法にあった通信業者各社が提供する自由なプランを選択して月々の通信費をお得に節約することができます。
もちろん、高速通信が可能な LTE に対応しています。
低価格だけどクアッドコアプロセッサーを搭載する
背面に 800 万画素、前面には 500 万画素のカメラが搭載され、暗い場所でフラッシュなしでも明るく撮影することができるローライトモードや、逆光のシーンでも自然に撮影することができる HDR モードなどの多彩な撮影モードが搭載されています。
シーンによって撮影モードを切り替えることで、簡単にきれいな写真が撮影できます。
画面サイズは 5.5 型ワイドで視野角が広い ISP 液晶が使用されている
操作画面には、わかりやすく簡単に操作することができる ZenUI が採用され、スマホの初心者には大きな文字やわかりやすい画面表示で操作することができる簡単モードを使うことができます。
日本語の入力には高い日本語変換精度の ATOK が搭載され、長文の入力が楽しく楽におこなえます。
また、タッチで直観的に操作することができる ZenMotion が搭載されているので、画面を 2 回タップするだけでスリープを解除させたり、タッチジェスチャーでカメラなどのアプリを起動させるなど、簡単で便利に使用することができます。
そのほかにも、手が小さくても片手で使用することができる簡単モードや手袋をしたまま快適に操作することができる手袋モードなど使用者にやさしい機能が搭載されています。
画面の解像度やカメラの画素数などスペックだけを見ると見劣りしてしまいそうですが、実際に触って機能を確認してみるとまったくそんなことを感じさせないというのが第一印象です。
使用していくと、便利な機能や性能の高さに驚かされ期待がふくらみます。
多彩な機能が備わっていて、見劣りがしないよい端末です。
Zenfone Go(ブラック)の外観を確認
早速、外観を確認してみます。
Zenfone Go のボディカラーはブラック、ホワイト、ブルーの 3 種類です。
前面のカラーはブラックで統一されていて、バックパネルがカラーリングされています。
レビューのカラーはブラックです。
本体のサイズは約 151 mm(高さ)× 約 76.9 mm(幅)× 約 10.7 mm(奥行)、重量が 160 g です。
画面サイズは 5.5 型ワイドで解像度が HD 1280 × 720 と控えめ。
タッチは静電容量方式で 10 点のマルチタッチに対応しています。
持った感じのサイズや重量は 5.5 型の画面が搭載されている一般的なスマホと似通っています。
前面の上部に備わっているインカメラの画素数は 500万画素です。
正面上部には受話レシーバーとインカメラのほかに通知ランプや近接センサーなどがレイアウトされている
下部にはタッチキーのナビゲーションバーが用意されているので画面を有効に使えます。
本体正面の下にはタッチキーで戻る・ホーム・タスクキーが用意されている
本体の下部には充電などに使用する microUSB ポートとマイクがある
バックパネルはゆるやかに丸みをおびていてマットな仕上げが施されています。
持ってみると手になじみ持ちやすいです。
背面には 800 万画素のアウトカメラと LED フラッシュが搭載されています。
また、ボリュームキーが背面にレイアウトされています。
ボリュームキーの操作ですが、女性でも本体を片手で持ったまま人差し指が自然に当たる感じの場所に配置されているため苦になりません。
最初違和感がありましたが、慣れてくるとこの配置もありかなと感じました。
ボリュームキーはカメラのシャッターや、設定を変更することでズームなどに使用することができます。
背面の上部にはアウトカメラと LED フラッシュとボリュームキーがレイアウトされている
電源ボタンは本体上部にありヘッドホンやマイクもレイアウトされている
本体の両側面には何も配置されていないので持った感じすっきりした印象です。
マットな仕上げのバックパネルは手触りがよくお気に入りです。
本体以外に付属するもの
付属しているものは、ユーザーマニュアルなどのマニュアル類のほかに、USB アダプターセットとインナーイヤータイプのヘッドホンに 3 種類の大きさのイヤーピースです。
ヘッドホンは、FM ラジオを使用したいときに利用できます。
バッテリーは本体に装着した状態で出荷されています。
付属品が充実しているのであとは SIM カードを用意するだけ
ユーザーマニュアルには対応する SIM のサイズや装着方法のほかに SIM スロットの使用に関する注意事項など必要最低限の情報が記載されている
詳しい操作方法や機能について知りたい場合には、製品の Web サイトからユーザーマニュアルをダウンロードするとよいでしょう。
サポートからダウンロードすることができますが、4月23日時点ではまだ日本語のマニュアルはよういされておらず、英語のマニュアルがダウンロードできます。
バックパネルを外して内部を確認してみる
SIM カードや microSD カードを装着するスロットはバックパネルを外した内部に備わっています。
バックパネルの外し方は、ユーザーマニュアルで確認することができます。
バックパネルの取り外し方はユーザーマニュアルを参考にするとよい
右下の側面にある溝を利用して外します。
下部にある microUSB ポートをあわせて利用すると外しやすいと思います。
2 つの microSIM カードスロットと microSD カードスロットが備わっている
バックパネルを開ける
対応する SIM カードのサイズは microSIM です。
SD カードは、microSD に対応しています。
また、SIM カードスロット 1 および SIM カードスロット 2 はともに 4G,3G,2G 回線に対応しています。
ただし、すべての SIM カードスロットに装着して使用する場合には制限があるようなので注意しましょう。
メモリーカードは、最大容量が 64 GB の microSD または microSDHC に対応しています。
左側の上側が SIM カードスロット 2 で下側が microSD カードスロット
搭載されているバッテリーの容量は 3,010 mAh で、安心して 1 日中使える容量です。
また、バッテリーは交換することが可能なので、予備を用意して出張や旅行などで便利使用することができます。
予備のバッテリーは、ASUS ZenFone Shop から充電器とセットで購入することができます。
URL:ASUS ZenFone Shop / ASUS ZENFONE BATTERY CHARGER / ブラック
データ通信がおこなえるように SIM カードを装着する
通話やデータ通信をおこなうために必要な SIM カードを挿入します。
対応するサイズは microSIM です。
大手キャリア各社と、いわゆる格安スマホを提供する MVNO の通話およびデータ通信の SIM を使用することができます。
特別なツールを使わなくても SIM カードを装着することができる
使用する SIM カードをスロット 1 に装着します。
スロット 1 の SIM カードスロットに SIM カードを挿入したところ
2 つの SIM カードスロットに SIM 装着することができますが、使用するにはいくつかの制限があるので注意しましょう。
もちろん 2 つのスロットに SIM カードを装着してもよい
SIM カードの装着が完了したらバックパネルを閉じて設定を始めよう
あとはカバーを元に戻すだけです。
Zenfone Go の初期設定とデータ通信の準備
SIM カードの装着が完了したら電源を投入して初期設定を進めていきます。
あわせて、充電を忘れずにおこないましょう。
表示される画面の指示にしたがって初期設定を進めていきます。
ASUS Zenfone Go の初期設定と設定画面の表示
設定中に使用される文字入力には、ATOK for ASUS が設定されています。
左下のキーボードのアイコンをタップすることでそのほかのキーボードに変更することができます。
途中、ASUS アカウントの作成画面が表示されるので、必要に応じて登録をおこないます。
ASUS アカウントを作成するとさまざまな特典を受けることができる
SIM カードがあらかじめ挿入して初期設定が完了させると、優先するデータサービスネットワークの選択画面が表示されます。
使用する SIM カードを選択して設定を完了させましょう。
優先する SIM カードの設定は、あとからおこなうことができます。
ホーム画面の時計をタップするとアラームのほかに、ストップウォッチやカウントダウンタイマーなどの機能が利用できます。
月のアイコンをタップすると就寝中に便利なナイトモードの時計が表示される
各種機能などの設定をおこなう設定画面を表示は、ホーム画面の上部から下になぞってシステム通知パネルを表示させます。
右上に表示された歯車のアイコンをタップすると設定画面が表示されます。
システム通知の確認やクイック設定パネルの表示をおこなうことができる
クイック設定パネルを使用すると、タップで機能のオン・オフしたりアプリの起動を素早くおこなうことができます。
メモとペンのアイコンをタップすると表示する項目の選択や解除をおこなうことができます。
この設定は[設定]の[端末]→[ASUSカスタマイズ設定]の[クイック設定]→[クイック設定オプション]と同じです。
歯車の左側をタップもしくはさらに下になぞるとクイック設定パネルが表示される
設定画面で、挿入した SIM カードで使用するモバイルネットワークの設定をおこないます。
画面の上部から下になぞってシステム通知パネルを表示させて歯車アイコンをタップして設定画面を表示させます。
挿入されている SIM カードの情報を確認するには、[無線とネットワーク]→[デュアル SIM カード設定]をタップします。
[優先 SIM カード]の[データサービスネットワーク]から優先する SIM カードの選択をおこなうことができます。
また、SIM カードに APN (アクセスポイント名) の設定をおこないたい場合には、この設定で APN を設定したい SIM カードを選択したのちにおこないます。
スクロールすると優先的に使用する SIM カードの設定などをおこなうことができる設定項目が表示される
SIM カードに適切な APN の設定がおこなわれているかどうかを確かめてみます。
[無線とネットワーク]に表示されている[もっと見る]をタップします。
設定をおこないた SIM カードが装着されているスロットを選択して[アクセスポイント名]をタップする
表示されたリストから設定したい APN を選択します。
docomo のデータ通信用の SIM カードの場合は自動で APN の設定がおこなわれていた
SIM カードスロット 2 には楽天モバイルの SIM カードを装着しましたが、設定が自動でおこなわれなかったため手動で APN の選択をおこないました。
APN は最初からプリセットされているので、項目を選択するだけで設定が完了します。
また、登録されていない APN は手動で追加することができるので困ることはないでしょう。
APN はリストの画面の右上の[+]アイコンをタップして手動で追加することができます。
カメラで写真や動画を撮影してみた
カメラを使用して写真や動画を撮影してみます。
標準で設定されているロック画面のカメラのアイコンをドラッグしても起動することができる
カメラのアイコンをタップ&ホールドして適当な場所にドラッグする
撮影は、画面のカメラのアイコンをタップするか、ボリュームキーを押します。
物理的なシャッターボタンが用意されているのはうれしいです。
ボリュームキーは、縦にした状態で撮影する場合に便利に使えます。
また、どちらのキーも長押しすることで連続の撮影がおこなえます。
さまざまな撮影モードが用意されているので、シーンにあわせた撮影を楽しむことができます。
カメラの写真や動画の撮影モードや設定項目
暗がりの中でも明るく撮影することができるローライトや、逆光など露出の調整が難しいシーンでもきれいな写真を撮影することができる HDR などが搭載されています。
写真の最大解像度は 8M 3,264 × 2,448(4:3)
動画は最大 1,920 × 1,080 Fyll HD の解像度で撮影することができる
HDR モードを使用した撮影例です。
画像は Windows のペイントで 50 % にサイズを変更しています。
そのほかに撮影した写真のサンプルです。
すべて撮影モードがオートで撮影しています。
動画をいくつか撮影してみました。
走行中の電車内からの撮影では、近くと遠くの映り方や、トンネル内から出たときなど、暗がりから明るいとことに切り替わった時の映り方がわかると思います。
走行中の電車内でガラス越しから風景を撮影(曇りの屋外)
噴水の撮影では、ピントの合い方などがわかります。
噴水の水の流れを撮影(曇りの屋外)
利用シーンが多いかもしれない、料理の撮影です。
チリビーンズチーズバーガーとカレーライス(暗がりの室内)
色合いが好みでない場合にはローライトや HDR を活用するとよい
グラタンのチーズの焦げ目や濃い色味がほしい場合には、撮影モードをローライトや HDR やに変更して好みの色合いを探してみましょう。
オートだと、全体的に控えめな色合いになると感じました。
そのほかに、カメラの設定の[画像]→[画質]の設定が、標準では[スタンダード]に設定されています。
[ファイン]に変更してみて試すとよいでしょう。
写真と動画のズームを試してみます。
ズームは最大 4.0 倍で 0.01 間隔で切り替えることができます。
ズームは、動画の撮影中でも切り替えることができます。
ズームに切り替えながらの動画の撮影
ズームで写真を撮影してみました。
暗がりの屋外や蛍光灯の下で撮影する写真、動画ともに色味が控えめで物足りないかなと感じるシーンがありました。
撮影モードのローライトや HDR、オートではホワイトバランスや明るさなどを調整して好みの色合いにするとよいと思います。
Zenfone Go でライブ配信ができるかどうか興味があったので実際におこなってみました。
配信は、YouTube のライブストリーミングを利用しました。
また、アプリ には CameraFi Live を使用して、解像度 480p(SD 4:3)で配信しました。
池袋オクトーバーフェスト 2016 の会場の様子を Zenfone Go(ZB551KL)でライブ配信
次に、解像度を 720p(HD 16:9)にあげてみました。
日中と夜間の撮影です。
渋谷スクランブル交差点周辺の日中の様子
東急ハンズ渋谷周辺の夜間の様子
思っていた以上に、スムーズできれいな映像が配信できました。
シーンにあった設定で魅力的な写真を撮影しよう
さらに、深くカメラ機能を使用してみました。
いくつかのカメラの設定項目を変更したときの写真の写り具合です。
手間がかかりますが、シーンによって好みの色合いになるように設定を変更するとよいです。
初期設定では、比較的明るめに撮影されるようです。
撮影モードをオートで使用する場合に初期設定を変更した項目です。
[画質]:スタンダード→ファイン
[測光モード]:中央部重点平均測光→平均
[スマートな明るさ]:オン→オン
[ちらつき防止]:50Hz→60Hz
晴れ間の室内で撮影したサンプルです。
上記設定で[ホワイトバランス]→晴れ[ISO]→200[明るさ]→-1
ホワイトバランスをオートからシーンにあった設定に変更すると大きく映り具合が変わりました。
次は、蛍光灯の下で料理を撮影してみました。
上記設定で[ホワイトバランス]→蛍光灯[ISO]→200[スマートな明るさ]→オン
設定の仕方によって大きく映り方が変化するようです。
蛍光灯の下では、ホワイトバランスを蛍光灯にしてスマートな明るさをオンにすることで鮮やかな色で表現されます。
上記設定で[ホワイトバランス]→蛍光灯[ISO]→200[スマートな明るさ]→オン
上記設定で[ホワイトバランス]→蛍光灯[ISO]→200[スマートな明るさ]→オン
特に、揚げ物などの茶色の色が鮮やかに変化します。
撮影場所を変更して、設定を変更しながら写真を撮影している様子を動画で撮影してみました。
カメラの設定を変更しながら撮影
ホワイトバランス→オート、ちらつき防止→50Hz、測光モード→平均
ホワイトバランス→オート、ちらつき防止→50Hz、測光モード→平均、画質→ファイン
ホワイトバランス→オート、ちらつき防止→50Hz、測光モード→平均、画質→ファイン、ISO→200
今回撮影した環境では、ホワイトバランスをオートから蛍光灯に変更すると青っぽい映り方になったために、オートのままで撮影をしました。
同じく蛍光灯の下で撮影をしましたが、ホワイトバランスを蛍光灯にすることで色が鮮やかに変化しました。
撮影をじっくりとおこなう余裕があるのであれば、設定を変更して映り方の変化を確認しながら撮影するとよいでしょう。
5 月 11 日
カメラの機能が改善されたアップデートのビルド番号[LMY47V.JP_Phone-13.2.811-20160427]の提供が開始されました。
オートの際に、オートの状態のホワイトバランスで撮影した写真の色合いに変化があるように感じます。
手順は変わらないのですが、オートで撮影の際はスマートな明るさをオンにして、一度ホワイトバランスがオートの状態で被写体の明るさの具合などを確認したのちに、手動で設定を変更して好みの色を探してみてください。
そののちに、明るさまたは ISO の値を調整していくとよいと思います。
アップデート後にカメラの撮影をおこなってみたサンプルの動画や写真です。
CameraFi Live でライブ配信をおこなってみた
720p(SD 16:9)の配信を約 15 分続けると約 195MB のデータ通信量になった
店内のショーケースの中のケーキ(オートでデフォルトの設定から明るさが -0.6 画質がファインで撮影)
店内の棚の T シャツ(オートでデフォルトの設定から明るさが -0.6 画質がファインで撮影)
写真が動くGIFアニメーションを作ってみよう
カメラのシャッターを長押しすることで、最大 100 枚の写真を連続して撮影することができます。
背面にあるボリュームキーはカメラ使用時にはシャッターとしても使用することができる
連続撮影は、カメラの画面のシャッターボタンをタップして長押するか、背面のボリュームキーを長押しすることでおこなうことができます。
また、ボリュームキーの動作はカメラの設定の[連続撮影]で変更することができます。
連続の撮影が完了すると撮影した写真を確認する画面が表示される
確認画面では、撮影した写真をすべて選択して保存したり、選んだものだけを保存したりすることができます。
[トップ 5]を選択するとおすすめの写真を 5 枚自動的に選択してくれる
保存したい写真を選択するには保存したい場面を 2 回タップするとよい
保存したい写真を選択して[保存]をタップするとカメラのアルバムに保存されます。
選択した以外の写真は削除されてしまうので、慎重に作業をすすめましょう。
アプリのギャラリーで確認すると連続撮影された写真には左上にアイコンが表示されている
連続撮影された写真を選択したらさらに写真をタップして表示される写真が重なったアイコンをタップする
複数の写真を選択すると[アニメーション]をタップすることができるようになります。
[アニメーション]をタップすると選択した写真が連続して表示される
スライダーを調整することで、再生するスピードを変化させることができます。
右上の[チェック]をタップすると GIF アニメーションが作成される
作成した GIF アニメーションは自動的にカメラのアルバムに保存される
ギャラリーで確認すると写真の左上に[GIF]マークがついた写真が確認できる
タップして表示させた写真の再生ボタンをタップすると GIF アニメーションが再生されます。
写真が動く GIF アニメーションの作成手順
簡単操作で撮影した写真から GIF アニメーションを作成することができました。
アプリを用意することなく、標準の機能で簡単な手順で作成することができます。
また、連続撮影のスピードは変更することができるので、シーンによって調整することで面白いアニメーションを作成することができるかもしれません。
いろいろと試してみるとよいでしょう。
スピードの変更は、カメラの設定のシューティングモードにある[連続撮影]でおこなえます。
本体に写真や動画を保存できる容量と空き容量の増やし方
Zenfone Go に搭載されている写真や動画などを保存するためのストレージの容量は 16 GBです。
初期セットアップ後に、システムや標準でインストールされているすべてのアプリのアップデートをおこなった直後のストレージの状況は以下のとおりです。
この状態で写真や動画が保存できる容量を確認してみました。
カメラを起動すると、直後に保存することができる容量が表示されます。
写真の解像度は、標準で 6MB 3,264 × 1836(16:9)に設定されています。
動画が約 40:00 分で写真は約 5,662 枚を本体に保存することができる
このまま使っていてもよいのですが、ホーム画面にある ASUS のファイルマネージャーのクリーンアップを使用すると簡単に空き容量を増やすことができます。
ファイルマネージャーに備わっているツールのクリーアップをタップしてみましょう。
保存することができる動画が約 4:38 分、写真が 535 枚に増えました。
思っていた以上のよい結果が出ました。
大きく保存できる容量が変わってくるのでぜひ確認して実行してみてください。
保存することができる動画が約 53:18 分で写真が 6,197 枚に増えた
解像度を 8 M 3,264 × 2,448(4:3)に変更すると 4,820 枚保存することができるようだ
簡単な操作で空き容量を増やすことができるので、定期的におこなうとよいでしょう。
現時点で最新のビルド LMY47V.JP_Phone-13.2.8.11-20160427 の環境では以下のように変化がありました。
クラウドストレージを上手に活用して保存容量をアップしよう
初期設定をおこなう途中で作成することができる ASUS アカウントを活用すると、インターネット上に用意されているクラウドストレージの ASUS WebStorage を利用できるようになります。
URL:Online backup,file sync, for pad PC,Android and iphone - ASUS WebStorage
登録すると、標準で 5 GB の容量が無料で使用することができます。
アップロードできるひとつのファイルは 500 MB までで 30 日間保存することができます。
保存したい容量を増やしたい場合には、バージョンアップを購入する必要があります。
上限は 200 GB、2 TB、5 TB が用意されています。
そのほかにも、保存期間が無制限のGoogle アカウントで利用することができる 15 GB まで無料の Google ドライブや Microsoft アカウントで 5 GB まで無料で利用することができる OneDrive などを兼用するとよいでしょう。
URL:写真やドキュメントなど、ファイルのクラウドストレージとバックアップ
SNSやクラウドストレージを一元管理
Zenfone Go には、ソーシャルネットワークやインターネットに用意された保存場所のクラウドストレージを一元管理することができる ASUS ZenUI Services がインストールされています。
ASUS ZenUI Services がインストールされた環境では、ZenUI に対応したアプリのファイルマネージャーやギャラリーなどで、さまざまなクラウドサービスのアカウントやストレージを一元管理することができます。
ファイルマネージャーのメニューにローカル以外のさまざまな参照先が確認できる
そのほかに、Zenfone Go が Wi-Fi で自宅内などの LAN に接続されている場合には、ネットワークプレースの一覧にアクセス可能な機器が表示され保存場所として使用することができます。
ネットワークプレースに NAS などのアクセスできる機器が表示されている
ファイルマネージャー以外に、画像や動画を一元管理することができるギャラリーでもさまざまなサービスと連携してファイルを一元管理することができるようになります。
一度、サービスを登録してしまえば、ASUS UI に対応するアプリから点在するファイルを Zenfone Go で意識することなく一元管理することができるので便利です。
お気に入りの使い方
スマートフォンから動画や写真などを大画面に表示することができる Chromecast は、もちろん Zenfone Go でも利用することができます。
Chromecast と Google Cast アプリを組合せる
ローカルのストレージに保存された写真や動画をテレビで楽しむのは当たり前のことですが、家庭内の LAN に接続された NAS に直接アクセスして手軽に楽しむことができます。
ファイルマネージャーを使って、NAS に撮りためたお気に入りの写真を大画面で楽しんだり、動画や音楽を迫力あるサウンドで楽しむことができるのはうれしいですね。
今まで撮りためた写真や動画を手元で楽しむことで、新たな楽しみ方が見つかるかもしれません。
しかも、ローカルのストレージの容量を気にすることなく楽しむことができます。
安心して1日中快適に使えるバッテリーの持ち
約 2 日にわたって、バッテリーの充電をおこなわずに持ち出してみました。
主な使用用途は、Twiter や Facebook アプリ、マップ、写真や動画の撮影に PC へファイルの転送などです。
PC と USB 接続をおこない 1.5 GB 程度のデータの転送をこなっています。
また、1.5 GB ぐらいのデータを Wi-Fi およびモバイルデータ通信でダウンロードしました。
写真は約 100 枚程度、動画は約 10 分程度、スクリーンショットなどを 50 枚程度を撮影しました。
Wi-Fi とデータ通信を兼用して使用しています。
省電力のカスタマイズはおこなわずに、標準の状態で使用しています。
ライトな使い方であれば 1 日は余裕で夜まで使用することができるだろう
使い方次第で状況が変わってくるとは思いますが、バッテリーの持ちは比較的よいと感じました。
充電中はロック画面にフル充電が完了する時間が表示されるので便利
余談ですが、発熱に関してバックパネル側の温度が通常では約 32.6° ~ 35.2° でカメラ周辺の温度高く測定されました。
長時間、ダウンロードなどをおこなっている状態だと、高いところで約 42° 前後でした。
適切な省電力の設定をおこなってバッテリーを長持ちさせよう
設定の中にある電力管理で、省電力の設定をおこなうことができます。
[電力管理]→[省電力設定]とすすめてみよう。
[カスタマイズ]では項目を個別に設定して省電力をおこなうことができる
バッテリーが 100 % の状態だと各モードの待機時間は、パフォーマンスでは 100 時間、スマートでは 108 時間、省電力では 188 時間、スーパー節約では 250 時間の間 Zenfone Go を待機させることができます。
[スマート切り替え]では電力残量やスケジュールで省電力のモードの設定をおこなうことができる
利用シーンによって、適切なバッテリーモードで使用する時間を調整することができます。
スケジュールで時間帯によって動作するモードを設定できるので、生活の中で適切な省電力を意識せずにおこないながら使用することができます。
メモリーやバッテリーの消費を節約しよう
アプリの一部には、画面をロックしたり一時停止していてもバックグラウンドで常に動作してメモリーを消費しているものがあります。
メモリーの消費はシステムを不安定にさせたり、バッテリーの消費につながります。
標準でインストールされている ASUS 自動起動マネージャーは、バックグラウンドで動作するアプリを自動的に停止させてメモリー開放してくれます。
自動起動マネージャーからの通知はメモリーの消費について意識することができる
アプリの Twitter が自動起動マネージャーによって自動的に停止されるように設定された
標準でインストールされている一部のアプリは、バックグラウンドで動作しないように設定されているものがあります。
また、インストールするアプリによって設定が変わるようです。
ホームの[自動起動マネージャー]で現在の設定を確認することができます。
標準でインストールされている一部のアプリが無効に設定されていることがわかる
画面をロックしていても常にアプリを動作させておきたいものはこの設定を有効にします。
利用方法によって適切な設定をおこないメモリーやバッテリーの節約をおこないましょう。
そのほかに、自動起動マネージャーには利用していないメモリーを開放する機能が備わっています。
メモリーやバッテリーの消費は自動起動マネージャーで節約しよう
[メモリ開放]をタップすることで使用していないメモリを開放することができる
ツールを賢く使用することで、常にシステムを安定して使用することができます。
モバイルデータとバッテリーの節約はクイックアクセスを活用
画面の上部から下に 2 回なぞって表示されるクイック設定は、機能のオン・オフを素早くおこなうことができます。
Wi-Fi とモバイルデータを使用している場合は、賢くこまめに機能をオン・オフすることで、無駄なデータ通信や電力を節約して使用することができます。
旅行や出張先でバッテリーを節約したい場合には、活用したい機能です。
そのほかに、適切なアプリの更新方法を選択して、モバイルデータの節約をおこなえます。
ストアの設定を確認してみましょう。
ロック画面で素早くアプリを起動
ロック画面のクイックアクセスを使用すると、ロックを解除せずにアプリを素早く起動することができます。
ロックスクリーンの設定には、音量ボタンをダブルクリックしてカメラを起動させる設定があります。
ディスプレイにある[クイックアクセス]をタップするとカスタマイズすることができる
配置することができるアプリのアイコンは 3 つまでで、画面下に表示されているアイコンをタップすると起動させたいアプリを変更して設定することができます。
ロック画面で起動したいアプリのアイコンをタップ&ホールドしてドラッグするだけ
これで、よく使うアプリをさらに素早く起動させることができるようになります。
タッチ操作で簡単にアプリを起動する
ZenMotion のタッチジェスチャーをオンにすると、スリープ状態の画面にタッチで文字を入力して設定されたアプリを起動して使用することができます。
タッチジェスチャーでアプリを起動してみる
タッチジェスチャーは[設定]→[端末]→[ZenMotin]の中にあります。
[タッチジェスチャー]の詳細の設定を変更したい場合は項目をタップする
[タッチジェスチャー]に設定されているアプリを確認することができる
ジェスチャーを追加することはできませんが、起動させたい別のアプリを設定することができます。
ZenMotion は、そのほかに画面を下に向けて再生中の音楽をミュートすることができるモーションジェスチャーや片手でも便利に操作がおこなえる片手モードの設定がおこなえます。
片手モードは画面を縮小して片手でも操作が簡単になるモードです。
片手モードを有効にしてホームキーをダブルタップすることで画面を切り替えることができます。
ZenMotion はダブルタッチでスリープしたり片手で簡単に使えるようになる
アプリの管理はスマートグループで素早く簡単に
インストールしたアプリが多くなるとホーム画面にショートカットが煩雑に並んでしまい、使いたいアプリを探し出すのが一苦労です。
しかも、見た目がよくありません。
アプリのショートカットをまとめて使いやすくしましょう。
アプリのショートカットを重ね合わせるとフォルダーにしまわれてまとめてくれます。
しかも、自動的にアプリの種類にあった名前をつけてくれます。
名前を考えてつける手間が省かれて便利です。
アプリを重ねるとフォルダーにまとめてくれしかも名前を自動でつけてくれる
すべてのアプリ画面のスマートグループを使うと、さらに素早く簡単にまとめることができます。
すべてのアプリ画面では、インストールされているすべてのアプリを確認することができます。
すべてのアプリ画面を表示させるには、ホーム画面の一番下に並ぶ中央のアイコンをタップします。
すべてのアプリ画面が表示されたら、メニューを表示して[スマートグループ]を選択します。
するとインストールされているアプリが自動的に種類ごとに名前がつけられたフォルダーに一瞬でまとめられます。
アプリが自動的に種類ごとにフォルダーにまとめられて名前がつけられる
アプリに通知がある場合には、アイコンの右上に表示されます。
スマートグループで作成したフォルダーがホーム画面に表示された
スマートグループでインストールされたアプリをカテゴリーごとに簡単にまとめる
すべての画面で作成されたフォルダーは[表示モード]で[すべて]を選択すると解除されます。
そのほかに、フォルダーを表示させると、画面下にカテゴリーに類似するアプリの検索画面が表示されます。
起動させた複数のアプリの終了方法
複数の起動させているアプリを一括終了させたい場合は、タスクキーを押して起動させているアプリの一覧を表示させます。
起動させているアプリの一覧が表示されたら画面下に並ぶアイコンの右端の[ x ]をタップする
そのほかに、歯車のキーをタップすることで実行中のサービスを確認したり、アプリの画面を固定するピン留をおこなうことができます。
画面の固定は、アプリの画面を間違って閉じたり終了させたくない場合に便利な機能です。
画面の固定をオンにすると一覧に表示されたアプリにピンのアイコンが表示される
ピンをタップして固定されたアプリの画面は[戻る]と[タスク]キーを同時に押し続けることで解除することができる
複数アプリを一括終了させたりアプリの画面を固定する
ホーム画面でスワイプして表示できる画面
ホーム画面で上方向または下方向にスワイプすることで、クイック検索などの画面を起動させることができます。
下方向スワイプでアプリや連絡先などに素早くアクセスすることができる[クイック検索]が起動する
下方向へスワイプするとホーム画面を楽しくカスタマイズできる[ホーム画面の管理]が起動する
Smart Toolsを活用していつも最適化された状態に
ホーム画面には、Zenfone Go の状態を最適化させるための便利なツールがそろっています。
Smart Tools フォルダーにはいくつかの便利なツールがそろっている
[メモリー解放]をタップすると解放をしてバッテリーの節約ができる
ASUS Mobile Manager を使用すると、省電力管理やメモリ開放など最適化をたもつために便利なツールに素早くアクセスすることができます。
[データ使用]では、モバイルデータの使用することができるデータの上限を設定して警告を表示させることができます。
そのほかに、アプリごとに使用できる通信を設定したりすることができます。
[自動起動]ではアプリの起動を管理してバッテリーの節約をおこなうことができる
AudioWizard を使えばサウンドを好みに合ったカスタマイズができる
不要になったアプリはアンインストールまたは無効にしよう
不要になったアプリはストレージの容量を消費するだけではなく、常時常駐してしまうものはメモリーを消費したり動作に影響を与える可能性があります。
不要になってしまったアプリはなるべくアンインストールするとよいでしょう。
ホーム画面の下に並ぶ真ん中のアイコンをタップしてすべてのアプリ画面を表示させる
表示されたアプリの一覧から削除したいアプリをタップしてアンインストールする
そのほかに、アプリ画面でアプリをドラッグ&ホールドしてアンインストールにドラッグする方法があります。
アプリをタップ&ホールドすると左上にアンインストールが表示されるのでドラッグする
また、アプリの中にはアンインストールすることができないものがあります。
そんなアプリは、アンインストールせずに無効にして使用できないようにできます。
無効にしたいアプリをドラッグ&ホールドさせると[アプリを無効にする]が表示される
無効にしたアプリは設定の端末にある[アプリ]をタップして[無効]タブを選択します。
有効化したいアプリをタップして表示された[有効]をタップします。
無効にしたアプリをタップしてアプリ情報の画面に表示されている[有効]をタップするとよい
アプリを無効にするとホーム画面からアイコンが削除されます。
再度アイコンを表示させたい場合は、すべてのアプリ画面を表示させてアプリをタップ&ホールドしてホーム画面にドラッグします。
ごみ箱機能でファイルを復元
ホーム画面の ASUS にあるギャラリーは、写真や動画を一元管理できる便利なアプリです。
写真や動画を整理して、間違って削除してしまった場合には、ごみ箱機能で簡単にもとに戻すことができます。
削除した写真や動画は、いったんごみ箱に移動されます。
ごみ箱に移動したファイルはいつでも簡単に元に戻すことができます。
大切な写真や動画を誤って削除しても安心ですね。
ごみ箱は定期的に空にすることで、空き容量を増やすことができます。
ASUSカスタマイズ設定などの設定とFMラジオなどその他の機能
設定にはタッチキーやクイック設定のカスタマイズをおこなうことができる ASUS カスタマイズ設定があります。
設定することで、Zenfone Go を便利に使うことができるようになる項目があるので、確認しておくとよいでしょう。
手袋をしていても快適な操作がおこなえる[手袋モード]の設定がある
標準ではタスクキーを長押しするとスクリーンショットを撮影することができますが、設定を変更することで下方向にスワイプすることで起動するホーム画面の管理を表示させることもできます。
また、スクリーンショットは別に[スクリーンショット]という設定項目があり、標準では JPEG で保存されるファイルを PNG に変更することができる[ファイルフォーマット]の設定があります。
スクリーンショットのファイルフォーマットは JPEG と PNG の 2 種類から選択することができる
[クイック設定オプション]には追加することができるツールと項目をカスタマイズすることができる
ツールの設定にある FM ラジオなどは、すべてのアプリ画面から確認することができます。
多彩な機能が搭載されていることも Zenfone Go の魅力でしょう。
その日の気分で簡単衣替え
Zenfone Go の画面のデザインを簡単に変えることができるテーマアプリがホーム画面に用意されています。
新しいテーマでデザインを変えて楽しく使ってみましょう。
ダウンロードしたテーマは[Downloaded]で確認することができる
PC との連携も相性抜群
- ファイルマネージャー
Zenfone Go にインストールされているファイルマネージャーは、アップデートをおこない最新の状態にすることで、PC とワイヤレス経由でファイルの送受信をおこなうことがきるようになります。
PC にアプリを別途用意する必要がありません。
ファイルマネージャーの画面を下にスクロールすると[ファイル転送]が確認できる
ファイル転送を開始する場合は、[ファイル転送]をタップします。
Zenfone Go と同じネットワークに接続されている PC から、表示されているアドレスに Web ブラウザーを使用してアクセスすると Zenfone Go のストレージが表示されます。
PC の Web ブラウザーを使用して表示されているアドレスにアクセスするればよい
PC から、ファイルの参照や送受信をしたり、フォルダーの作成などを直接おこなうことができます。
- Remote Link
Zenfone Go を Windows PC に接続すると、PC と簡単に連携できる便利なツールが含まれている ASUS ZenUI Suite をインストールすることができます。
Windows 10 PC で ASUS ZenUI PC Suite がインストールできるドライブが表示された
エクスプローラーに表示された CD ドライブをダブルクリックもしくは保存されている[Setup.exe]を実行することで[ASUSU ZenUI PC Suite]をインストールすることができます。
ASUS ZenUI PC Suite に含まれている Share Link
ASUS ZenUI PC Suite に含まれる Remote Link
Remote Link は、Zenfone GO で Wi-Fi もしくは Bluetooth が搭載された Windows PC をワイヤレス経由で操作するツールです。
Windows 10 PC でも動作します。
Zenfone Go をワイヤレスで接続すると、PC から Zenfone Go の画面をマルチタッチジェスチャー式のタッチパットとして使用することができるようになります。
そのほかに、スライドを簡単に制御できる PPT モードや Windows Media Player の制御、そして電源の制御をおこなうことができます。
Zenfone Go の画面をタッチパットとして使用することができる
Bluetooth で接続したい場合には、Zenfone Go を Windows PC とペアリングします。
Bluetoothで接続したZenfone GoをWindows 10 PC でタッチパットとして使用する
画面の拡大や縮小、2 本指で Web ブラウザーの画面をスクロールしたりなど、便利に PC を操作することができます。
PPT モードではポインターとして利用することができます。
ブルーライトモードで目に優しく
Zenfone Go には、長い時間眺めることで目の負担になるブルーライトを軽減してくれる機能が備わっています。
ブルーライトは、疲れ目やかすみ目、睡眠の質に影響を与える恐れがあるといわれています。
標準ではクイック設定パネルに表示されている[ブルーライト軽減フィルター]
ブルーライトモードで画面を見たい場合には、クイック設定パネルに表示されているアイコンをタップします。
ブルーライトフィルターが有効になると、画面が若干暗がりになり、明るさが和らぎます。
PC メガネを使用しなくてもブルーライトを軽減することができます。
長時間画面を眺めていても、疲れが抑えられるような感じがします。
ブルーライトモードで疲れ目しらず
就寝前などに使用する場合には、ブルーライトフィルターを有効にして使用してみましょう。
目の疲れが軽減して、眠りにつきやすくなるはずです。
スマホの操作が不慣れな場合は簡単モードで便利に使用しよう
スマホの操作が不慣れなお年寄りには、簡単モードで使用すると操作が楽になります。
直観的に操作ができるようになる簡単モード
簡単モードをオンにすればアイコンが大きく表示されるようになる
簡単モードをオンにすることで使用したい機能を直観的に呼び出すことができるようになります。
大きなアイコンで使用したい機能を直観的に呼び出すことができる
アイコンを削除したい場合にはえんぴつのアイコンをタップします。
キーボード操作が苦手なら手書き入力を活用してみよう
文字の入力をおこなうキーボードが苦手。
そんな方は手書き入力を試してみましょう。
指先でひらがなや漢字を描いて入力することができるようになります。
手書き入力を活用してスマートにスマホを楽しもう
手書き入力ができるようになるアプリは Play ストアから入手することができます。
今回は Google手書き入力をインストールしてみます。
[手書き入力]などで検索すると[Google手書き入力]が見つかる
ホーム画面に[Google手書き入力]のアイコンが追加された
キーボードに Google手書き入力が使用できるように設定をおこないます。
設定のユーザー設定にある[言語と入力]をタップします。
キーボードと入力方法の[現在のキーボード]をタップして表示される[キーボードの変更]画面で[キーボードの選択]をタップします。
キーボードと入力方法画面に表示されている[Google手書き入力]をタップして[ON]にします。
再度現在のキーボードを表示させるとキーボード変更画面に Google手書き入力が表示されているはずです。
[Google手書き入力]を選択できるようには[キーボードの選択]でおこなう
キーボードに表示されたら日本語の[Google手書き入力]を選択する
初期設定で使用する場合の手書き入力のコツは、間を置かないようにして続けて文字を描きます。
入力の確定が早いと感じた場合には、ホーム画面の Google手書き入力のアイコンをタップして、右上のメニューから設定画面を表示させます。
設定の自動選択のバーを調整して数値を増やすと選択までの時間に余裕が出ます。
自分に合った数値を調整してみましょう。
設定の[自動選択]の数値を増やすことで選択までの時間に余裕が出る
キーボード操作が苦手でスマホを敬遠していのであれば、ぜひ一度、手書き入力を試してみてください。
利用方法がひろがるはずです。
忘れてないけないことを手書きでメモしよう
その日におこなわなくてはならないことや、買い物リストなど、ちょっとしたことを書きとめたい場合にはクイックメモを活用しましょう。
クイックメモはすべてのアプリ画面で見つけることができます。
メモはピンのアイコンをタップすると画面に貼り付けることができます。
[ピン留めの設定]で[常に表示する]を選択するとロック画面にでも表示される
手書きで簡単にメモを残すことができるクイックメモ
そのほかに、すべてのアプリ画面で音声レコーダーを見つけることができます。
メモをするのが面倒な場合には、声で大切なことやちょっとしたことを残すことができます。
便利なツールがたくさんあるので便利に活用してみましょう。
手書きで使えるデジタルノート
設定の ZenUI アプリの更新で見つけることができる ASUS SuperNote は、手書きで作成できるデジタルノートです。
手書きのメモだけではなく、その場で撮影した写真や動画、音声などを挿入できます。
また、入力はキーボードや、ペンで直接書き込んだりすることができて、イメージをわかりやすく簡単に書きとめることができます。
そのほかに、クラウドアカウントと連携させてクラウドストレージにノートブックを保存できます。
Zenfone Go をノートとしてビジネスや学習の場で便利に利用することができるようになります。
ASUS Zenfone Go(ZB551KL)をデジタルノートとして使って見よう
大切なイベントを見逃さない
忙しさから、ついつい友人の誕生日など、大切なイベントを見逃してしまったという経験も少なくないことでしょう。
アプリの ASUS What's Next を使えば、予定や VIP グループ、天気予報の通知をまとめて確認することができます。
大切なイベントをまとめて確認することができる ASUS What's Next
ASUS What's Next は標準ではインストールされていないので、追加する必要があります。
設定のシステムにある[ZenUIアプリの更新]から見つけることができる
What's Next でホーム画面に通知情報を表示させたい場合には、ウィジェットを追加します。
ホーム画面の下にある真ん中のアイコンをタップしてすべてのアプリ画面を表示したら[ウィジェット]をタップして一覧を表示させます。
What's Next の表示はウィジェットで提供されている
ウィジェットの大きさは変えることができます。
見やすい大きさに変更しましょう。
天気予報は、その日の天気や気を付けなくてはならない予報が表示されるので便利です。
ロック画面に天気の注意が表示されるとわかりやすく確認できて便利
アプリの連絡先に登録されている連絡先をVIP グループに登録した場合は、誕生日などの通知がウィジェットに表示されます。
アプリのカレンダーに作成されている予定も表示されます。
ウィジェットにカレンダーに作成されている予定が表示されている
ウィジェットに集約されて表示されたイベントは、見やすく確認しやすいです。
これで、大切なイベントを見逃すことはないでしょう。
子供に安心して使わせることができます
キッズモードを使うことで子供が Zenfone Go を楽しく、そして安心して使うことができるようになります。
子供が楽しく安心して使用することができるようになるキッズモード
キッズモードは[設定]の[ユーザー設定]にあります。
[キッズモード]をタップして設定をオンにします。
キッズモードがオンになると、スマホにインストールされているアプリや設定などへのアクセスが制限されて指定したアプリしか利用することができなくなります。
そのほかに、遊ぶことができる時間を指定して制限することができます。
キッズモードでは子供に不適切なウェブサイトへのアクセスを制限することができる
また、キッズモードがオンになっている状態の着信通話を禁止することもできます。
キッズモードを終了させたい場合にはドアのアイコンを、設定を変更したい場合には親子のアイコンをタップします。
UV対策で美肌スキンケア
Zenfone Go に標準でインストールされているアプリの天候は、現在の天気から週間予報、降水確率に湿度などにくわえて、日没や体感温度など、天候に関するさまざまな情報を確認することができます。
また、警報などの通知がある場合には、通知領域にアイコンが表示されます。
警報には紫外線がの状況が含まれていて、強い紫外線が降り注ぐ場合には通知が表示されます。
紫外線は肌の美容にとっては大敵です。
また、目にもダメージをあたえます。
アプリの画面では、UV レベルやアドバイスが表示されるので、その日のお肌危険度がわかります。
UV レベルが高い日にはしっかりと対策をおこなってお出かけください。
その日の紫外線の状況に応じて UV ケアをおこない美肌を目指しましょう。
思い出を魅力的に演出
撮りためた写真を Photo Collage を使って魅力的に演出してみましょう。
Photo Collage は、ホーム画面の ASUS にあります。
複数の思い出の写真を一枚の写真にコラージュしたり自信の一枚を雑誌の表紙のように飾ったりできる
グリッドではでは複数の写真を一枚の写真にコラージュすることができる
グリッドのサイズなどを変更したりテキストを追加したり魅力的な写真に仕上げよう
オレンジ色のアイコンをタップすると保存されさまざまなサービスに共有することもできる
また、一日の終わりが近づいてくつろいでる頃にアプリの MiniMovie から通知が来るはずです。
MiniMovie でその日の思い出をビデオにまとめてみよう
写真を撮りためて保存しておくだけではもったいないです。
魅力的な演出を加えて、思い出をさらに深めてみてはいかがでしょうか。
いざというときに便利な緊急速報メールを受信する
Zenfone Go は、気象庁が配信する緊急地震速報などの緊急速報(エリアメール)を標準で受信することができます。
SIM カードを装着して緊急警報の設定をオンにすると各種緊急情報が受信できるようになります。
緊急速報の受信はメッセージアプリでおこないます。
[緊急アラート]の[緊急アラート]をタップして設定することができる
[緊急速報の設定]チェックボックスがオンになっていれば受信される
システムを最新の状態で使用する
Zenfone Go が常に安定して使えるように、システムを最新の状態に保ちましょう。
最新の状態にするには、ホーム画面の Smart Tools にある[システム更新]でおこないます。
5 月 13 日現在の最新のビルドは、[LMY47V.JP_Phone-13.2.8.11-20160427]です。
このビルドでは、カメラの性能の改善と各種アプリがアップデートされます。
また、端末が初期化されると ASUS 純正のメールアプリが削除されるので、代わりに Google の Gmail を使用することになります。
ASUS 純正のアプリを使用している場合には注意しましょう。
[システムの更新]では現在のビルド番号の確認や新しい更新の確認をおこなえる
標準では、自動的にダウンロードしない設定になっているので、手動で確認する必要があります。
常に最新の状態にしたい場合は、[システムアップデート設定]に適切な設定をおこないます。
アップデートする際には、表示される注意事項をよく読み慎重に作業を進めていきましょう。
あわせて使用してみたいアクセサリー
Zenfone Go 専用のケースの ViewFlipCover というものがあります。
画面側には円形状の窓がデザインされ、View Flip Cover を閉じた状態で電源ボタンを押すと、対応するアプリがデザインにあわせて表示されます。
また、窓の中をスライドすることで、アプリの切り替えができます。
設定の端末には、View Flip Cover の設定がおこなえる[ASUS Cover]が標準で用意されています。
デザインにあわせた時計を表示させたりタップした場合の動作が設定できる
URL:ASUS ZenFone Go (ZB551KL)専用 View Folio Cover ブラック
URL:ASUS ZenFone Go (ZB551KL)専用 View Folio Cover アクアブルー
あわせて使用することで、さらに便利に Zenfone Go を使用することができそうになる素敵なアクセサリーです。
そのほかに、カードサイズの大容量モバイルバッテリー ZenPower など、Zenfone シリーズを便利に使うためのアクセサリーが用意されています。
多彩な機能で性能も十分
低価格ながら、CPU にはクアッドコアが採用された十分な性能と多彩な機能を備え持ったバランスのとれたよいスマホです。
いわゆる格安スマホと勘違いされるかもしれませんが、Zenfone Go はそうではありません。
安い価格ながら、それ以上の性能や機能が備わり価格以上のお得感と満足感を得ることができる製品に仕上がっています。
動作はスムーズで、通話やカメラ、SNS など、一般的な利用ではまったくストレスを感じることはないでしょう。
ZenUI で統一された操作画面やアプリはわかりやすく使いやすいので操作についてもストレスを感じさせません。
また、直観的な操作をおこなうことができる簡単モードやキッズモードに変更することで、お年寄りやお子様でも、安心して楽しく使うことができます。
レビューにもあるとおり、多彩な機能で生活を便利に変化させてくれるはずです。
そのほかに、ZenUI で統一されるアプリが多数用意されていることも魅力のひとつです。
手書きでサッとメモをすることができるクイックノート、撮りため思い出の写真を魅力的に演出することができる Photo Collage など、簡単で便利に利用することができる魅力的なアプリを Zenfone Go とともにぜひ活用してもらいたいです。
そして、音声レコーダー、FM ラジオや懐中電灯などの多彩なツールが搭載されています。
価格のみならず、多彩な機能が充実していることも Znefone go の大きな魅力だと思います。
5 月 11 日まで
気になった点は、写真撮影の機能です。
シーンによって、きれいな写真を撮影したい場合には、手動で設定の変更が必要がありました。
暗がりの室内などで料理を撮影するグルメモードなど、魅力的な写真を撮影することができる撮影モードの充実など、今後に期待したいと思います。
5 月 11 以降
カメラの機能が改善されたアップデートが、5 月 11 日前後に提供が開始されました。
オートの撮影がしやすくなったと感じます。
オートの撮影時に、ホワイトバランスの設定がオートになっていても、シーンにあった色合いが再現されているように感じます。
まずは、ホワイトバランスをオートにした状態で色合いを確認したのちに、明るさや ISO の値を調整して好みの色合いにするとよいです。
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購入金額
0円
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購入日
2016年04月19日
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購入場所
ASUS イベント運営事務局
プレカリアート真面目明さん
2016/05/07
そして、なにせASUSというブランドの良さw
うらやまCですねw
tomoさん
2016/05/07
ASUSなかなか頑張ってると感じます。